海外の友人は夏は日焼けが当たり前で、夏には日焼けするものよ、ビーチに誘ってくれます。私はなぜか年がら年中まぶしいので、できるなら1年中サングラスかけていたいし、日焼けしても痛いだけで、嫌なのです。だからといって、日差しが嫌いなわけではないです。お布団を干すとふかふかになるのは嬉しいし、新緑の美しさも素敵。私たちは、紫外線とどう付き合っていったらいいのかしら。
紫外線はいつから強くなるの?
まず、お天気のことだから気象庁のHPを見ると、天候にもよるけれど、夏の紫外線量は多くなって、日本国内では7月から8月にかけて最も多いって記載がありました。たしかに、晴れの日が多いのですから、それは納得。5月から紫外線が強くなるというのは、オゾン層の季節変化でUVAという領域の紫外線が届いちゃうから、なんですって。
そこで知ったのですが、紫外線にはUVAのほかに、BとCがあるの。さきほどのUVAは紫外線A波といって5月から9月くらいまで多く地上に降りてくるの。では、Bはというと、紫外線B波は5月から紫外線A波と同様に増えるのですが、7月や8月は波長がAに比べて長いから降りてきやすいのです。だから、夏、暑くて、日差しが熱い!ということなのですね。
4月くらいから紫外線量が増えてくるのは、四季の移り変わりで私たちも身体が体感してくれるから、よくわかるけれど、他の時期の紫外線量はそんなに強くないのか、といったら、ないわけではないの。
夏の時期の紫外線量に比べれば、寒い12月はとても少ないの。曇ってる日や大雨の日も少ないわ。でも、けっして紫外線がないわけでもないし、曇りの日のほうが日焼けするのは、事実。雨の日でも、晴れの日の60%から80%くらいあるらしいです。
太陽光の紫外線で殺菌できる?
私は夏、おでこが日差しで痛いのですが、殺菌してくれてるんだと思っていたのです。聞いたことありませんか?まな板や布巾を太陽に当てると殺菌してくれる、とか。人間なので、ただの日焼けなのですが、事実、紫外線量の多い10時から14時くらいが適していているの。その上、乾燥してくれるから、菌の繁殖が防げるということなのですね。
日焼けで赤くなって痛いだけなのは、本当に焼けちゃっているみたいで、色素細胞が少ないから。こんがり日焼けできるお肌の方は、メラニン色素を作って紫外線を吸収し、紫外線からの攻撃から皮膚を守ってるんです。DNAが損傷しないように。素晴らしいわ!私もこんがり日焼けできるお肌に憧れちゃいます。
ですが、日に当たると痛いので、日傘も大事。日傘より、もちろん日陰を探して歩きましょう。日陰ない時は、日傘が必須ですが、日陰はもっと日射しを避けてくれますので。
手に湿疹、ぶつぶつが…紫外線のせいかも
ある時、私の手に水泡のようなものができて、焦ったんです。人によっては、サメ肌のようにゴワゴワしてしまう方もいらっしゃいます。かゆくて仕方ない、とか、日光アレルギー、日光皮膚炎の症状でもあるのです。
赤いぶつぶつができた、とか、かゆい!とか症状がある方は、光線過敏症テストというのもあるので、受診して対策が必要ですね。私は、洗剤負けと、小児性アトピーの残りが重なっちゃったので日光湿疹とは言われませんでした。
まとめ
紫外線について知ったのですが、紫外線C波は波長がAとかBよりもっと短いので、本当にDNAを破壊してしまうそうです。地球がオゾン層に守られているから、私たちも守られているのですね。ある程度は、年中日焼け止めクリームなど塗っておいたほうがいいのかもしれません。
日焼け止めってSPFとかPAとかあるけれど、今回のでわかりました。Protection Grade of UVA、紫外線A波から守ってくれる+++はPAの指標なんですね。そして、SPFは、何も紫外線対策ししない状態からどのくらい守ってくれるか、Sun Protection Factorなんですね。