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温泉

温泉津温泉でゆっくり味わうノスタルジック

 

3月9日に、大学の卒業旅行一人旅で島根県太田市にある温泉津温泉に行きました。広島の三次から三江線に乗って島根の江津駅に15時ごろにつきました。江津駅で乗り換えて20分ほど最寄りの温泉津駅に到着しました。そのあとバスで5分ほどで温泉津温泉街に到着しました。

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 一人旅でタイムトリップ

今回は温泉津温泉の薬師湯に入浴しました。薬師湯の入浴時間は土日祝は午前6時30分から午後9時、平日は午前8時から午後9時です。温泉の入浴料金は大人350円、子供200円(1歳~小学6年生)です。そのあとカフェで「自家製 内蔵丞カレー」を食べました。800円でした。

他にも40分の貸切湯などもありました。温泉津温泉の「薬師湯」に入りました。「薬師湯」の魅力は何といっても日本温泉協会に認められた最高級の天然温泉であることです。日本温泉協会の審査全項目で最高評価のオール5を取っています。

薬師湯の源泉は地下2~3mの自然湧出で、その温度は約46度といわれています。この温度は中国の医療の温泉療法と同じ温度であるといわれています。実際に入ってみるとものすごく熱かったので、のぼせないように数分おきに湯船から出て入ってを繰り返していました。

湯船から出ると実際に肌がすべすべになっていました。これは薬師湯の湯質が、お肌に優しいためです。温泉から上がるときは温泉の成分を体に残してから上がるほうが高い温泉効果が望めるといわれています。温泉から出てから、建物の屋上のガーデンテラスに行きました。

ガーデンテラスから見る、温泉津温泉の赤い瓦の街並みを見ると大正時代にタイムスリップしたような気分になりました。コーヒーを飲みながらゆったりとできるスポットです。

 

 一段と味わうなら?

温泉津温泉は、国重要伝統的建造物群保存地区、世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」に含まれる世界遺産の温泉地です。温泉の歴史は平安時代までさかのぼります。平安時代の辞典『倭名類聚抄』によると石見国邇摩郡に「温泉」という地名があげられてます。

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そして古くから温泉が湧いて、日本海を一望できる入り江は天然の港になり、「温泉津」と呼ばれる地名になったといわれています。16世紀になると、石見銀山が見つかり、開発されることで、温泉津は銀の積み出し港になりました。そのあと温泉街は銀山で働く人の憩いの場所としてにぎわい発展しました。

温泉はもともと古代からの自然湧出泉源「元湯」だけでした。1872年の浜田地震によって湯量が増えたことで、町の庄屋を務めていた内藤家が温泉経営を始めました。彼はもともと薬師湯の更衣室だった建物をレトロでモダンなカフェとギャラリーに改装しました。

現在はカフェ「震湯カフェ内蔵丞」になっています。このカフェでは、イタリアンコーヒーから江戸時代の奉行飯、季節の野菜を温泉の源泉で蒸した「野菜蒸し」、自家製カレーなどの食事を楽しむことが出来ます。食事はインスタ映えにももってこいだと思います。建物の中にはオルゴールなどのアンティークがたくさんあり、ノスタルジックな気分になりました。

 

 アクセスは?

温泉津温泉はJR西日本温泉津駅からバスで5分ほど、距離は1kmほどでした。バスは島根県太田市のコミュニティバスで140円で乗ることが出来ました。このバスは1時間に1本ほどしかないので、温泉津温泉に行かれる際には時刻表をネットなどで調べてから行けばよかったと思いました。バスは温泉津駅を降りるとすぐのところに止まっています。また駅にもバスの時刻表が載っています。

 

 まとめ

今回は滞在時間が1時間ほどで、夜のライトアップの温泉街を見ることが出来ませんでしたが、次回は旅館に泊まってみたいと思いました。また石見地方に伝わる石見神楽と呼ばれる神事が温泉津温泉街で毎週土曜日に行われているので温泉津の文化をもっと深く知りたいと思いました。

 

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