毎年8月第一金曜日に大分に行く予定があったら、「府内戦紙(ふないぱっちん)」を見に行くことをおススメします!3日間開催される大分七夕まつりの初日に、青森のねぶた祭のような張りぼての人形が乗った山車が何台かメインストリートを巡回する行事です。
府内戦紙は「ふないばっちん」と読みます
府内戦紙を知ったきっかけは、大分へ引っ越し後、市の広報誌で府内戦紙の案内を見たことです。多くの有名な企業が山車を作っているようでした。
当時、私は行けなかったのですが、夕方、主人が子どもを連れてバスで見に行きました。夜店がたくさんあり、府内戦紙が何台も出てきて、おもしろかったようです。府内戦紙はケーブルテレビで生中継していたので、直接行けなくても見る事ができました。
中継は、夕方から始まる子どもの踊りから映していました。府内戦紙が1台ずつ通りに出てくると、戦紙や周りで踊っている方々がアップされ、どこの団体かエピソードが紹介されていました。府内戦紙は1日だけなので行けなくて残念でしたが、その後何回か放映されており、大分の方にとっては府内戦紙がとても親しみ深いお祭りだと感じました。来年こそは見たいと思ったほどです。
府内戦紙は雨天決行です
次の2014年の府内戦紙はあいにくの雨…。府内戦紙は中止かなと思われるような天候でした。子どももまだ小さかったので、バスで雨の中出かける事に躊躇してしまったのです。
しかし府内戦紙は開催されており、テレビの中継には、雨が降っているとは思えない程、情熱的に踊っている方々の姿やきれいにライトで照らされた府内戦紙がありました。雨でも中止になることはなかったのです。ようやく次の年に、私も府内戦紙を見に行くことができました。パンフレットの地図や時間は要チェックです。
府内戦紙のド迫力
府内戦紙に合わせて、子ども向けのイベントが公園や市のホールで開催されており、郷土料理の「だんご汁」をいただけて美味しかったです。商店街のアイスなどもお祭りで安くなっていて楽しむことができました。暗くなって来たので、府内戦紙が出てくる市役所へ移動。中央通りは出店が多く賑わっていますが、子連れには歩きにくかったので、東に1本入った通りを歩いて行きました。スムーズに市役所の西隣まで移動でき、府内戦紙が始まるまで休憩できて良かったです。
ところが、そこは、府内戦紙が中央通りに出るための通路だったのです!あまり混雑することなく府内戦紙を1台1台間近で見て、戦紙を動かしている方々や踊っている方々の掛け声や熱気に触れることができました。
テレビで見るのと迫力が違いました。戦国武将の戦紙が多いのですが、龍や虎や馬などの人形もあり、子どもも喜んで見ていました。色とりどりの戦紙は、とてもきれいでした。
その後、見に行けなくなってしまいましたが、府内戦紙は今でも心に残る思い出です。大分七夕まつりは、他にも市民総おどり大会や花火大会があります。昼間から駅前から市役所を中心とする地域全体がお祭りムードでにぎわいます。府内戦紙だけでなく、機会があったら、ぜひ、大分七夕まつりも楽しみたいと思います。
府内戦紙
場所:大分県大分市府内町
電話:大分商工会議所青年部事務局097-536-3268
すごい迫力ありそうです!熱気にやられてしまいそうだわ。夏らしいお祭り情報ありがとうございます。