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温泉

渋温泉に一人旅。湯めぐり手形を1泊2日で?

大雪の予報が出ていた1月中旬の週末、長野県の渋温泉へ1泊2日で行きました。一人旅でした。泊まったお宿は、木造の雰囲気のあるレトロな旅館でした。1泊1万円程度の価格ですが、なんと朝晩お部屋食。渋温泉の宿に宿泊すると、温泉街の中に9箇所ある外湯に入るための「湯めぐり手形」を宿で貸してもらえます。外湯では源泉かけ流しのお湯が楽しめます。

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 九湯の最後の関門は?

歩くのもままならない大雪の中、宿に着くと部屋にはレトロなカバーのかけられたこたつがありました。お部屋には浴衣に丹前、羽織が置いてありました。このような雪深い温泉に真冬に来たのは初めてだったので、このような冬用の寝巻きがあるという事を初めて知りました。外湯にはそれぞれスタンプがあり、専用の手ぬぐいにスタンプラリーができるようになっています。

手ぬぐいは宿で購入できます。1泊2日の間にどうしても九湯を制覇したかった私は、1日目に5つ、2日目朝に4つの湯を回る計画を立てました。足元の悪い中、それでも雰囲気を味わいたくて、宿で出された足袋に下駄を履いて温泉巡りをしました。

9つの湯それぞれ効能が異なり、一番湯は胃腸に、二番湯は湿疹に、三番湯は切り傷やおでき、四番湯は痛風、五番湯は脊椎病、六番湯は眼病に、七番湯は外傷性障害、八番湯は婦人病、九番湯はリュウマチや神経痛に効果があるそうです。温泉は小さな小屋のような作りをしており、洗い場も何もありません。

そのため宿の温泉でまず体を洗って、外湯巡りをスタートすると良いです。外湯の小さな脱衣場の棚に、かき氷のように雪が積もっていたのでびっくりして天井を見上げると、換気のための天窓から雪が吹き込んで来ていました。夜の間にどっかり雪が降り膝下まで雪がつもりました。

2日目の朝はもう下駄で歩ける状態ではなく、浴衣に羽織にスノーブーツという格好で早朝から湯巡り開始。誰もいない早朝の真っ白な温泉街、雪が積もって扉を開けるのに手間取った外湯もありました。夜の間溜まった源泉が熱すぎて、とても入れる温度ではないお湯もありました。

それでも水で埋めつつ、意地で九湯制覇しました。九湯すべてのスタンプを集めた後は最後の試練があります。温泉街の高台にある、「渋高薬師」を参拝して最後の印を受けるのです。通常時でも身構えてしまうような、長い階段の上にある「渋高薬師」ですがこの日は大雪。

人の行き来のほとんど無い神社の階段には腰の高さまで雪が積もっていました。しかし幸い、誰かが通った道筋が残っていて、雪に埋もれながらその道を進みました。そして無事、九湯めぐりスタンプラリーを完成させることができました。

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必須アイテムは?

渋温泉は鎌倉時代には既に湯治場として形成されていたようで、後に武田信玄が音声街として整備され、合戦の際には負傷した兵が傷を癒やす目的でも使われていたそうです。明治時代以降は多くの芸術家に愛される温泉地となり、その影響か今でも大正〜昭和初期のレトロな建物が多く残っており、独特の風情のある街並みを築いています。

渋温泉に来たら是非併せて寄ってほしいのは野猿公苑です!温泉につかる猿の姿が世界的に有名で、外国人旅行者にも人気があり「スノーモンキー」という呼び名も親しまれています。渋温泉駐車場から野猿公苑近くまでのバスが出ています。雪の時期は滑りにくいスノーブーツでの来園をおすすめします。

また可能であれば服もスキーウェアのような防水のものがベター。雪道を歩いているだけで、なんだかんだ前身濡れていました。バスを降りたら、15分程散策路を歩きます。階段や坂道もあり、雪が積もっていると中々骨の折れる道のりでした。それでも温かい時期より寒い時期のほうが温泉につかるお猿さんが多いようですし、やはりスノーモンキーなので雪の時期に来るのが一番良いのではないでしょうか。

猿たちはエサをねだったり愛想をふりまく訳でもなく、かといって人間を怖がる訳でもなく、良い距離感で自然にふるまってくれます。かわいい子ザルたちも近い距離で見ることができます。粉雪が舞う中、温泉を楽しむ猿の姿は必見です。

 

 アクセスは?

この時は長野駅から長野電鉄の「特急ゆけむり〜のんびり号〜」という観光列車を利用しました。車両はロマンスカーで、観光案内のアナウンス付き、終点湯田中駅までゆっくり進みます。途中昭和2年建築の木造の駅で休憩もあり、車内でエリンギ寿司や地ビール等の販売もあり、湯田中駅まであっという間の1時間でした。湯田中駅から渋温泉まではバスで10分ほど。「上林行き」のバスに乗り、「渋温泉入口」もしくは「渋温泉和合橋停留所」にて下車してください。

 

まとめ

大雪が降りましたが、朝晩部屋食だったのでぬくぬくと美味しいものを食べて、温泉三昧で過ごすことができました。一人旅で部屋食なんて寂しくなってしまうのでは?と思っていましたが、ひと目を気にせず、温泉気分を味わってのんびりすることができました。一人旅の温泉部屋食はとてもおすすめです!

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