毎年お盆明けの翌週1週間、ネモフィラで有名な国営ひたち海浜公園ですが、ネモフィラの時期が終わると、みはらしの丘は全てコキアに植え替えられます。夏の終わりにコキアのライトアップイベントがあると知った時は、ネモフィラのような鮮やかさも正直ありませんし、紅葉前の青いコキアを見ても…なんて思っていました。
国営ひたち海浜公園のライトアップ、ロックフェス?
何より残暑も厳しい時期ですから、暑い中公園に行って楽しいのかなあ?とあまり気が進まなかったのですが、子供に誘われて行ってみたのがきっかけです。
数年前から夏の終わりになるとコキアのライトアップチラシが織り込まれるようになり、存在を知りました。まだ歴史は浅いイベントのようですが、あまりの美しさと雰囲気の良さが好評のようで、行く度に人が増えている気がいたします。
実際行ってみたら、気が進まないなんて思ってすみませんでした!!って感じで、とってもノリの良い音楽やロマンチックな音楽がみはらしの丘から聞こえてきて、小走りになって急いで近づいてしまいました!
なかなかの大音量で(音割れも無く、クオリティー良いです)ロックインジャパン(同じひたち海浜公園で行われるロックライブイベントです)に来たような気持ちになり、テンションは一気に上がりました。
流れる音楽のジャンルはスウィングジャズやポップミュージックなどで、老若男女が楽しめるメロディーだと思います。思わず体を揺らしたくなる気分に。
色とりどりのライトは結構な数が用意されているのか、みはらしの丘全体がまんべんなく、くるくると照らされて見応えは充分あります。結構強い色味のライトで照らされるので、その中を自分が歩いていると壮大なステージにいる気分でした。
丘の頂上まで登れますので、ライトアップの中を歩いて楽しむのも良し、ちょっと遠くから眺めてもとても綺麗です。ライトアップにはそれぞれテーマがあって、曲によってライトの色や照らし方が変わります。
20分ぐらいの間隔でライトアップが一巡りします。私は毎回2巡回じっくり楽しんでいます。。1巡後にもう一度見たい!と必ず思うので。家族で行くのも楽しいですが、やはり恋人と行くのがオススメの雰囲気です。
また、残暑厳しい中行くのは大変かなと思っていましたが、過去3回見に行って、全日共に日中より全然過ごしやすい気温です。海がすぐそばにあるので、海風で涼が取れます。日も沈んでおりますので、不快な暑さではなかったですが、水筒は用意された方が良いと思います。
国営ひたち海浜公園のコキアライトアップはグルメも楽しい
コキアのライトアップを楽しんだ後は、屋台が立ち並ぶ一角があるので、そちらでグルメを楽しむのも一興です。ちょっと小洒落た食べ物や飲み物のお店が立ち並んでいます。どこの店も大行列って程ではないので、気軽に立ち寄れるかと思います。
私もフランクフルトやレモンジュースなどを楽しみました。どちらも作りたてで美味しかったです。自由に使えるテーブルにはロウソクが灯されており、ほんのりとした明るさが癒されます。テーブルに空きがなくても、周りが芝生なので、その辺にちょっと座って休むのもアリかと思います。
屋台の周りもライトアップされているので、幻想的な空間で食事が楽しめます。おそらく毎日ではないと思いますが、ライブをしている時がありました。大人のミュージックって感じで(ジャンルが不明)、周りのお客さんもゆったりと楽しんでいました。
レストハウスも営業しているようなので、しっかりと休憩したい方はそちらを利用するのが良いかと思います。(珈琲やケーキを楽しむお店です)
また、少なくとも過去2年は連続でお見かけしているのですが、ひょうたんランプの展示会も同時期に開催されています。地元のおばあちゃんが作っているようです。
相当な数のひょうたんランプが展示されており、圧巻です。こちらも色とりどりに柔らかい光を放っており、とても幻想的で美しいです。コキアのライトアップ同様、一見の価値ありです。夏も終盤でちょっと寂しくなる時期、最後の思い出作りに訪れるには最高の場所だと思います。
国営ひたち海浜公園へ駐車場は?雨天決行?
最寄りの勝田駅から車で15分はかかるので、徒歩で行くのは難しいと思います。頑張って自転車(坂道有)ほとんどの方が車かバスで行かれます。夏期は18:00で閉園するのですが、ライトアップ期間のみ遅くまで開いている駐車場があります。バスも増便があるようですが、本数は多くないので注意が必要です。
この時期及び時間帯は渋滞の心配はいらないと思います。また、雨天荒天時は中止になります。私は雨上がりに1度行った時、中止になっていました。雨が止んでいても、公園側の判断で中止になる場合もあるのでご注意ください。
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 国営ひたち海浜公園内みはらしの丘029-265-8185