能代市はバスケットで有名な街です。この祭りは東北各地を中心とする伝統あるから祭りが一同に介して能代の市街地を練り歩く事で大変熱気のある祭りです。
おなごりフェスティバルin能代はいつ?花火は?
おなごりフェスティバルとは秋田県の北部に位置する能代市という街で毎年9月の第2週目の土曜日に行われる祭りのことです。開催時からの常連の祭りは地元秋田からの「秋田竿頭」青森の「ねぶた祭り」岩手からの「さんさ踊り」東京からの「浅草カーニバル」などが参加されます。
参加者の総勢は3,000人近くにも及び、このフェスティバルを見ようと全国から20万人近く能代にやってきます。おなごりフェスティバルの「おなごり」とは東北の短い夏を「名残惜しむ」という事から「おなごり」と名付けられたとされています。
当フェスティバルは昭和59年に能代で開催された青年会議所の東北大会の催しとして東北の伝統ある祭りを一気に能代に呼び街でパレードしたのが好評を得たのを機にフェスティバルが毎年開催しれるようになりました。
おなごりフェスティバルの見どころはなんといっても東北を中心とした伝統ある祭りが一度に観れる事です。9月8日土曜日開催です。午後12時過ぎから屋台の出店や地元のブラスバンドによる音楽イベント。午後5時からフェスティバル開始されます。夜の9時にはフェスティバル終焉して…15分後、花火が上がります!
おなごりフェスティバルin能代は東北のお祭り大集合?
秋田から参加している「秋田竿頭」は東北三大祭りのひとつで有名な祭りです。「竿頭」とは高さ10メートル以上の竹竿に横棒を付けその横棒に提灯をぶら下げ50キロにも及ぶその竿頭を1人の職人が手の平や肩、腰、おでこなどでバランスを取りながら街を練り歩くというものです。
竿頭は綺麗にしなるように繋ぎ合わせられているので、観客席まで倒れそうで倒れないその竿頭のしなり具合と職人の技は見ていてハラハラドキドキします。「秋田竿頭」と並んで東北三大祭りのひとつである青森の「ねぶた祭」も見どころ満載です。
「ねぶた」とは大型のはりぼて人形を乗せた山車の事で、その人形は日本の歌舞伎や神話、水滸伝や三国志など歴史上の出来事を題材として作られています。そのねぶたの大きさは高さ5メートル、奥行き7メートル、幅9メートルにも及びます。内部から電飾で照らされたそのねぶたを引っ張って練り歩くのですが、巨大な人形が何台も揃って街を行く様子は圧巻です。
また、「ねぶた祭り」には「跳人(はねと)」と呼ばれる踊り子達がねぶたと一緒に踊りながら街をパレードします。特に決まった踊りは無く希望者は誰でも参加できるのも特徴です。事前に参加表明をすればレンタルで着物も貸してくれるので地元の高校生や若者達も参加しています。
それと「おなごりフェスティバル」では地元の中学校も学校単位で参加しています。元々は「能代子供七夕」という祭があったのですが毎年の開催が出来なくなり、地元の中学生がおなごりに参加を希望したことが始まりで、手作りの灯篭を引き連れて、太鼓、囃子、笛、踊りで街を盛り上げてくれます。
伝統ある祭りに地元の若い世代が参加し大人と一緒にひとつのイベントを作り上げて行く事もこのおなごりフェスティバルの意義であると思いますし、街全体で盛り上がる要因でもあるのではないでしょうか。
おなごりフェスティバルin能代、アクセスは?駐車場は?
おなごりフェスティバルは秋田県の北部に位置する能代市という街で行われます。会場は能代のメインストリートである畠町通りです。畠町通りは能代駅を降りて目の前の通りになります。能代までは電車の場合、秋田方面からですとJR奥羽本線で東能代駅で降車し五能線に乗り換え能代駅まで行く事が出来ます。
車でくる場合は秋田方面から国道7号線を北上するか、秋田自動車道を北上し能代南ICで降り国道7号線に入り北上する手段があります。青森方面から車でくる場合は、国道7号線を南下するか、東北自動車道の碇ヶ関ICから小坂JCTを経て大館南ICへ向かい、そこから国道103号線を経て国道7号線に入り南下する手段があります。
また、関東方面からですと能代が終着の高速バスも出てますし、仙台からも能代着の高速バスが出てます。駐車場に関しては市内の公共施設やデパート、ホテル、学校の運動場などを臨時の無料駐車場として貸し出しています。
トータルで2,000台近くは駐車できるようになっています。基本的にはメイン会場まで遠くても徒歩15分程で歩ける範囲に各駐車場はあります。臨時のバスの運行はありません。
まとめ
おなごりフェスティバルは全国から20万人も来場する大きな祭りです。普段は静かなこの街もこの日ばかりは熱狂と興奮に包まれます。東北の短い夏を、去りゆく夏を、このおなごりフェスティバルでたくさんの人達と一緒に楽しみながら見送ってみるのはいかがでしょうか。 秋田県能代市 上町ストリートで会いましょう。お問い合わせ先は、畠町通り0185-54-6760