柿やみかん等のフルーツで有名な和歌山県伊都郡かつらぎ町で毎年行われる花火大会です。かつらぎ町は真田幸村で有名になった九度山町や世界遺産で有名になった高野町の隣にある町であり、自然豊かな町です。近年は地元の人だけでなく、大阪や奈良等の近隣市町村から花火を見にたくさんの人々が訪れています。正直に申し上げると、かつらぎ町自体にはあまり有名な
2019年はいつ?
観光スポットはありません。他府県から来られる場合は、九度山の九度山・真田幸村ミュージアム、真田庵、弘法大師母公の寺慈尊院、橋本市で地元野菜や果物が安く売られているやっちょん市場、等々の観光名所も合わせてめぐるとより和歌山の魅力を堪能していただけるかもしれません。また少し離れてしまいますが、高野山にも訪れてみるのも一つかもしれません。か
つらぎ町から車で1時間半から2時間程度かかりますが、観光名所である奥の院や壇上伽藍等は見どころ十分です。また毎年かつらぎ祭りの花火大会の前夜祭のような位置づけで、かつらぎ町花園の金剛緑地広場で星空のつどいという花火大会も開かれています。会場が山間にあるため山々の反響音が迫力満点です。夜店や盆踊りも行われており、こちらもおススメです。2019年は
8月15日開催です。画像はイメージです。
歩行者天国は?花火は何時から?
JR和歌山線妙寺駅から南へ300メートルに位置するかつらぎ公園にて祭りが行われます。18時~屋台や盆踊り大会など始まります。かつらぎ公園に接する道路はその日は通行止め(歩行者天国)となり、道路の両側に露店が立ち並びます。公園のグランドでは毎年盆踊り大会やダンス大会が行われています。花火は毎年20:30~30分程度打ち上げられます。約2000発がグラン
ドから川を渡ってすぐの河川敷より打ち上げられる景色は圧巻です。この花火大会の特徴としては、花火との距離の近さにあります。公園よりすぐ近くの河川敷から打ち上げられるため、花火との距離が近く、迫力満点です。花火の見る場所も数多くあり、花火が始まる10-15分前程度にグランドに集まれば比較的余裕をもって座れる場所も確保できるかと思います。最近は
他府県から来られる方も多く、人は増えつつありますが、それでも穴場の花火祭りとして人気は高いと思います。私は地元が近くという事もあり、毎年花火大会に訪れていました。カップル連れの方も多く、私もその当時付き合っていた彼女と訪れていました。PL花火大会や天神祭等の大規模な花火大会というわけにはいきませんが、やや小規模の花火大会としては花火も近
くに見れるため迫力があり、おススメできる花火大会です。
アクセスは?
和歌山県伊都郡かつらぎ町 かつらぎ公園
かつらぎ町 かつらぎ町役場総務部/0736-22-0300
会場はJR和歌山線妙寺駅の近隣ではありますが、その路線は本数が少なく(多い時間帯で30分1本程度)、電車で来られるのは大変不便だと思います。臨時バス等もありません。毎年、河川敷駐車場約300台程度解放されていたり、地元企業の駐車場が解放されている事もあります。訪問する際には車で来られることを強くおすすめします。最近は警察の駐車禁止の取り締
まりも厳しくなっており、路上駐車はやめておいたほうがよいと思います。少し早めの16時~17時頃にこられれば渋滞や車が止められないという事はないと思います。
まとめ
帰りについては、花火が終わればみんなが一斉に帰りだすため、少しその時間帯を避ければ帰りもスムーズに帰路につけるかと思います。かつらぎ町は、高齢化・人口減が進む町であり毎年花火大会は今年で終わるのではないかと囁かれています。他府県の方々がかつらぎ町に訪れていただけるのは町にとって本当にありがたいことです。私としても生まれ育った町の花火大
会が終わるという事は本当にさみしいです。会場には花火大会についての募金も行われています。もし花火をご覧になり、感動していただけたならば募金にも協力いただけると大変うれしく思います。