季節の変わり目の時期や、天気がコロコロと変わる日は心が落ち着かなかったりしませんか。特に嫌なのが気圧の変化によって体調が優れない時ではないでしょうか。主に低気圧の時期に症状として表れやすいのが片頭痛やイライラなどの辛い症状です。お子様をお持ちの方の対処法を伺いました。
気圧の変化は
実は年々、気圧によって深刻な症状を訴える患者さんが増えてきているようです。この症状を現在は「気象病」と呼ぶそうで、日本人の約6、7割がこの気象病で辛い経験をしたことがあるという結果が出ています。現在、この症状は大人だけが感じるものかと思いきや、小さい子供さんにまで影響されやすいことが問題視されているんです。実は、私の娘も同じような症状を訴えて可哀想な時期がありました。
気圧の変化の対処法は?
私の娘は6歳の頃から頭痛が始まり、酷い時は泣き出してしまうほどでした。まだ娘も小さかったですし、大人のように頭痛薬を飲ませるのは少し抵抗がありました。娘の症状としては、こめかみ辺りがズキンズキンと脈を打つように痛む感じのようです。
ある時、夜中に頭痛が酷くて寝れない..と泣きながら私の部屋に入って来ました。夜も遅かったので病院に行くのは難しいと感じ、心配になってネットで色々と調べてみたら首の回りを揉むと良いというアドバイスが載せられていたので、早速娘の首も触ってみると、石のように硬くなっていることに気付いたんです。
私もそうなのですが、頭痛が酷い時は肩こりも酷いんですよね。少しでも揉むと頭痛が改善されることがあります。同じように娘の首回りも解すようにマッサージしてみたら、5分後くらいには本人も楽になってきたようで、眠くなってきたと言って自分の部屋に戻ってくれました。頭痛があると、身体も緊張で強張ってしまうんですね。
頭痛緩和にマッサージ
娘が頭痛を訴えてくるようになった時は、病院に行く前にまず首回りをマッサージしてあげて血液の循環を良くしてあげることと、リラックスできる環境づくりをするように心がけています。マッサージの際は、ベッドに横たわらせてなるべく身体に力が入らないような体制にしてあげると良いですよ。でも、どんなにマッサージをしても効かない場合は病院に行かれた方が良いかと思います。
私の娘も酷い時は病院で診て頂き、子供でも安心して飲める頭痛薬を処方して頂きました。そんな娘も中学に入った頃には頭痛の対処法が掴めてきたみたいで、痛くなりそうだと感じた時には事前に首回りを解すようにしているようです。それでも痛い時は我慢せず頭痛薬を飲んで娘なりに対処できています。
もし同じように頭痛でイライラしたり泣き出しているお子さんがいましたら、マッサージをして緊張を解してあげて下さい。少しでもお子さんの症状が軽くなると良いですね。
まとめ
子供も大人もですが、マッサージは身体のほぐれと一緒に、緊張もほぐれることでより一層効果的かと思います。信頼している間だからこそ、より効くということもあります。安心が一番ですね。