ドライブ最後のお楽しみとして日帰り温泉に入ります。紅葉の季節9月~10月は箱根の「天山湯治郷」が大好きです。温泉に行く道・温泉・帰り道と紅葉を満喫することが出来ます。
天山湯治郷のお風呂は行き届いていて、子供も大喜び
入浴料は大人1300円・子供650円と少々高いのですが、金額以上の満足感が味わえる温泉です。自然との一体感を感じられる神秘的な野天風呂です。毎月通いたいほど素敵な温泉施設なのですが、暑さ寒さに弱く花粉症の私は秋に行きます。紅や黄色に染まった山道のドライブは最高です。
「天山湯治郷」は静かな食事処や、ゆったり過ごせる休憩所もあります。施設内には畳が多く使用されており、落ちいた雰囲気です。とてもよく掃除がされていて、潔癖症の私ですが嫌な思いをしたことがありません。洗い場には地球にやさしい固形石鹸があります。
環境に配慮したシャンプー・リンスを買うことが出来ますが、髪がキシキシします。マイナスイオンを感じながら坂道を上っていると空を飛んでいるような気分になります。その爽快な気分のまま自然と融合できるのが「天山湯治郷」です。
明るい時間の9時~17時に間に大自然の中で温泉に入るのは開放的で、子供と楽しむのにとっても良いのです。夕方から夜にかけて17時~23時頃は山の静けさを感じながら、ゆったりとした時の流れを体験できます。
何故か私が天山へ行くときは、雨が降ることが多いです。日中は晴れていても、天山が近づくと雲行きが怪しくなり小雨が降り始めるのです。駐車場から券売所・温泉施設入り口までが離れており、階段を上らないといけないので晴れている日に行きたいです。
しかし、雨の日の野天風呂も乙です。木の葉から落ちてくる雫や、雨粒により跳ね上がるお湯が自然を感じさせてくれます。私のお気に入りは、洞窟に湯です。神秘的過ぎて初めて一人で入る時にはドキドキしましたが、洞窟の中に入ると何か優しいものに包まれている安心感があります。
雨の日の夜に入る洞窟風呂が一番神秘的です。この洞窟風呂に入り願うと子宝に恵まれると言われています。私自身も子宝祈願をしたことで元気な赤ちゃんを授かることが出来ました。
天山湯治郷は歴史も古く、お土産も楽しみ。私のお気に入りは…
箱根駅伝で有名な箱根。都心からも近く、外国人観光客にも人気のスポットである。箱根には、芦ノ湖や大涌谷・寄木細工・関所など子供が歴史を学べる場所が多くあるため小学生が遠足で訪れる場所でもある。
箱根温泉の開湯は奈良時代。箱根火山が30万年の年月をかけて生んだ土地であり、箱根の歴史は温泉の歴史と言われることもある。箱根温泉が知られるようになったきっかけは、豊臣秀吉の小田原征伐。
江戸時代には東海道に沿った温泉として「箱根七湯」として栄えた。徳川家光や綱吉の時代に、将軍への献上湯が度々行われている。箱根温泉の歴史には福沢諭吉など多くの人物がかかわっている。神々の山という説もある箱根には神話や昔話が残されている。
箱根のお土産で有名なのは、寄木細工と大涌谷の黒卵や温泉饅頭。箱根湯本商店街は箱根湯本駅の目の前にあります。箱根に付いたら食べ歩きしながら進み、箱根散策を満喫した帰りにお土産を買うと便利。
鈴廣の蒲鉾のように年配の方にも喜んでもらえるお土産や、箱根ラスクのように職場で配れるオシャレなお土産などショッピングだけでも楽しめます。私のお気に入りは、和菓子菜の花の「月のうさぎ」です。お饅頭の真ん中に大きな栗が入っているのが特徴です。優しい麦こがしの風味が大好きです。
天山湯治郷へアクセスは?
「天山湯治郷」へはマイカーでしか行ったことがありませんが、箱根登山鉄道で箱根湯本駅で下車すると、湯元温泉旅館組合巡回バスが出ているそうです。バス乗車時間は約10分です。
マイカーで行く場合、国道1号線を行きます。目印になるものが少なく、道沿いの木の様子で風景が変わってしまうため何度か迷いました。細くて暗い山道を数分走るので道を間違えたかと不安になった頃、駐車場が見えてきます。
車で行くときはカーナビ利用をお勧めします。無料駐車場が140台分あります。満車で渋滞することもありますが、警備員が誘導してくれます。