女子旅プランとか素敵なプランもあり、2019年には閉館されてしまうとのこと。その前に一度は行きたい老舗旅館。私たちも少しお得に泊まることができました。
お安く泊まるには?
犬山温泉に7月中旬に行きました。犬山温泉に入ることができる宿は、犬山観光情報によれば5つありますが、今回は、名鉄犬山ホテルを選びました。名鉄犬山ホテルでは、友人5人でワイワイ過ごしたいということから、和室を選びました。ホテルにはツインなどもありますが、和室なら最大5名が同室で宿泊できるからです。
一泊二食で泊まりましたが、予算的には一人17,000円程度でした。これは、バイキング料理を選んだ料金でして、和食にすると、もう少し値段が上がります。温泉利用料はそのなかに含まれていました。名鉄犬山ホテルの温泉は、男性用と女性用の二つのみです。個室露天風呂とか、家族風呂のようなものはありません。
また、温泉によっては、毎日男性用と女性用を交代して使う、というような使い方をしているところもありますが、このホテルでは、固定でした。私たちが入ったのは女性用のお風呂ですので、男性用がどうなっているのかわからないですが、脱衣所も広く、洗い場も広かったです。温泉は室内に一つ、露天風呂が一つでした。
露天風呂には二つの打たせ湯がありました。打たせ湯は、一つはややハードな感じ、一つは比較的ソフトな感じのものでした。お湯加減としては、夜入ったときには、ややぬるめのように思いましたが、朝は結構熱めでした。夜はそのままぐっすり眠り、朝はシャキッと目覚めることができました。本当にコントロールされているのかしら?
泉質は?あるといいな…
成分としては、アルカリ性低張性冷鉱泉だそうです。さらっとした感じのお湯の印象で臭いもあまりありません。美人の湯と言われているそうではありますが、しっとりすべすべ、という感じではありませんでした。効能としては、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・うちみ・くじき・痔疾・冷え性・疲労回復などに効果があるのだそうです。
露天風呂に入りながら、ちょっとした庭園も楽しむことができますので、癒されます。マッサージ機は4台あり、湯上りにマッサージをすることができますし、別にリラクゼーションルームもありましたので、そちらも利用することが可能です。希望をいえば、メイク落としの数や、お顔用のソープなどもお風呂場に完備しておいていただくと、助かるな、ということ。
お風呂上りにも同様に、もう少し、基礎化粧品を置いておいてもらうとよいなということを感じました。自分のご愛用を持ってくる方には問題ないですが。何より、ドライヤーの数は豊富で、その点、順番待ちをすることもなくて、助かりました。宿泊ならまだしも、日帰り温泉とか女性のお風呂場の鏡前の順番待ちやドライヤー待ちはかなり残念ですから。ドライヤーたくさんあってありがとうございます。
楽しみ方は?
名鉄犬山ホテルは、国宝犬山城のすぐ隣にあります。すぐ隣といっても、お城のことですから、山を上がっていく必要がありますが。また、すぐ隣の木曽川では、夏の間、鵜飼をしています。鵜飼を楽しむプランもホテルにはありますし、そういったプランを利用しなくても、木曽川の隣にホテルがありますので、歩いていき、岸から鵜飼を楽しむこともできます。
夏の風物詩ですし、岸から楽しむ分には無料ですので、ぜひ、鵜飼見学をされることをお勧めします。もちろん、鵜飼でとれた鮎料理がおすすめであることはいうまでもありません。ホテルのバイキングでも、鮎料理が出されていました。また、週末の朝は、木曽川沿いで、朝市をしています。犬山の名産や、犬山でとれた野菜、作られたパンなども販売されていますので、朝、少しだけ早起きをして、朝市に寄ってみるのもよいかもしれません。
最寄り駅は?アクセスは?駐車場は?
名鉄犬山ホテルへは、名鉄の犬山遊園駅が便利です。名古屋方面からでも、30分前後で到着しますから、比較的近いです。駅に着いたら、徒歩でも7~8分程度、木曽川沿いに出て歩くと着きますが、暑い時期にはホテルのシャトルバスを利用する、ということも可能です。車で行くこともでき、当然駐車場もしっかり完備しています。
本当に。翌朝、明治村方面に遊びに行く、という人にとっては、ホテルの前からバスも出ており、大変便利です。駅からも近いのに、駐車場もあり、シャトルバスもあるって、助かりますよね。愛知県犬山市犬山北古券107−1です。お問い合わせ先は0568-61-2211です。
まとめ
名古屋から本当に近いところにある温泉で、しかも、温泉以外にも、犬山城という国宝、木曽川の鵜飼なども楽しめることができ、お勧めの温泉です。犬山温泉に泊まり、翌日は、明治村やリトルワールド、モンキーパークなどにいって、遊ぶ、というプランもお勧めです。一度、足を運んでみてはいかがですか。
名鉄犬山ホテルは2019年8月31日営業終了。ホテルとして2021年秋ごろ開館予定とのことですが、インターコンチネンタルグループの経営なので、趣がまったく変わるでしょうね。東京のインターコンチも素敵ですが、その前に、老舗さんを楽しむ価値あると思いました。国宝茶室如庵も改修作業が行われるそうで、2019年2月には営業終了らしい。その前に行ってよかった、と思うのは私だけでしょうか。