谷川俊太郎さんが好きということがまずあります。こ
のイベントを知ったきっかけは主人の知り合いからの
情報です。去年で88歳を迎える谷川俊太郎さんは、二
十億光年の孤独などで知られる詩人。これまでにマザ
谷川俊太郎さん、賢作さんが好き
ーグースの翻訳や絵本のスイミーなどの翻訳も行って
きました。単に詩だけにとどまらず、翻訳や脚本、作
詞なども手掛ける谷川俊太郎さんのお話なども聞くこ
とができるイベントです。彼の息子である賢作さんは
クラシックだけでなくジャズへの造詣も深く、バンド
としても活躍していますが、映画音楽やテレビ番組の
テーマ音楽などもこれまで手掛けてきました。今回の
イベントは谷川俊太郎さんが自らが制作した作品の朗
読を行い、ピアニストである賢作さんは生でピアノの
演奏する講演会です。全国各地で定期的に行われてい
るようですが、和歌山での開始は初めてとのことでし
た。会場は和歌山県立図書館の二階にあるメディア・
アート・センターという場所で行われました。200名
ほどが入る会場であったと思います。そんなに広い会
場ではないので、比較的近くでお二人の顔を見ること
ができるようになっていました。1時間経過したとこ
ろで、休憩15分はさみ、その後1時間程度行うという
形で進みました。図書館のエントランスにあたる一階
の入り口には自動販売機もあり、また休憩できる椅子
やベンチなどもあるため、15分の休憩中はそこで休息
をとる人も多くいました。また、メディア・アート・
センターの入り口辺りではサイン本の販売と、CDの販
売も行われていたので、休憩中に購入している人もい
ました。販売されていた本は比較的最近出版されたも
ので、小さい出版社から販売しているものなのだそう
です。CDの方は3種類くらい用意されていたと思いま
す。楽譜も販売されていて、掲載されている曲を賢作
さんが手がけていたようです。どちらかというと初心
者向けの楽譜だったと思います。賢作さん関連のグッ
ズはサインがされておらず、講演会後に購入者のみ対
象のサイン会が行われるとのことでした。講演会は、
二人が自由な感じで掛け合いをしていて楽しかったで
す。親子ならではの講演会になっていたと思います。
俊太郎さんはこれまでの生い立ちなどを振り返って、
その時にできた詩を朗読されました。賢作さんは基本
的には朗読中に合わせてピアノを弾くということはせ
ず、朗読と別で曲を披露する形でした。曲はクラシッ
クやジャズなどではなく、オリジナルのものが多かっ
たと思います。最後にニューシネマパラダイスで使用
された曲を披露したくらいで、あとはほとんどオリジ
ナルでした。たまに歌を披露されることもありました。
2020年も何かイベントが行われることを願って、とて
も楽しみにしています。画像はイメージです。
アクセスは?参加したのは?
和歌山県立図書館メディア・アート・ホール(和歌山
市西高松1)和歌山音楽愛好会フォルテ 073-422-4225
開催地である県立図書館へは臨時バスなどは設けられ
ていませんでした。なので、JR和歌山駅もしくは南海
和歌山市駅から出ている県庁前経由和歌浦方面行きの
バスに乗り、「高松」という停留所から歩いて行くこ
とになります。だいたい徒歩で3分ほどの距離です。車
で来る方も多くいましたが、図書館の駐車場となるの
で、基本的には公共交通機関を薦めていました。ちなみ
に駐車場は77台まで停めることができるようです。車
で来る場合、周辺の道はかなり狭いところもあるので、
運転はかなり注意が必要です。大型の車だとすれ違いの
際に譲り合いをしなければいけないくらい狭い道もあり
ます。また近くにオークワがあるのですが、そちらに駐
車すると厳重注意をされるので辞めた方が良いと思います。
2019年4月20日14:30開場15:00公演でした。素敵でした。
まとめ
今回のイベントは事前にチケットを購入する必要があ
ります。一般3800円、小学生~大学生2000円
となっており、未就学児は入場自体が不可となってい
るので、注意が必要です。来場していた人の中でも小
学生は多かったように思います。あとは女性客が多く
いたように感じました。全席自由席なので、早めに来
場して席を取る必要がありました。30分前に行った
のですが、すでに長蛇の列ができていて驚きました。
もっと早めに行く必要があったかと思います。アイキ
ャッチ画像は、善福寺川と神田川の合流らしいです。
善福寺川辺り、谷川俊太郎さんお住まいだったそうで
すね。レスペクトです!