私がゆっくり出来た温泉は、札幌市中央区にある「北のたまゆら桑園店」です。札幌市となっていますが、実際にあるのは桑園駅の近くです。季節は2018年の5月とまだ少し肌寒い頃でした。混むことを考えて、午前中に行きました。
手ぶらで?タオルは?
大人440円、子供140円、更には幼児は無料というとてもリーズナブルな金額です。日帰り温泉としてとても人気がある所なので、観光客の人もいますが、多くは地元の人です。天然温泉はもちろんですが、ジェット風呂、露天風呂、それにサウナもあります。
それに、フードコートやゲームコーナー、そして喫煙室も完備していますので、老若男女が楽しめる温泉です。” “なんといっても、脱衣場が広いんです。その日は殆どお客さんがいなく、脱衣場にも二人ぐらいしかいなかったので、なんだか貸しきり気分でした。
でも、友人と少し大きな声で話していたら、年配のご婦人から「静かに」と注意されてしまい、少し恥ずかしい気持ちになりました。シャンプーやリンスは自由に使えるので、手ぶらで行けるのが魅力的です。
そして、洗い場がとても広いので、あまり周囲を気にせずに体を洗う事が出来ました。タオルは、レンタルがあるので、本当に手ぶらで大丈夫。バスタオルは確か150円くらい。フェイスタオルは130円くらいでした。もし、違っていたらごめんなさい。
私はタオルを持参だったので(笑)。露天はとても気持ちが良い!んですが、線路が近くにあるので、度々汽車の音がします。友人と会話をしている途中だったりして、何度も聞き直しました。私は割と好きですが、友達はうるさいねって言ってました。ま、響きますし(笑)。
それより個人的には、ちょっとお湯が塩素の匂いがキツかったというのが少し残念です。画像はイメージです。
美味しいのは?お土産は?
なぜ「北のたまゆら」という名前なのかというと、清らかな勾玉が互いに触れ合う時のかすかな一瞬の響きを表しているそうです。食事が出来るスペースもあって、私はここでラーメンを食べるのが好きなんです。
昔ながらのとてもシンプルなラーメンなんですが、食べると子供の頃を思い出すんです。他にももちろん麺類から丼もの、それにデザートととても充実していますので、小さい子からお年寄りまで幅広く楽しめます。それに、この温泉がある桑園駅は札幌駅のお隣です。
美味しいお土産も豊富です。おすすめなのは、札幌駅の中に入っている「わかさいも本舗」というお店です。道民はとにかくこの「わかさいも」が大好きです。修学旅行のお土産には必ず買っていくというぐらいです。
アクセスは?駐車場は?
この「北のたまゆら」に行く時には、私はいつもJRで行きます。車で行っても良いのですが、「北のたまゆら」の場合は、JRの方がとても簡単です。まず、桑園は函館本線を利用します。札幌駅を通りすぎてすぐの所ですので、分かりやすいと思います。
函館から汽車に乗った場合は、汽車で4時間ほどかかります。最近は新幹線の影響で、函館方面から来るお客さんもグッと増えました。新千歳空港からいらした場合は、札幌から乗り換えても行けますし、レンタカーを借りて道央自動車道を使えば、一時間半もすれば着きます。
「北のたまゆら」は、桑園駅から徒歩で10分ぐらいなので、すぐです。広い駐車場を完備していますので、車で来ても大丈夫です。
まとめ
「北のたまゆら」は、観光地にあるような決して派手な温泉ではありません。来店する人も地元の人や道内の人が多いので、温泉というよりは銭湯というイメージを感じるかもしれませんが、逆に地元ならではの空気を感じる事が出来ると思います。
私も、疲れた時にはこの「北のたまゆら」でのんびりする事を楽しみにしています。時おり観光で訪れた人も来ていて、短い交流ですが会話をした事があります。
時には、静かにのんびり過ごしたいという時や、癒されたいという時には、この「北のたまゆら」はとても良い温泉ですし、近くには商業施設も多いので、帰りに寄り北海道のお土産を購入するというのも良いと思います。
都会の近くにありながら癒しの空間が得られるというのは、ちょっと贅沢な生活をしている気がします。土日は平日よりは混んでいますが、それでも中がとても広いので混みすぎているという感じはしませんので、連休などに訪れるのも良いと思います。