お祭りというと夏にあるものという意識が高いですが、この「起業祭」は11月という寒い時期に開催される珍しいお祭りです。私も小さなころから両親に連れて行ってもらい、大きくなるにつれ友人同士で行ったり、今では自分の子供たちと一緒に行っています。私にとっても伝統あるお祭りなのです。
まつり起業祭八幡はいつ?花火は?
起業祭は明治34年11月18日に官営八幡製鉄所が作業開始を挙行したことに始まっており、北九州市の活性化と国際化を図ることを目的としています。2017年のテーマは「ILOVEふるさと起業祭」でした。LOVEは絵文字ハートマークです。以前、開会式を偶然見た友人が、ちゃんと偉い人が開会式とかしてたよ!と話してくれました。
それ以外にも、村野藤吾という建築家の手がけた建物がこの八幡地区には隣接して建っているんです。ただ、平成27年度末には、北九州市立 八幡図書館は解体されてしまって。とても残念。お散歩によかったのですが…建築でいえば、1915年設計された日本で鉄筋建築が建造されたころの建物として、北九州市の有形文化財に指定されている旧百三十銀行八幡支店も愛しいですね。
それらの建築を愛でるのも、歴史的価値がありますね。安藤忠雄さんや隈研吾さんが展覧会を行うなど、昨今、建築ブームですから。まつり起業祭八幡は2018年は11月2、3、4日の三日間。4日の夜8時00分から打ち上げ花火があります。花火は、私もですが、とても楽しみです。それに、お祭りならではの様々な出店に加え、メインステージでは毎年ダンスやお笑い芸人も来てくれてライブなど様々なイベントが開催されています。
メインステージで行われる、ダンスコンテストは子供たちの熱気がすごいです。一か月前くらいに募集が締め切られ、選考で選ばれるそうです。親御さんやお友達が盛り上がっているのももちろん、本当に上手だな、と思います。発表する場があるって、とても大事なことですよね。
まつり起業祭八幡は思い出に会う
私が起業祭で体験した少し恥ずかしくも今では笑えるお話をご紹介します。私が高校1年生の頃のお話ですが、私は友人と起業祭に行きました。学生にとって起業祭は知り合いに遭遇する確率がかなり高く、中学以降会っていなかった友人にばったり会うなんてことは普通にあることでした。
なので、私はもちろんきちんとおしゃれをして出かけます。11月の寒空にも関わらずミニスカートでその日は出かけ、案の定たくさんの懐かしい友人たちに会いました。ですが寒空の下ミニスカートで、更に冷たい飲み物やアイスを食べた私は途中でお腹の調子が悪くなってきます。
起業祭はきちんとお手洗いの場所も確保されておるのですがなんせ、そこまで多くはないので待たなければなりません。かろうじて間にあった私ですがその日以降、起業祭に薄着をしていくなんてことはやめました。おもらしをしなくて済んだ私は晴れ晴れとした気持ちで最終日の打ち上げ花火を見ることができました。
まつり起業祭八幡、駐車場は?
起業祭には駐車場がありません。なので必ず公共交通機関を利用しなければいけません。交通手段は西鉄バスかJRになります。バスだと「中央二丁目」で降りるとすぐにお祭りの入り口です。JRであれば「鹿児島本線・スペースワールド駅」から約徒歩20分ほどです。周辺にパーキングもありますが、当日は交通規制もありますのでバスかJRで行くことを最適ですね。
いのちのたび博物館と東田大通公園の間とか、中央商店街、レインボープラザ周辺はもちろん、大谷球場近辺も交通規制が行われます。露店密集地域になるので、本当に通れません。初めての方は、お気をつけてくださいね。八幡東区大谷球場周辺・東田大通公園 まつり起業祭八幡実行委員会お問い合わせ先は、093ー671-0808です。
まとめ
今は自分が母になって子供と一緒に行くので幼いころは気づかなかった子供が楽しめるような部分にも気づくことができました。近くの消防署が消防車に子供を乗せるイベントを行っていたり、紙芝居のおじさんが来ていたり、ファミリーゾーンでは昭和レトロな遊びも体験できます。子供から大人まで楽しめる起業祭。おいしいものもたくさんありますので是非家族で楽しんで欲しいです。