刈谷市に引っ越してきて始めての夏にたまたまコンビニまでアイスを買いに外へ出たらお祭りがやっているのを見つけたから行ってみました。刈谷万燈祭りは刈谷市銀座町にある秋葉社の祭礼で、火難防除・町内安全を祈願する祭りです。天下の奇祭とも呼ばれ、例年二日間合わせて約十万人以上の観客が来場します。元々このお祭りは1756年、秋葉堂が健立された
屋台は?2019年はいつ?
その年に火伏せの神として信仰を集め祭礼が行われていました。古文書の「刈谷町床屋留帳」によると1778年の祭礼に笛や太鼓に合わせて万燈が登場したとの記載が見られ現在ではこれを起源とし、昭和の初期頃から「万燈祭」と称されるようになりました。また、1852年には秋葉社においての雨乞い祈願に万燈が登場したとの記載も見られ、後の語り草となるほどの御
利益があったとの事から雨乞い祭りとしても古くから言い伝えられています。毎年、7月の最終土曜日と日曜日に開催され、2019年は7月27日、28日開催です。屋台は毎年30店ほどが出店されており子供から大人、お年よりまで沢山の人あふれています。屋台が出る場所は秋葉社のある通りからインフォメーションのある通りと各々に出店されております。大規模な
新楽?雅楽も楽しめる?
お祭りではありませんが、決して小さなお祭りでもありません。一駅分の距離ほどある長さの道を万燈が練り歩いたり屋台が出店されていたりとするので見応えはあり、とても楽しめるお祭りです。カメラ撮影が好きな方々も来場しており様々なスポットでカメラを構えた人達を見ます。何本か道があるので迷ってしまいますが色んな道を通り歩き、見てまわるのが
とても楽しかったです。このお祭りでは色鮮やかな万燈が見る人の心を魅了します。日が沈んだ頃にはその色鮮やかで巨大な万燈に火が灯され、その万燈を担ぎながら運び歩き踊る男女の姿がとても勇ましく感じられます。また、角万燈に備えた太鼓を打ち鳴らし、笛の音も鳴り響き一連が50人ほどとなり万燈の舞を一層盛り上げます。まさに天下の奇祭と呼ぶにふ
さわしい祭りです。こちらのお祭りは二日間ありますが初日を新楽、2日目を本楽と呼び、新楽では市内を練り歩き、本楽では秋葉社境内で舞が奉納されます。万燈を担ぎ歩く一連は、氏子七町と呼ばれる7つの町内(銀座、広小路、新栄町、寺横町、東陽町、広小路五組、司町)に加え、新楽では市内の企業や地元の団体等も参加(一般万燈)し広く市内を歩き周り
ます。その万燈は各町内や企業の方々で毎年新しい物を制作します。巨大な万燈を作るのですから何ヶ月も前から取りかかる必要がありますが、その長きにわたる制作の中でも細かい所にまで手が加えられ、遠くから見ても近くから見ても迫力が感じられる物に仕上がってゆきます。大きさは何と高さ約メートル、重さ約キロほどにもなります。そんな万燈を担ぎ
上げる若者達の姿には感動すら覚えます。
アクセスは?
会場は、刈谷市銀座町と言ったらいいでしょうか。秋葉社は、刈谷市銀座2丁目101番地です。お問い合わせ先は、刈谷市刊観光協会事務局 0566-23-4100。万燈が練り歩かれる道は全て交通規制がかかり、歩行者天国となっております。駐車場は刈谷市営の御幸駐車場が一番近く、そこから徒歩5分もかからないぐらいです。住所は刈谷市御幸町1-1。
最初の1時間以内:無料
1時間を超える場合はその超えた時間について1時間までごと:100円
24時間以内上限:400円です。
しかしそこの駐車場はすぐに満車となってしまう為、そんな時にはすこし離れてしまいますが刈谷市営の寺横駐車場が良いです。住所は刈谷市寺横町4-3
最初の1時時間以内:無料
5時間以内1時間までごと:100円
24時間以上上限:400円
こちらの駐車場は120台まで留められるので割と留められる確率が高いです。現地の場所までは徒歩10分程かかりますが歩いてしまえば割とすぐです。しかし渋滞や駐める駐車場が無い、という事にならない為にも交通機関で来るのが一番安心かつ確実かと思います。交通機関で来る場合は名鉄三河線の「刈谷市」駅下車徒歩約5分、または名鉄三河線・JR東海道線「刈谷」駅下車徒歩約15分です。
まとめ
たまたま見つけたお祭りでしたが、予想を超えるワクワク感と楽しさでした。今年も開催されますのでぜひオススメします。画像はイメージです。