仙台七夕まつりは毎年8月6日7日8日に開催される豪華な七夕まつりです。メインは仙台駅西口から名掛丁商店街に入り、中央通り商店街を抜け、1番丁商店街までの700mに及ぶアーケード街なのですが、それ以外仙台駅構内を始めとし、市内至る所で七夕飾りは飾られています。
仙台七夕まつりは美味しいもの、激安もの
高さ10mを超える吹き流しが吊るされており、それはもう見事な迫力と美しさで魅了されます。定禅寺通りで17時から行われる星の宵祭りパレード、勾当台公園野外音楽堂で行われる無料の夕涼みコンサート、市民広場ではさまざまなステージイベントも行われます。
また、各イベント会場には屋台や露店も数多く出店していますので仙台名物の牛タン串焼き等も味わえます。また各商店街では七夕セールなども行っていますので、私はこの七夕セールを目指して毎年行きます。激安商品がゲット出来るかも知れません。
仙台七夕まつりは伊達政宗公時代
仙台七夕まつりの歴史は古く、仙台藩祖伊達政宗公の時代からと伝えられています。400年以上の歴史ある七夕まつりで、毎年200万人を超える観光客が来場します。
七夕祭は中国の乞巧奠(きっこうでん)と言う星祭りに由来しています。織女(しょくじょ)牽牛(けんぎゅう)伝説が素で、日本ではおなじみの織姫と彦星の話しです。天界で機織りをしなくなたった妻と牛の世話をしなくなった夫、この遊びほうける夫婦に天帝が怒り、銀河の対岸に別居させ年に一度7月7日にだけ会うことを許したと言う話です。
日本には室町時代に中国から伝わって来たそうですが、仙台では仙台藩祖伊達政宗公の命により文化向上のため七夕まつりを取り入れたとされています。仙台藩祖伊達政宗公は元和4年(1618)年に七夕の和歌を8首詠んでいるそうで、それから400年の時を経て変貌し現在の仙台七夕まつりになったそうです。
【仙台七夕飾りの特徴】
仙台七夕飾りには七つの伝統的な飾りつけがあります。それぞれの願いが込められています。
短冊(たんざく)・・学問や書道の上達の願い
紙衣(かみころも)・・病気や災難の身代わりと裁縫の上達の願い
織鶴(おりづる)・・家内安全と健康長寿の願い
巾着(きんちゃく)・・富と貯蓄、商売繁盛の願い
投網(とあみ)・・豊魚と豊作の願い
屑篭(くずかご)・・清潔と倹約の願い
吹き流し(ふきながし)・・織姫の織り糸を象徴で手芸や機織り上達の願い
仙台七夕まつりの競演
8月6日の朝8時頃から飾りをつけが行われ、その華やかさを競い合い6日午後には金、銀、銅の各賞が発表されます。各商店や企業では数ヶ月前から七夕飾りの政策がはじまり、手作業でコツコツと作られています。当日までは企業秘密となっており各趣向を凝らした七夕飾りで競い合うのです。
仙台七夕まつりには前夜祭として花火大会があります。5日19時から仙台西公園付近一体で約一万6千発の花火が打ち上がられます。最大4号玉の打ち上げ花火やスターマインなどが仙台の夜空を彩ります。
6日から8日までの期間には他にも伊達政宗公の霊屋である瑞鳳殿での七夕ナイトが催されいますし、仙台城跡ナイトイベントが行われます。仙台駅前バスプールから、るーぷる仙台七夕ナイト号で行かれると良いです。七夕飾りは22時を過ぎると(終日は21時)いたずら防止、落下防止等のためにビニール袋に詰められ、高い所にあげらてしまうので御観覧の際にはご注意ください。
仙台七夕まつり
場所:仙台七夕まつり会場・勾当台公園 宮城県仙台市青葉区本町3-9-2
電話:仙台商工会議所 022-265-8185