tanoshigoto.tokyo!

東京から、みなさまの経験したこと分かち合いたいので発信中。

温泉

蓮華温泉へ登山ルート、どのくらいかかる?7つの温泉、営業期間は?

 

二年前の夏季シーズンに北アルプス北部に位置するところをトレッキングをかねて蓮華温泉に行って参りました。北アルプスの白馬岳(白馬三山)の中腹には白馬鑓温泉と言う著名な高山温泉もありますが、こちらの温泉は登山者専用の温泉と言ってもよく、何しろ急坂を歩くこと4時間から5時間もかけてようやく到着するところです。一方、これから紹介する蓮華温泉は、山深い山中の温泉ですが、夏季のみになりますがJRの駅から定期バスが運行されていて、概ね、一時間で到達できる雲上の展望絶佳の温泉で、その温泉も殆どが野趣あふれる露天風呂なのです。

スポンサーリンク

糸及川の蓮華温泉へ登山者の宝

其の蓮華温泉は、実は新潟県の糸魚川市域に入る温泉地ですが、往来するのは長野県北部の小谷村になります。何しろスケールの大きな雰囲気の温泉であり、やはり登山者に愛される温泉でもあります。

標高が1500mちかくもあり、白馬岳から白馬北部三山の登山口に当たる一軒宿の温泉で、一軒宿の白馬岳蓮華温泉ロッジという旅館があります。 北アルプスの山岳地いっかくである北端の雪倉岳、朝日岳に対峙しています。

源泉地帯には4つの野趣あふ露天風呂があり、この場所こそ間近に迫る北アルプスの大展望は他に類がないとも言われています。 雪倉という名の通り、特に6月下旬の残雪期のおいては、その雄大な山容を眺めながらの温泉の浸かることは無常の喜びでもあるでしょう。

 

蓮華温泉へ登山ルートは?どのくらいかかる?

この蓮華温泉へ向かう先に記した定期バスを利用しないで登山者の下山コールとしては、白馬岳を極めて尾根道のルートを北に辿り、白馬大池から向かう方法ともう一つは栂池高原から尾根を乗っ越して白馬大池へ至り、蓮華温泉へ向かうコースです。

登山者でもある我らは過日、勿論、この栂池ルートから蓮華温泉へ向かいました。栂池高原からはスキー場であるゴンドラ、更にはロープウェイを利用して栂池自然園へ至り、この後、天狗原、乗鞍岳、白馬大池、更に天狗の庭から蓮華温泉へ向かいます。所要時間にして、4時間少々の行程でした。 7月頃までは未だ雪渓が残ってますので、滑らないようにし、慣れてない方は慎重を要します。

スポンサーリンク

さて到着後思いザックを下ろして、温泉を管理している蓮華温泉ロッジで入湯料金を支払うと、4つの野天風呂と内湯の全てに入浴することが出来ます。野天風呂はロッジの裏からチョットした山道を辿ります。登るところは気楽なハイヒール姿ですと無理なようなところがあるようです。

まず始めに木立の中にある「黄金ノ湯」と「三国一ノ湯」で、更に登ってゆくと一番大きな絶景の湯として知られる「仙気ノ湯」、そのまた上方には「薬師ノ湯」があります。 何れも露天風呂で混浴でもあり、一寸女性の方には遠慮しがちな浴槽ではありますね。 特に眺望絶佳なのが仙気(せんき)ノ湯と薬師ノ湯でした。

 

蓮華温泉の露天風呂は7つ?営業期間は?

温泉は源泉としては5つ湧きだしているそうで、それぞれ泉質が異なるようで、それだけに温泉の薬効も十分と思われます。 源泉温度は約80℃ この温泉は、古くは「蓮華七湯」とも言われたらしく、武田信玄の時代からある温泉で、合せて7つがありましたが、今現在入浴できるのは内湯と合せて4つの野天風呂だそうです。

以前は白馬岳の登山者が主に利用していた温泉ですが、今は一般観光客の温泉利用者も多くなっているそうです。山奥の一軒宿の温泉として、特に山域の野趣溢れる開放的な気分を味わえる野天風呂は、その眺望の素晴らしさとともに山岳地ならでは温泉気分を満喫できます。

最も山奥の一軒宿・蓮華温泉は山小屋風のロッジで、営業期間は3月下旬から10月下旬頃までまで営業しております。それ以外の冬の期間は積雪が非常に多いところで休業になります。

蓮華温泉の暗線宿は普通の温泉宿とはちがい、混雑時の相部屋・浴衣やお茶セットなどはない山小屋スタイルですが、お部屋も綺麗で居心地もよく、待遇や食事もおいしいし、スタッフ達も皆さん若くて親切あ人ばかりで、感じのいい方ばかりでした。

勿論、山上の野天の4つのお風呂は全て混浴の風呂になっています。 自然派の温泉好きの方、其れに秘湯をお好みの方は絶好の温泉場と言えるでしょう。

スポンサーリンク

-温泉
-,

関連記事

川治温泉祝い宿寿庵で、露天風呂付お部屋で楽しむ。観光は?

スポンサーリンク とても自然豊かで、美しい場所です。歴史感じる日本的な外観で、2013年7月にリニューアルしており、館内はとても過ごしやすく、綺麗です。ゆったりを満喫する、そんな旅でした。 スポンサー …

北のたまゆら桑園店は、日帰りで人気。手ぶらで?タオルは?

  スポンサーリンク 私がゆっくり出来た温泉は、札幌市中央区にある「北のたまゆら桑園店」です。札幌市となっていますが、実際にあるのは桑園駅の近くです。季節は2018年の5月とまだ少し肌寒い頃 …

湯の花温泉の京都烟河はリーズナブルでお得

  スポンサーリンク 亀岡の湯の花温泉に11月中旬に行きました。「京都・烟河(けぶりがわ)という、近代的な建物と和風の建築のそれぞれの良さがうまく組み合わさった、和モダンな温泉旅館です。館内 …

蓬平温泉、人気旅館は日帰りは?アクセスは??

スポンサーリンク 新潟県は森林と山が多く、ありとあらゆる温泉で紅葉が楽しめます。多くの施設が絶景をバックとした露天風呂を持っているのも、大きな魅力です。その中で「蓬平(よもぎひら)温泉」は隠れ宿的存在 …

月岡温泉、いま井は日帰りプランもお泊りも充実。

  スポンサーリンク 月岡温泉に初めて行きましたが、山?田んぼ?の真ん中にドーンとある温泉街なんです。新鮮でした。田んぼの真ん中にある小さな森みたいなのが好きだったので、突然、現れた月岡温泉 …