全国でも最も有名なお祭りについて今回はご紹介したいと思います。そもそも、お祭りって何処からきてどう伝わったかというのは案外知られていませんが実はお祭りにも歴史はちゃんとありその中でも特に、日本の祭りの歴史はとても古く、そしてそれぞれ行う月事によって意味も異なり行われる時期の祭りによって歴史はもちろん、意味合いも違ってきています。現代では有名な祇園祭は1カ月開催される祭りです。
祇園祭とは
祇園祭の由来について、まずはご紹介したいと思います。祇園祭とはそもそも何かというと、京都で行われている祭りの一つです。現在でも京都で行われておりその歴史は、疫病を防ぐ目的で貞観5年に催された御霊会に始まるとされいる祭りで、当時は食糧難等に悩まされるのはもちろん、その日その日食べるものがなくまた、当時は生きて生活するのでさえ精一杯だったといわれています。
そんな中、当然栄養失調等で多くの子供や若者そしてお年寄りなども時に感染症などにかかってしまい、亡くなってしまいました。そのことからこれは「牛頭天王」の仕業で崇りであると多くの市民たちが当時は信じてその崇りを抑える為に、祀った=祭ったのが祇園の始まり。祇園祭のルーツまたは歴史として時代とともに流れてきたとされています。
祇園祭の山鉾巡行とは
この祭りの見どころは主に、開催される日や時間帯によって行われる祀りが異なるという点です。この主な見所は、前祀りと後祭りになっており、前祭りでは主に山鉾巡行の開催日は月曜日の祝日、宵山は日曜日に行われます。
前祭りとして、神幸祭(神輿渡御)が行われたりと、日にちと時間帯によって行われる内容が行事事が異なるため、毎日自分の好きな時間に参加するというお客さんや参加者も少なくありません。
この祭りのメインである宵山では山鉾巡行を前に各町内自慢の山鉾が提灯に灯をともして建ち並び、3日間スタンバイしている管顧客やお客さんが沢山いたり、大盛況なのです。山鉾巡行とは、前述しましたが平安初期の京都で流行した疫病を鎮めるために矛をたてて怨霊退散を願った御霊会から、豪華絢爛な装飾の鉾が京都の主要道路を巡行するのです。
長刀鉾は生稚児乗ったりしていて色々な鉾があり、それぞれ、意味もことなります。また、空いている山鉾の舞台に登ることもできたりと、普通の祭りではあまり体験できないような祭りが経験できるのも人気と言えるでしょう。
場所やその市によりますが中には女性でも出来るところがあったりと、男性のみならず女性でも年齢関係なく参加できることも、現代に引き継がれた由縁かもしれません。男女問わず、自分も楽しめる場所として全国各地から祭り好きな人たちが参加するほどの人気だとわかります。ちまきは各山鉾によってご利益が違いますから、お目当ての山鉾から巡ったりするのもとても楽しくて、それぞれ形や飾りが違うという点からも楽しめます。
時代から変化して現在ではこの祭りが全国のお祭り7選に入るほど、有名になりました。健康で壱年を無事に過ごせるようにと京都市全土を回り、そして、健康を祈って行く儀式へと変わったのです。最近では、観光客も増えてきたことから時代とともに見世物もやるようになりました。
見世物は主に、京都ならではで舞妓さん等が音楽に合わせて舞台上で舞をしたり、祟りを祭る神輿で大勢の男性陣が担いで町内を巡り、市内の決められた範囲を観客や参加者と一緒に練り歩くのがこのお祭りの特徴といえます。
勿論、ただ練り歩いているだけではつまらなくて見ている方も飽きてしまいます。途中途中で堂々とそれぞれダンスや祭りにまつわる踊りなど、市内の決められた範囲にはなりますが、市民の健康や病気が速く治るようにと練り歩くのがこのお祭りの特徴になります。
祇園祭へのアクセスの注意事項
祭りやイベント毎では、よくある話ですが、京都は電車移動や、八坂さんの周りは駅の間が短いので徒歩が良いです。というのは、本当にメインの時は混雑しますし、京都の道は大通りと言われるところ以外は、本当に細くてワンウェイところが多いです。
近辺の人たちなら、基本、前々日や早朝から車できたりするので、無料の駐車場はほぼ満杯。観光客様用に有料駐車場はないこともないですが、公共交通機関、電車が一番無難です。知り合い家の駐車場など借りれるとベストですが、たいて地元のに、「祭りのために帰省」することも多いので。山鉾巡行の時は、道路封鎖はバスも大変と、聞いたことがあります。私は乗ったことがないのですが、東京から来た知人が、「混雑で動かない、もしくは、近隣までは来ない迂回運航」というような話してくれた覚えがあります。
祇園祭
会場:京都府京都市八坂神社
電話:八坂神社 075-561-6155