和歌山の川湯温泉に何度かいきました。仙人風呂として有名な川湯温泉ですが、私が一度目に訪れたのは8月頃の川遊びを楽しめる時期でした。大阪から早朝に出発し、一路川湯温泉をめざし、遊んで帰るという強硬突破の旅でした。
川湯温泉は日帰りで楽しむ。料金は?
川湯温泉の川のそばには、たくさんの昔ながらの旅館や民宿が点在しており、郷士料理をいただくこともできます。日帰りの場合、基本的に下道でいくため、ガソリン代くらいですみました。川湯温泉に関しては後述しますが、料金は無料で楽しみました。途中、日本最古の湯として知られる、湯の峰温泉に立ちより湯の峰公衆浴場の「つぼ湯」を堪能しました。
公衆浴場ですが、つぼ湯は30分の交代制となっており、大人770円と、雰囲気と泉質から考えるととても安い金額でないかと思います。おすすめの温泉スポットとして、湯の峰温泉のつぼ湯と、川湯温泉をおすすめします。川湯温泉は、12月から2月末まで、流れる大塔川をせき止め、大きな大露天風呂にと返信します。
川が温泉にと疑問に思う方もいるかと思いますが、まさに、河原を掘れば温泉が湧き出るといった状況なのです。私がいった8月では、見た目は普通の川ですが、川岸の岩の隙間に手をあててみると、温かいお湯が沸き出ています。また、スコップをもって行き、河原を掘ってみると、そこには温泉が湧き出てきて、即席の湯舟にと返信します。
温泉は川。川底から暖かいお湯が出てくる感じは、いつもじんわり気持ちよくさせてくれます。川の香りもしますし、気分は最高です!ちなみに、カモも入ってきます。川底は藻があるので、お年寄りやお子様は特に気を付けましょう。8月にいったので、川遊びを堪能し、冷えた体を温泉で温めながら楽しむことができました。
川湯温泉周辺、楽しみ方は?混浴?
夏にはアウトドアを満喫しながら、温泉も楽しめますし、冬には、ゆったり仙人風呂で体を温めることもできます。川湯温泉には川湯共同浴場もあるので要チェックです。仙人風呂の近くに、更衣室は古民家を利用されています。男性の更衣室は正直狭いです。ですが、女性の更衣室は広いそうです。
露天風呂は皆で楽しめますが、更衣室があるのは、とても助かります。道路を渡って、温泉に入りましょう。川湯温泉からほど近いところに湯の峰温泉があります。昔ながらのこじんまりとした温泉の景色なのですが、熊野古道が世界遺産になり、そのそばにあるこの湯の峰温泉も、知れ渡ることになりました。
湯の峰温泉の歴史は古く、開湯はなんと1800年と言われています。昔には、熊野詣の途中に、この湯の峰温泉の湯につかり、湯垢離を行っていました。このように、昔ながらの情緒あふれる温泉街をふらっと散策してみるのも楽しみの一つになるでしょう。
また、温泉の湯筒があり、近くの土産物屋さんには、卵や野菜が売っているので、それらを買って湯筒につるし温泉卵を作って食べるのもいいでしょう。
川湯温泉アクセスは?交通規制は?
日々の喧騒を忘れ、疲れをいやしてくれる湯の峰温泉や川湯温泉ですが、いくには少し大変です。近くに電車が通っていないので、自家用車か高速バスを利用していくといいでしょう。高速バスであれば、紀伊田辺から高速バスで約2時間ほどで到着します。
自家用車もひたすら下道を走ることになります。狭い山道を通る場所もあり、落石などで工事をしている場合があるので、行く前には必ず市区町村に、交通規制がかかっていないかのチェックはしておく必要があります。湯の峰温泉も、川湯温泉も駐車場はあります。
現地までのアクセスは大変ですが、それ以上の価値がある温泉地といえるでしょう。できるのなら、現地で一泊ゆったりとすごすプランにするのがおすすめです。冬の風物詩として、ニュースなどでは仙人風呂を見かけることがありますが、夏に川遊びとともに温泉を堪能することができるのはまさに一石二鳥といえるでしょう。
まとめ
ちなみに、この仙人風呂は、仙人が出てきそうな程、山深い場所にある温泉という意味と、千人も入ることができる温泉という意味が含まれています。冬の時期に訪れるのもよし、夏の時期に川遊びやキャンプなどレジャとともに温泉につかりにくるのもいいでしょう。
また、山深い場所にあるため、夜の空は星1面で埋め尽くされており、誰しもが感動することと思います。熊野古道が世界遺産となった今、レジャーに温泉に、熊野古道も堪能し、熊野神社にお詣りするといった旅行プランもおすすめしたいところです。