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築地本願寺の盆踊りは気軽に身軽に異文化交流

築地本願寺の盆踊りは、2017年で第70回、今年は71回目を迎える歴史ある盆踊りです。地元の人々や門徒の方々が築地本願寺に集い、赤い光をともした提灯の下、やぐらを囲んで踊ります。模擬店も豊富で、焼き鳥やもつ煮込みなどが並び、「日本一おいしい盆踊り」を標榜しています。

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築地本願寺の盆踊りは、歴史も異国も感じることができるお祭り

築地本願寺は、中央区築地にある仏教寺院。京都の本願寺(西本願寺)を本山とする、浄土真宗本願寺派のお寺です。大きな特長は、その美しい建造物。本堂・三門門柱・石塀は、国の重要文化財に指定されています。本堂は、左右対称で中央に丸みを帯びた屋根があります。

また、動物の像や精巧なステンドグラス、いまだ現役で美しい音色を聞かせるパイプオルガンなど、見どころ満載です。そんな築地本願寺で毎年8月に行われる盆踊り。築地の銘店会など、地元のお店の方々や、全国の門徒が集まり、にぎやかに開催されます。もちろん、一般客も参加可能。近年では外国人観光客も増えています。

いつか行ってみたいと思っていた築地本願寺。アクセスが良いだけに、いつでも行けると思うと、かえって行く機会がありませんでした。でも、夏のある日。夫と銀座方面にふらりと買物に出て、時間が空いた時、ふと思い立ったのです。

「そうだ、築地本願寺に行ってみよう」と。スマホで調べると、なんと盆踊り開催中とのこと。おいしい食べ物もあるらしい。「まあ、建物を観るのが目的だから、盆踊りやお店がたとえ小規模でもいいわ」、そんな軽い気持ちで訪れました。

ところがどっこい! 訪れた築地本願寺は、たいへんな賑わいでした。でも、歩けないほどの混雑ではなく、活気に満ちていて、お店の人、観光客らしき人、外国人の方々など、たくさんの人が楽しそうに食べたり飲んだり歩いたり。私たちもじっとしちゃいられないとばかりに、本堂の見学もそこそこに、お祭りへと繰り出しました。

 

築地本願寺の盆踊りはいつ?

例年8月上旬2018年は、8月1日から3日夜7時00から9時00までですが、8月4日夜6時00から8時00分です。盆踊り会場では、さらに本格的でした。音楽にあわせて、やぐらの周りで多くの人がイキイキと踊っています。「築地音頭」は大盛り上がり。

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なんとなく合わせるというより、しっかり手足を合わせて踊っています。きっと、毎年踊っているんだろうなあと思わせる雰囲気。たまに、観光客らしき人も参加してアドリブで合わせていたので、私も思い切って入りたかったのですが、「あのようにしっかり踊りを合わせられるだろうか……へんな踊りになって恥をかくかも」と不安になり、断念。

皆が踊るのを見て楽しむことにしました。そして、もう一つ驚いたのが、模擬店の料理。おいしくて本格的なんです。普通のお祭りで出ている屋台とはちょっと違うような気がしました。後で知ったのですが、地元の築地銘会が出す料理なのですね。なるほどおいしいわけです。

やきとりなどをほおばり、ビールも飲み、私たちは満足満腹。「いやー、思った以上に賑やかで本格的だったね」と夫と感心しながら帰路につきました。暗い夜に浮かぶ赤い提灯の光と踊る人々の動きが残像のように目に残り、笑い声と太鼓の音がまだ聞こえる築地本願寺を後にしました。ふと訪れたお寺の盆踊り。

思わぬ夏の思い出になりました。今思うのは、盆踊りに参加しなかったことは、ちょっともったいなかったな、と。次回、夫の手を引いて、あの踊りの輪に加わってみたいと野望を抱いています。築地本願寺へは、地下鉄が便利です。いずれの駅からも徒歩圏内なので、車を持たない人でも気軽に立ち寄ることができます。

 

築地本願寺の盆踊りへアクセスは?

東京メトロでいうなら、日比谷線「築地駅」は徒歩約1分。有楽町線「新富町駅」から徒歩約5分。途中にもある美味しいお店とかお散歩するともう少しかかっちゃうかもしれません。都営地下鉄浅草線の「東銀座駅」から徒歩約5分程度。大江戸線「築地市場駅」から徒歩約5分程度。

友人は築地市場駅から来たのですが、電車がプラットフォームに入ったくらいから、すでに生臭いって言ってました。私は新富町から来たのでわからなかったのですが、生臭いのが苦手なので、友人も気にしていてくれて、私も新富町からで助かった!と思いました。

 

まとめ

建築好き、お寺好きならきっと楽しめる築地本願寺。普段訪れるのももちろんですが、盆踊りの時期に行けば、また違った経験ができると思います。人々の楽しそうな声、熱気と幻想的な風景、そして何より、とてもおいしい食べ物にありつけますよ! 築地本願寺は東京都中央区築地3丁目15−1。0120-792-048はコンタクトセンターにつながるので、色々聞くことができます。

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