新潟県は森林と山が多く、ありとあらゆる温泉で紅葉が楽しめます。その中で「蓬平(よもぎひら)」温泉は隠れ宿的存在で、山の中にあります。春の桜、秋の紅葉、どちらも絶景で素晴らしいです。
蓬平温泉の紅葉の見ごろは?
紅葉が楽しめる時期は…10月下旬から11月中旬頃まで。(11月下旬も紅葉は残っていますが、すでに積雪がある可能性がありますのでご注意ください。)
旅館は…
・和泉屋(いずみや)旅館
・基本的に宿泊で温泉利用
・日帰りでの利用も、予約が必要です。
日帰りは個室を10名以上で予約できるが、電話で交渉して8名で利用したことがあります。
蓬平温泉の和泉屋は宿泊も日帰りもOK
和泉屋旅館のお湯は、まるで化粧水のようにとろんとろんしてるのが特徴です。新潟県の特に中越地方の女性に大人気のお湯で、早めに予約しないと宿泊・日帰りともに満杯になってしまいます。山の傾斜に建てられた温泉旅館で、まわりは大自然です。露店風呂からはもちろん、旅館内の窓から絶景が見られます。とにかくお湯の質がいい!肌がつるんつるんになります。
和泉屋温泉は長らく愛されてきた宿ですが、15年前の「中越大震災」でかなりひどい被害を受けました。しかし、ファンが多いことから閉鎖はせず、和泉屋の女将が全力でリニューアルオープンしたことで有名です。リニューアルしてからは、ますます人気宿になり、休日前と休日はなかなか予約が取れません。駐車場での対応も良く、雨や雪の日には傘でお迎えに出てきてくれることもあります。玄関口には大きな池があり、小千谷市や堀之内など、新潟県中越地方の名物「鯉」がたくさん泳いでいます。
蓬平温泉から山古志村へドライブも楽しい
山古志村へのアクセスが良いので、和泉屋を利用したときには山古志にドライブに行くお客さまが多いようです。山古志はなんといっても日本の原風景、「棚田」がすごいです。他には、山古志名物「闘牛」、村の人々が観光のために飼っている「アルパカ」が有名です。
アルパカは、中越大震災の後、アメリカコロラド州からプレゼントされました。寒さに強いため、豪雪地帯山古志村でも元気にすくすくと育ち、子孫がたくさん増えています。アルパカへの餌付けが特に子どもさんに人気です。土産物としては、新潟県中越地方の名産が多く取り揃えられています。秋であればキノコ類やくるみ等がたくさんあります。山古志のアルパカのぬいぐるみや靴下、トキ(という鳥)の茶菓子等が子供さんに人気です。
蓬平温泉へアクセスは?
高速は関越自動車道、「小千谷IC」か「長岡IC」で下ります。そこから車で40分程度。新幹線なら、上越新幹線「長岡」下車です。和泉屋旅館は大小のバスを持っているので、ある程度の人数であれば送迎してくれます。詳しくは予約前に和泉屋のスタッフに聞いておくと安心です。