肥後大津駅にポスターが貼ってあったのが目を引いたから。植物の写真を撮るのが趣味なので、さぞかしいい写真が撮れるだろうと期待して参加しました。実際にいい写真が撮れて満足しています。大津町は、戦国時代にこの土地を治めた豪族が、城主になるにあたり、「大水(おおづ)」と同じ読みの雅名を求めて「大津」と改名し、それを自らの新し
2019年はいつ?
い領地名としたと言われています。栄え始めたのは加藤清正が肥後の領主として入国してからです。その頃から大津は一大穀倉地帯となりました。江戸時代になると、豊後街道の要衝として参勤交代の宿場町となり、今日の基礎が築かれました。JR肥後大津駅北口には参勤交代の様子が示された掲示板があります。その様子を模したのが、大津つつじ祭で子
供たちが扮する武者行列です。子供たちと音楽とともに町の花を愛でようというのが、大津つつじ祭です。2019年4月21日開催です。前回行ったのは2018年4月22日です。大津町役場南側では子供たちによる武者行列や音楽隊のパレードが行われます。武者行列は10時からです。私が行った年には、パレードに大津町のゆるキャラ「からいもくん」も参加
していました。からいもくんは、サツマイモのゆるキャラで、愛嬌のある笑顔が魅力です。ゆるキャラらしくほんわかした体型なのも、見ていて和みます。祭り当日は、大津町の中心部が歩行者天国になりますので、そぞろ歩きを楽しむのに適しています。大津町は中心部といっても道幅がそれほど広くないので、歩行者天国になると、他の歩行者とかな
楽しみなのは?美味しい
り近い感覚になります。いかにも祭りといった雰囲気が醸し出されます。大津町役場周辺では大津町の物産の販売会も行われていますが、祭り会場付近に「道の駅 大津」があります。昭和園から約3キロメートルのところです。大津町の美味しい食べ物が味わえる道の駅です。 友人と来た時、道の駅で鯛焼きを食べました。あんこがぎっしり詰まっている、
まことに良心的な鯛焼きで、感激しました。昭和園にはツツジが4万本植えられていまし。品種も多く、よく知られているクルメ、ヒラド、ヨドカワなどが特に目を引きます。ツツジは高さを変えて植えられており、歩道に近いものは低く、歩道から離れているものは丈高く整えられています。昭和園の歩道をそぞろ歩きながら、無理なくツツジを鑑賞で
きるようになっています。ツツジの赤や白が映えるように、適当に常緑樹も植えられているので、写真に映える眺めです。ツツジはどちらかというと、群生が美を生み出す花なので、昭和園のツツジは見事です。大津町の町花がツツジということがあり、大津町内には約50万本ものツツジが植えられているそうですが、その大津町の中でも、昭和園はツツジ
が集中して植えられており、見応えがあります。私は植物の写真を撮るのが好きなので、大津つつじ祭ではたくさんの写真を撮ります。よく撮れた写真を友人に送るのが毎年の習慣になっています。
アクセスは?
会場は、昭和園。住所は、菊池郡大津町大津1233。お問い合わせ先は、096-294-2877。昭和園はあけぼの団地の裏です。国道325号線を菊池方面に向かう途中で標識が見えます。JR肥後大津駅北口を出て、30号線を行き、徒歩20分です。昭和園には無料駐車場があります。小型車100台が停められます。
まとめ
大津町は、熊本市から行くとのどやかさが感じられる土地であり、阿蘇から行くと町の賑わいが感じられる土地です。地方中級都市というより、昭和時代のベットタウン未満といった風情があります。そぞろ歩きをすると、そうした魅力がしみじみと感じられるのが大津町です。天候が良く、そぞろ歩きが楽しい頃に満開になるのがツツジです。大津町は、
町花ということもあり、ツツジが多く植えられていますが、中でも多く植えられている昭和園とその近辺でツツジの花を見ながら楽しもうというのが、大津つつじ祭です。昭和園には4万本ものツツジが植えられており、ツツジの群生美を堪能できます。画像はイメージです。