江戸時代、長崎港では中国との貿易を独占して行っていました。当時から長崎にはたくさんの中国人が住んでおり、今でもその子孫の中国の方がたくさん住んでいます。毎年、2月の中旬から3月頭までですね。そのため、今でも中国のお正月である旧正月を祝う「春節祭」を長崎の冬の風物詩のイベントとして毎年旧正月である2月から3月にかけてランタンフェスティバ
観光と食事の時間を気をつけて?
ルが開催されています。長崎市街地全体でランタンフェスティバルは開催されているといっても過言ではないのですが、中国のお正月を祝うイベントなので、開催の中心は長崎の新地中華街です。中華街は全体にランタンが飾り付けられており綺麗なのですが、中華街の隣の湊公園では出店が出ていたり、中国雑技団や蛇踊りどいった伝統芸能を見ることが出来ます。201
9年は2月15日から19日開催です。名前の通り、街中にランタンが灯されているのですが、提灯のようなランタンだったり、パンダや人形の形のランタンだったりいろいろな種類のランタンが街一面に飾られています。期間中は街中に昼夜関係なくランタンは飾られているのですが、特に夜はランタンに明かりが灯されますので、とても幻想的で綺麗です。長崎市街地
を流れる川の上に飾られたランタンが水面に写る景色は美しく、人形の形のランタンは大きさも結構あるので迫力があるので、写真を撮るとかなりインスタ栄えするのではないかと思います。長崎市街地全体がランタンに包まれて、異国情緒溢れる世界観になってはいるのですが、フェスティバルの中心である新地中華街や出し物や出店が出ている湊公園では、出し物によっ
ては爆竹を使用していたり、長崎という日本の街にいながら、まるで中国映画の時代劇に入り込んだような世界観が出来上がっています。また、出し物やランタンの見事さも見どころではあるのですが、新地中華街には中華料理のお店や食べ歩きできる肉まんやちまきなども店頭で販売されています。どのお店でも本格的でおいしい中華料理も楽しむことが出来るのでランタ
ンフェスティバルはグルメの点でもおすすめのイベントです。ただ、前回わたしが行った時は、湊公園での出し物を夜20時くらいの最後まで見ていて、中華街の料理店がほぼ閉店間際になってしまっていて、ゆっくり食事ができなかったので、食事をゆっくり楽しみたい場合は食事を早めに済ませることをおすすめします。ランタンに光が灯っているのは夜ですが、中華
街のお店自体は昼間から開いているので、早めにどこかで食事をして、夜からはランタンや出し物を堪能するというのがゆっくり観光できるかもしれません。食事以外のお土産のお店などは20時以降もしばらく開いていたので、お土産などは出し物のあとでも比較的ゆっくり買えるのではないかと思います。
アクセスは?駐車場は?
主な開催地である新地中華街は、長崎市街地の中心部にあるので、長崎駅から路面電車やバスですぐに着きます。路面電車の利用が一番行きやすいと思うのですが、長崎駅から正覚寺下行きの電車に乗って、築町電停下車、そこから徒歩1~2分で着きます。中華街までの道中もたくさんのランタンが飾られていて綺麗なので、全く飽きることなく向かうことが出来ると思い
ます。車の場合は注意が必要で、長崎は駐車場がとても高いです。場所によっては30分250円くらいかかるところもあるので、あらかじめいくつか駐車場をチョイスして行くことをおすすめします。場所によっては最大800円など、他県とさほど変わらない金額で止められる駐車場もあります。中華街の近くでは、短時間の駐車の場合は長崎水辺の森公園の駐車場が最
初の2時間は30分50円と、激安で止められておすすめです。ただ、2時間経過後は30分200円の料金になるので、時間配分を考えて泊める必要があります。住所は、長崎県長崎市新地町 長崎市新地町10番13号辺りですね。
まとめ
長崎ランタンフェスティバルは最近ツアーも多く、一人旅ツアーなども行われています。長崎主要の観光地は1週間で回れますので、長崎ランタンフェスティバルを楽しむきっかけに長崎をもっと楽しむ機会になるといいな、と思います。