あなたの好きなお祭りは?
夏の始まり。それは葛飾花火大会。
寅さん大好きな私にとってとても重要なイベントである事は言うまでもありません。
ふらりと出かけてみたい。
花火の閃光と酩酊と。
夏の暑さの訪れと。
下町情緒の風物詩。
「帝釈天で産湯を伝い…姓は車、名は寅次郎と発します」ご存知「男はつらいよ」のフウテンのトラであります。私も大好きな映画です。毎回同じパターンで構成されているし、毎年撮影しているので、甥っ子の吉岡君の成長が一目で分かると言う、違った面白さもあります。
舞台は葛飾柴又。実は筆者の叔父さんが長らく住んでいるのです。四丁目のとあるアパート。遠いので中々遊びに行けないけれど、葛飾納涼花火大会が催される時期になると、ふらっと遊びに行くのです。それこそ、流されるまま、流れるまま。まるで寅さんの様にズドーンと上がる花火を見に行くのです。叔父さんのアパートからも見る事が出来るので、河川敷の堤防まで足を運ぶ事は余り無いけれど、帝釈天に続く商店街も、映画さながらに人出が多くて、賑やかだし、団子を食べながら一杯やる。そして上がる花火を見るのが何よりも楽しみだし、夏の風情を感じつつ、商店街の賑わいが日頃のそれとも違い、非日常と感じられるのが如何にも面白い。
叔父と楽しむ夏の始まり
葛飾花火大会は概ね毎年7月の終わりに行われる。1,300発くらい上がるそうで、大迫力だし、夏の始まりを感じられるイベントです。毎年混雑するので、席取りも大変だと聞きます。何よりも最寄りの金町駅や柴又駅がいつも以上に混雑するので、その辺りが大変そうです。一説によると、対岸の松戸方面へ向かった方が花火が見やすいと聞きます。東京の花火大会と言うと隅田川が有名ですが、江戸川河川敷でみられる葛飾花火大会も、隅田川のそれに劣らずで非常に楽しみなものです。出店は段々減って来ていて10軒程になってしまい、やや寂しいけれど、元々帝釈天を中心とした金町、柴又、少し離れた亀戸辺りも古き良き下町情緒が漂っているので、花火大会に限らずふらりと立ち寄りたいものです。
個人的な事で言えば、柴又の叔父さんの部屋から花火を見るので、間近で感じる音の迫力とか顔をずっと上に向けている首の痛さは感じた事がありませんが、それでも4丁目辺りから眺める景色は、ダイレクトに花火の明るさを感じるし、窓を開け一杯やりながら、近所の商店街で買ってきた焼き鳥や肴をつまみながら、夏の雰囲気、花火が終わった後の余韻を楽しむのが好きです。滅多に東京には赴きませんが、この時期になるとまた行きたいなぁと、叔父さんと四方山話をしながら、花火を楽しみしています。
葛飾花火大会
電話番号:
葛飾区コールセンター 03-6785-2222
予約観覧席:2人席7000円・4人席10,000円・6人席12,000円
時間:19:20~20:30
住所:東京都葛飾区柴又7-17-13 江戸川河川敷 柴又野球場
私も行ってみたいです。夏の楽しみがまた一つ増えました。ありがとうございます。