鉄道ファンなら必見、そうでなくても子供から大人まで楽しめる鉄道フェスティバルが開催されていることをご存知ですか?兵庫県川西市にあり、川西能勢口~妙見口・日生中央を繋いでいる能勢電鉄でも毎年春と秋に能勢電レーイルウェイフェスティバルが開催されています。
能勢電鉄の鉄道フェスティバルは春と秋
能勢電鉄はもともと日蓮宗の関西における総本山・能勢妙見宮への参詣者と能勢地方の産物の輸送を目的として整備されました。今ではベットタウンとして開発された日生中央や沿線の住民の足として多く利用されています。
能勢電鉄では1994年「鉄道の日」の制定を受け、1999年からレーイルウェイフェスティバルをスタートし場所やスタイルを変えながら今年で19年目を迎えます。
開催時期は春は4月下旬、秋は10月下旬~11月上旬と年によって開催日が異なりますが、開催時期が近付くと駅や電車内の広告、HPで情報が公開されます。能勢電鉄の本社に併設されている平野車庫にて10時~15時の時間帯で開催されます。子供が楽しめるコーナーが多く設けられ、意外と穴場のフェスティバルなので子連れで毎年訪れています。
能勢電鉄の鉄道フェスティバルのお目当ては
我が家はだいたい開始と同時に会場に入れるように行きますが、そのお目当ては来場者プレゼント。ペーパー製の駅長帽や能勢電で運行されている電車の鉄道カードがもらえ、人数に制限がありますが毎年デザインが変わる電車をモチーフにした紙製名札が作ってもらえるので子供のテンションは入場直後から上がります。
お祭りでは子供が楽しめるお楽しみコーナーとしてプラレールの運転会、ミニ電車の運行、ゲームコーナーがあります。ミニ電車は無料で何回も乗れますが、子供のみの乗車になるため親から離れても大丈夫な年齢になってからの乗車がおすすめです。
我が子も2歳の時にミニ電車デビューし、乗るときは平気そうでしたが電車が戻ってくると大泣きで以後あまり乗りたがらなくなりました。ゲームコーナーは有料ですがプラレールを利用した行先当てゲームなど鉄道会社ならではのアイデアがちりばめられたゲームになっていて、能勢電の職員の方が楽しく盛り上げてくださいます。
そのほかにも当日先着で車掌体験や小学生限定ですが運転シミュレーション体験が出来るコーナーもあります。実際の電車を使って扉の開閉ができたり運転手気分が味わえるとあって毎年大変人気ですが我が家も一度は子供に経験させたいと狙っています。
能勢電鉄の鉄道フェスティバルグッズは売り切れ?
おにぎりや焼きそば、ジュースなどのお店も出店されていてお昼にお腹が空いても安心です。ただし人気がある商品は早くに売り切れてしまうことと、休憩スペースが狭いので注意が必要です。全体的に会場が狭く時間によっては混雑することと、休憩場所も少ないことは難点ですがその分短時間でもギュっと楽しめるので気軽に出かけられるフェスティバルだと思います。
能勢電グッズや、普段は購入出来ないような過去に能勢電で使用されていた車両部品も販売されていて、鉄道好きはもちろん普段電車にさほど興味がない人でも心をくすぐられる商品が沢山あります。購入に制限があるようですが毎回開始直後には人だかりができ、レアなものはあっという間に売り切れてしまうようです。
ちなみに、トップの画像はキャラクターののんちゃんです。ぴょんちゃんはうさぎです。
鉄道フェスティバル
会場:兵庫県川西市平野一丁目35番2号
電話:能勢電鉄株式会社 072-792-7200