普段は一般市民は入れない駐屯地を解放し、自衛隊のことを理解してもらおう、興味を持ってもらおうという意図が感じられます。自衛隊小倉駐屯地でのお祭りは、会場内では、自衛隊の幹部らしき人達の前でブラスバンドの鼓笛隊が演奏を披露しています。この辺が周年記念の行事らしく、制服姿の隊員らが見守っております。関係者も合わせると、1000人くらいで式典を行なっています。
自衛隊小倉駐屯地のイベントは12月開催。屋台も出る?
自衛隊小倉駐屯地の創立61周年記念行事。2017年は12月3日(日) 駐屯地ができてから、毎年一度行われています。会場内では各連隊の屋台が約10台、自衛隊協力会に加盟している一般企業の屋台が7?8台と賑やかです。
中でも各連隊が大鍋で作るカレーをけんちん汁などが人気を集めています。それと子供達には嬉しい射的のコーナーやくじ引きのコーナーもあります。もう一つ大量の空気を入れたマスコット人形のようなもののトランポリンもあり小さなお子様も遊べるようになっています。
それと自衛隊内でしか買えない、ミリタリーグッズ販売コーナーが凄く人気で、早めにいかないと売り切れてしまうグッズもあります。どんなものが販売されていうかといえば、迷彩柄の制服、Tシャツ、マグカップ、時計、ベレー帽、戦車のプラモデル、サバイバルナイフ、ペンライト、双眼鏡、コンパス、ステッカーやバッジ、キーホルダー、ワッペン、携帯ストラップ、戦闘機のマグネット、自衛隊かつというお菓子、自衛隊各地のレトルトカレー、クッキーお土産物などなど、ここでしか買えないものばかりで欲しくなってしまいます。
その横には、ちゃっかりと自衛隊員募集のブースが設置されております。やはりグッズを買うような方は自衛隊に興味があるのでしょう。その場で詳しく相談をしている方も多く見受けられます。
その他会場内には、戦車や機関銃、大砲やヘリコプターなどが一般客が見れるように展示されています。中には触れるものもあり、マニアの方から一般の方まで、いろんな方が見にきています。
自衛隊小倉駐屯地の演習は迫力満載
何よりこのイベントのメインはというと、会場広場で行われる自衛隊演習であります。突然、上空にヘリコプターが現れ、低空飛行してきたと思えば、ロープが垂れてきて、自衛隊員が次々とおりてきます。そこに置いてあったバイクにまたがり、バイクを自在に操りながら、ドリフトや曲芸みたいなすごい動きを披露してくれます。
今度は横から戦車の入場です。一番奥まで進むと旋回砲塔を上に向け、鼓膜が破れるような大きな空砲を打ったりします。この演習が始まると、みんな飲み食いそっちのけで演習を見るので、その隙に人気の屋台で買い物をするのも良いでしょう。人気の屋台はすごく並ぶので・・・その後演習は佳境を迎え、本当に地上戦を行なっているように機関銃を打ったり、戦車がえらいスピードで走り出したり場内は騒然となります。
去年は、北朝鮮のロケット問題で、迎撃ミサイルのPAK3を見れました。間近で演習を見れることは滅多にないことですので人気の行事となっています。比較的近くに航空自衛隊の築城基地があるので、この演習中に戦闘機が上空をすごい速さで何度も横切ります。男の子は一度は憧れるパイロット。かっこいいです。
会場を見渡すと若い女性の姿も多く、自衛隊マニアの女性も多いのに驚ろかされます。最近では、女性の自衛隊員が多くなっていることもびっくりします。普段は入れない特別なところに入るという体験は冒険心というかなんというか、やはり楽しいものです。祭りは10時?15時までとなっております。一度、見てみると考えることがあるかもしれません。
自衛隊小倉駐屯地へ駐車場は?アクセスは?
場内は駐車場があるので車で来場できますが、自衛隊駐屯地前に信号があり青の時にしか出ていけないので、奥のスペースに駐車した場合、なかなか外にまでいけません、祭りが終わっても1時間くらい出れずということもありますので注意しましょう。
公共交通機関はモノレール北方駅から徒歩5?6分。駐車場があるので、車で来る方も多いですが、帰りが渋滞するので私は公共機関を利用します。
自衛隊小倉駐屯地
会場:自衛隊小倉駐屯地
電話:093-962-7681