2016年の12月に、兵庫県北部に位置する城埼温泉へ家族で旅行出かけました。この温泉は、1400年の歴史があり日本でも知られる観光地になります。場所柄、冬場は雪が多く降る事が多いですが、旅情を感じれる雰囲気が最高です。城埼温泉は、旅館やホテルが約100軒立ち並び他府県から宿泊をしに来ます。
城埼温泉には7つの湯がある?
私たち家族は、宿泊費用が安めの旅館を探していた所、お一人様11550円で泊まれる旅館を選びました。城崎温泉の中心に位置する宿泊所は、温泉地らしい外観をしていて休日の朝11時に到着しました。
近くには、川が流れていて柳の木が数本ある光景は、城埼温泉に来た実感を得られます。宿泊した日数は1泊2日になり、普通の和室でノンビリ過ごす事が出来ました。旅館には、貸し切り露天風呂が備わっていて45分2160円で利用出来るようです。
しかし、城埼温泉は、7つの外湯が有名なので夜は、外で入浴を楽しみました。7つの外湯は、それぞれ効能、成分が違い平均料金は600円になります。また、7つの外湯全部を利用できるチケットは「ゆめぱ」といい、大人1,200円、小人600円で購入で販売されています。各外湯の窓口にて販売でされているので、1日くるっと回ることができます。
七つの外湯めぐりは、外湯共通情報として、「泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉」「温度は42℃」です。「効能は神経痛・筋肉痛・うちみ・慢性・消化器病・痔病・疲労回復 他」と、この時気づけばよかったのですが…それは、のちほど。
それぞれの湯にキャッチフレーズがあり、駅舎温泉のさとの湯は「ふれあいの湯」でした。他にも、一の湯は「合格祈願・交通安全、開運招福の湯」、御所の湯は「火伏防災・良縁成就、 美人の湯」といい、まんだら湯は「商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯」、地蔵湯は「家内安全・水子供養、衆生救いの湯」とわかりやすく、鴻の湯は「夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯」。柳湯は「子授安産、子授けの湯」と歌われています。
気を付けたいのは、それぞれの湯によって定休日が異なるので、お気を付けください。私たち家族が利用した外湯は、まんだら湯になり、和風な建物が特徴です。
城埼温泉の7つの湯のうちの1つまんだら湯は商売繫盛
このまんだら湯は、浸かる事で商売繁盛に繋がる御利益があると昔から言われているようです。利用の仕方は、受付でお金を払い服を脱いで湯へ行くだけになります。湯の周りには、重厚な石壁が並び温泉らしい作りがされています。
入浴されている人は、40代以上の年齢がほとんどで日頃の疲れを癒しに来ている感じです。湯の成分として、ナトリウム、カルシウムが入っている高温泉になります。効能が多く、神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、痔病、疲労回復、更年期障害などを改善してくれるようです。
しかし、まんだら湯は、結構温度が高く30分ぐらい浸かっていたら軽くのぼせてしまいました。外湯共通情報として、42℃なんです。家では40℃から42℃くらいだったので、高めだな、と思いながら、30分もつかったら湯から出る時フラフラ状態になってしまって。
長く浸かっている高齢者の人達は、慣れているのかなと思うぐらいです。7つの外湯巡りは、城埼温泉では有名ですが、湯の高温に驚いた私は他の湯に入る体力は限界という感じになりました。
城埼温泉の温泉街の名物はカニ?娯楽施設?
そんな城埼温泉は、日本海に近いため日本有数のカニ処になります。旅館で出される料理のカニは、美味しいと評判で名物、看板の食材です。冬場は、カニ鍋、夏場は但馬牛を使った肉料理がオススメになります。城埼温泉近くや、行く途中にはカニ販売所もありお土産に買う人も多いです。
また、温泉街では、湯巡りを楽しむ以外に娯楽施設で遊ぶ事も楽しいです。射的場、スマートボール、飲食店など、夜に利用する人が多く見られます。中でも、足を運べば、絶対して欲しいのが射的場になります。この娯楽は、温泉街ならではの遊びになり、空気銃で商品を撃ち落とすシンプルさが面白いです。
商品は小さな置物になり、私は2回続けてするほど嵌りました。商品の中には、大きな置物もあり3回ぐらい連続ですればゲット出来ます。そして、夜の城埼をそぞろ歩きをするなら、旅館に置いてあるゲタを履く楽しさを味わえます。ゲタは、温泉でしか履く事はないぐらい貴重でありまさに、城崎温泉の風情を楽しめるはずです。
城埼温泉へのアクセスは?駐車場は?
この城埼温泉は、兵庫県北部地方の最北にあるため、交通手段は車か電車になります。私たち家族は、車を利用して片道約2時間ぐらいで到着する事が出来ました。住んでいる場所が、南部地方の姫路市になるため中間部の和田山まで高速道路を使う事になります。25年から30年前ぐらいは、高速道路が作られている途中でしたが、長い距離が完成したため交通の便が良くなりました。
温泉街に着くと、野外のコインパーキングがいくつかあり時間制で利用が出来ます。城埼温泉は、他府県、遠方からも訪れるため車の利用も多いです。しかし、昼間までに到着すれば、駐車場は空いている事が多くなります。県内の人なら、昼間までに行けるので車でも安心して利用出来ます。
また、冬場に足を運ぶ人も多い城埼温泉は、積雪の時期があるので注意が必要です。もし、雪でスリップなど危険がある場合は、電車の播但線を利用すれば良いです。電車の旅も人気があり、ノンビリした温泉旅を楽しむ事が出来ます。