地元で毎年のように行っていたのですが、今年は夫と
義母と行きました。小幡藩は織田信長の次男信雄の代
から織田家に治められていた土地で、今も城下町の風
景が現存しています。その城下町を桜舞う中、織田隊
の武将が列をなして練り歩く姿は圧巻です!武者行列
は、出陣式を楽山園で、祈願式を八幡神社で、凱旋式
を甘楽総合公園多目的広場で行ないます。それ以外で
は練り歩いているので、じっくり写真を撮るならそれ
ぞれの式の時が狙い目です。露店は甘楽総合公園多目
的広場が主です。火縄銃の実演も甘楽総合公園多目的
広場で行なわれます。武者行列に地元の子供たちが参
加する事もあって、会場は家族連れが多く、甘楽総合
公園多目的広場ではメインステージ前にレジャーシー
トを敷いてゆったり過ごしているご家族が多いです。
露店がL字型にならんでいるのでその周辺は行き来す
る人で賑わっています。露店は詳しく数えていません
が、20前後は出店していると思います。地元の子供た
ちは小学校を通して武者行列に参加しないかと通知が
来ます。大半の子は思い出にと参加したのではないか
と思います。当日は親が見様見真似で子供に衣装を着
せていくのですが、今思い返せば親の方が大変だった
のではないかと思います。子供たちは列に並んで歩い
ていくだけだったので。最近は、海外の方の参加も多
く、参加してみたい人は事前に申し込みできますので、
申し込んでみてはいかがでしょうか。また、甘楽総合
公園多目的広場では野菜の直売や地元の特産品が並ん
でいます。出陣式が行なわれる楽山園は小幡藩邸の庭
園で、お祭り当時は入場無料で中に入れます。展示や、
庭園、跡地と歴史を感じられる庭園となっています。
道の駅甘楽では地元で採れた野菜や果物などの特産品
の他、姉妹都市イタリアのチェルタルド市からの直輸
入ワイン、食堂では特産の桃太郎ごはんが食べられま
す。桃太郎ごはんは「きび」と「きじ肉」が入ってい
ることから命名されました。桃太郎ごはんのお弁当も
販売しています。八幡神社から歴史民俗資料館までの
間の道は小川が流れ、桜の木が並んでいる通りで、桜
が風で舞い、小川のせせらぎが聞こえるあの穏やかに
時間が流れる感覚をぜひ味わってほしいです。第36
回 城下町小幡さくら祭り「武者行列」4月5日日曜日
開催予定です。画像はイメージです。
アクセスは?駐車場は?
会場は、群馬県甘楽郡甘楽町小幡747-1の甘楽総合公
園です。お問い合わせは、0274-74-3131
甘楽町総合公園田多目的広場近くにも駐車場はありま
すが、午前中の武者行列が練り歩く近辺の道は全面通
行止めになります。武者行列参加者は近くに止めても
支障はないと思いますが、そうでない方は全面通行止
め区域に止めないように注意しましょう。甘楽町文化
会館からシャトルバスも出ているので、混雑を避けた
い人は利用するといいと思います。甘楽町役場も駐車
場として開放されていますが、甘楽町総合公園多目的
広場まで2km以上あるので体力のある人、または散策
しながら歩きたい人はいいと思います。もう少し先に
しののめ信用金庫があるのですが、そこもお祭り当日
は駐車場を開放しています。しののめ信用金庫の少し
先から通行止めとなっています。そこから楽山園正門
の通りとぶつかるまでは一直線に全面通行止めなので
注意が必要です。近場なら雄川を挟んだふるさと館前
の野球場の駐車場が広く、駐車しやすいと思います。
まとめ
楽山園の正門前の御殿前通りや中小路では、武家屋敷
や旧甘楽第二中学校がそれに合わせた建築物となって
いるので、一度見に行ってみてはいかがでしょうか。
また、254号沿いにある「こまつや」というお菓子屋
さんのいちご大福がとてもおいしいです!お祭りに行
くと桃太郎ごはんが食べたくなりますが、帰省すると
「こまつや」のいちご大福が食べたくなります。春先
しか販売していないのですが、いちご大福には珍しい
白餡でいちごの酸味とマッチしてリピーターになって
しまいます。他にもチョコクッキー「ひらり」もやわ
らかな触感で優しい味でいくらでも食べてしまいます。