2015年11月上旬、嵐山周辺のお寺に行きました。主なお寺は、祇王寺とです。 異文化交流が盛んな昨今、特に京都には外国人観光客が多く訪れています。私も何度も訪れていますが、この風情は京都しか味わえないものだと思っています。
祇王寺や二尊院の紅葉は、風情と思い出に酔いしれる
2015年前の11月上旬、夫と二人で紅葉を観に嵐山まで車を走らせました。京都は私達二人にとって思い出深い街で、初デートの地でもあります。今は世界遺産になっている神社仏閣も少なくなく、パワースポットでも有名で若い女性にも人気があります。
私達は渡月橋を渡り、本来ならお土産屋さんが軒を連ねている大通りを歩くのが一般的なのですが、あえて人気の少ない亀山公園を通って行きました。亀山公園はこんもりした小さな山のようになっていて、遊歩道や展望台があります。
その日もベンチで暫く休憩をし、持参したおにぎりとお茶を頂きました。外国人観光客にはこのルートは余り知られていないようで、静けさもありゆったりとした気持ちにもなれるのでした。
この場所を知ったのは十数年前に家族と訪れた時で、まだ息子達も幼かった為お寺巡りをするよりも、公園で遊ぶ方が楽しかったようです。亀山公園を抜けると直ぐに落柿舎が見えてきます。そこからお目当ての二尊院を参拝しました。
このお寺にはに重要文化財に指定されている二体の仏像が安置され、由緒あるお寺の一つです。そしてて何と言っても見ごたえのある紅葉ですが、「紅葉の馬場」と呼ばれている参道は圧巻です。
若い頃は何気なく歩いていた記憶がありますが、久しぶりに夫と見た風景はとても感慨深く、何故か涙が止まらなくなってしまいました。次に一番の目的である祇王寺に行きました。苔で覆われている庭の景観は、数年前と変わらない感じがしました。
祇王寺の寂しさや静けさを楽しむには?古都ならではのお土産も
平清盛と祇王の悲恋の逸話で知られている尼寺で、それほど大きな庭ではないのに、紅葉の美しさは又違った趣がありました。大原の三千院同様、一人旅の女性が必ず立ち寄るお寺だというのが分かる気がします。
京都が世界的に有名な観光地であるというのは、日本人として誇りでもありますが、お寺は静けさの中で拝観するのが似合っているような気がします。人ごみで疲れた時には、ちょっとメイン通りを外れてみるのもいいかもしれません。
他にも化野の念仏寺など見ごたえのあるお寺ばかりで、四季折々の美しさを体感できる京都は、私の一押しのやすらぎの地です。 祇王寺の悲しい逸話は、平家物語にも記されています。今の時代は歴女と呼ばれている女性も増え、日本の歴史を知るには京都は適したところであり、日本の伝統工芸も数多く生まれた場所でもあります。
外国人観光客のほとんどが、この伝統工芸に魅了され、着物、扇子などは定番のお土産になっています。又桂川に掛かっている渡月橋も必ず訪れる観光名所で、木製の欄干が歴史を物語っています。
京都の食にも文化があり、修行を積んだ料理人が造る京料理は、この地でしか味わえないものがあります。京懐石は他では真似のできない上品さがあり、見た目も味も格別です。お土産は古くから上品な甘さの麩菓子や、お漬物、女性に人気の匂い袋など、京都らしい名産品が人気を集めています。
最近では外国人観光客も注目しているのが着物レンタルです。好みの着物をレンタルし、着付けをして貰って京の街を散策するのです。これは日本人にもよく利用され、家族連れやカップルも多いです。外国人の着物への関心度はとても高く、日本人以上の情報を持っている人もいるぐらいです。
嵐山は無料駐車場もある?50%OFFタクシー?
嵐山へ電車で行く場合は、JR山陰本線や阪急嵐山線、京福電鉄嵐山本線などを利用します。私はマイカー派なのでほとんど車を使っています。渡月橋付近にはお土産屋さんが数多くある為、無料駐車場があります。この場所に停めておけば、観光名所へ行くのも便利です。お寺巡りをしながら歩くと時間が経つのも忘れてしまいます。
最近では、貸し切りタクシーというのも流行っているそうで、50%OFFの京都ならでは配慮もあるので、ちょっとリッチに、便利に回るもの、非日常をより楽しむエッセンスになると思います。