氷室神社の起源は奈良時代で、その時代の平城七朝の氷室と深く関係した神社で、現在でも氷に関係する企業や仕事の方の信仰を集めています。氷室神社ではこうした背景の中で、夏にはかき氷を提供し、参拝者が献氷してお下がりを頂くと言った事も行っています。また近年では奈良市内にはかき氷を売りにする飲食店やカフェが増えており、氷室神社とタッグを組み、か
かき氷?氷の神様がお坐りに?
き氷で街おこしに一役かっています。この一環として関西各地の有名なかき氷を提供する店と氷室神社が協力して数年前からひむろしらゆき祭としてイベントを開催する様になったものです。氷室神社は枝垂れ桜は有名で、その時期には訪れる人が多いですが、普段は訪れる人も少なく、奈良公園を散策していても気付かないほど、ひっそりとしています。従って、氷室神社
でイベントがあるからと言って、そのために露店が出る事はありません。しかし、奈良最大の観光エリアで、しかも開催日が5月の連休中のため、各所に露店も見られ賑わいはありました。神社を会場として献氷の神事が行われますが、かき氷の提供は東大寺前の公園を東に突き当たった所にある、「奈良春日野国際フォーラム甍 別館」で開催されます。有名なかき氷を
頂くイベントとして捉えても良く、出店するかき氷店の氷はしらゆき祭のHPから前売り券を購入できるので、お気に入りのかき氷の前売り券を購入して、確実にかき氷をゲットされると良いでしょう。気候の良い季節に、奈良公園周辺に散策に出かける気分で、しらゆき祭に参加した事があります。神事ぽいのは献氷と、氷室神社から奈良春日野国際フォーラム甍まで氷を運
ぶ純氷道中程度です。純氷道中について奈良春日野国際フォーラム甍に行き、そこで前売り券を購入していたお目当てのかき氷を頂きました。この氷室神社のしらゆき祭のために、奈良まで出向くほどのイベントではありませんが、奈良公園近辺を散策するついでに、この祭りに参加すると言った方が良いイベントと思います。奈良春日野国際フォーラム甍は、大きな会議が
2019年は?
行えるようなイベント会館ですが、その庭園は一般に開放されているので、手入れの行き届いた庭園を見学されるのもお勧めです。2019年のか き 氷 奉 納は、3月23日(土)24日(日)の二日間です。時間は、8時15分から夜の8時45分です。 純氷道中は、3月23日(土)氷室神社出発は朝の9時 甍別館にて法要で9時20分です。ひむろしらゆき祭は、チケットを購入しな
いといけないので、PASS MARKETで購入できます。前売り販売なので、3月1日 午前0時から3月10日午前0時に購入しましょう!それと、店舗それそれ提供時間帯も別です。両日共通なのは、10:00から12:00、13:00から15:00、15:00から17:00という感じですね。両日とも、7店出店されるので、満喫しましょう!
アクセスは?
ひむろしらゆき祭は平成30年は5月の連休に行われ、氷室神社は興福寺・東大寺・春日大社と言う観光客が最も多いエリア内にある為、近隣の駐車場はすぐ満車となるため、電車利用をお勧めします。氷室神社は、奈良市春日野町1-4です。お問い合わせ先は、氷室神社電話 0742-23-7297です。奈良春日野国際フォーラム甍別館は、奈良市雑司町469です。氷室神社は近
鉄奈良駅から東に向かい、県庁前を通過し、東大寺大仏殿に向かう際に左折するすぐ手前にあります。道を挟んだ反対側には奈良国立博物館がある辺りに位置します。バス利用も可能ですが、徒歩で10~15分でそれほど遠くないので、混雑するバスより徒歩がいいですね。
まとめ
奈良市内のカフェ等を始めとし、関西各地の有名店が、その店の定番のかき氷や、しらゆき祭限定のかき氷を提供されます。最近、かき氷の人気はうなぎのぼりで、ファンにはたまらないイベントと言えます。興福寺・東大寺・春日大社等を散策する楽しみと、このイベントを合わせて楽しまれるのがお勧めです。また氷室神社について少し補足しておきます。氷室神社の枝
垂れ桜については先にも触れましたが、奈良公園周辺で最も早く咲く桜として有名で、少し弱って来ていますが、立派な木が何本かあります。春に奈良を訪れた際には、立ち寄ると良いでしょう。また氷室神社では、夏には拝殿周辺にはミストが噴射され、社務所でかき氷(イチゴ、みぞれの素朴なものです)を購入し、それを拝殿に供えて献氷し、そのお下がりを頂け
ば、猛暑の中に一服の清涼を味わえます。夏の奈良を訪れられた際には、献氷体験に立ち寄られるのもお勧めです。画像はイメージです。