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イベント

利永のメンドンは毎年1月の第三日曜日?

鹿児島県指宿市山川町の利永地区で催される行事です。伊勢講のメンバーが奇妙な扮装して「メンドン」として現れます。メンドンは祭りに参加する大人や子供構わず、捕まえては先端に炭を塗った大根で顔中を塗りたくります。終わる頃には参加者の顔中が炭だらけという非常に珍しい祭りです。鹿児島県指宿市は2000年代に入ってから温泉地や大河ドラマのロケ地

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ロケ地としても有名?炭塗られる??

として全国的に知られるようになりました。もっとも有名なのは砂蒸し風呂でしょう。温泉が海沿いに湧いていることから砂浜はの地面の温度が非常に高いため、砂浜に寝転んでその上に砂をかけてもらうと心地よい温かさで体中の悪いものが抜けていくようです。その中で山川町は実は鰹節で有名で全国でも2番目に生産量が多く、また伝統的な製法を残しています。ま

た、海に面していますが、その地形はまるで鶴が羽を広げているような形になっており、嵐に巻き込まれないように船が逃げ込むのに最適な形をしています。余談ですが、質の良い鰹節は削る前はダイヤモンドもかくやというほど硬く、割ってみると中身はルビーのような綺麗な色をしています。自分で削って食べるとその味には感動を覚えることうけあいなので、一食の価

値ありです。さて、メンドンの話に戻りますが、この祭りは外来者がわかりやすく楽しめるような形式ではありません。露店や花火などのわかりやすい楽しみポイントはないのが逆にこの祭りの特徴と言えるでしょう。この祭りの中でもっとも盛り上がるポイントはメンドンが参加者を追いかけ回して、捕まえては顔中を炭で塗りたくる所です。メンドンの中身は地元の消防

士さんなど若者が変装しています。そのメンドンが子供たちを追いかける姿は微笑ましいを通り越して奇妙にすら映りますが、参加者は本当に楽しそう。中学生くらいの男の子とメンドンの追いかけっこは非常にスリリングで道路はもちろん、畑の側道や地元の家の中を走り回ります。なんとか逃げ果せようとする子供たち、追いかけ回すメンドンの勝負は他の祭りにない独

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特の景色です。一度炭を塗られると以降はメンドンも許してくれるので、街中をメンドンたちとともに歩き回ります。古い家の軒下には収穫した大根が鈴なりになるように干されており、鹿児島市内の都市部でも滅多に見られない光景が広がっています。

 

落とすの忘れずに!

メンドンがほぼ全員の参加者に炭を塗ったらそれで終わりではありません。主催の方のご好意で近くの公民館での打ち上げに参加させてもらいました。鹿児島は何と言っても焼酎の国です。のっけから芋焼酎とお湯わりのセットが出てきて煮物が振舞われます。地元の方が今年も盛り上がったという話や年配の方からどのような思いで祭りを行なっているかなどお話を伺う

ことができました。自分の顔が炭だらけということも忘れて飲み食いしてお暇して、鹿児島市内に戻りました。一緒に行った人と別れてホテルまでの道を歩いていると奇妙なものをみるような目で見られていて、「顔に何か付いているかな?」と焼酎で重くなった頭でぼんやり考えながら帰っていました。いざホテルの洗面所で顔を見ると、すっかり忘れていましたが顔中が
炭だらけ。これは確かにみんな変な目で見るよねと納得しつつ顔を洗って終了でした。

 

アクセスは?

鹿児島県指宿市山川町利永で行われます。山川町までは鹿児島市内から1時間30分ほど電車で南下すると山川駅につきます。海と反対側の山に登るように歩くと利永地区につきますが、車での移動をオススメします。鹿児島市から南に車で1時間30分ほどです。もし困った時は、指宿市教育委員会 社会教育課0993-23-5100にお問い合わせください。

 

まとめ

鹿児島県内には南西諸島から流入したと思しきお祭りが多くあります。メンドンもその一つです。主催者との伝手がある方と知り合いであることなど、参加するのは少しハードルが高いですが、単純にお客さんとしてだけではなくもっと深く地域に入りたい、繋がりたいという方であれば楽しめるかもしれません。

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