北海道豊富町にある豊富温泉という、通称油風呂へ入るためにニュー温泉閣ホテルへ行きました。当時私は日本一周中でしたので、約2カ月ぶりに温泉を楽しむために入浴へ行きました。また、アトピー性皮膚炎ですので、以前TVで豊富温泉の油風呂でアトピーが良くなったと紹介されており気になっていました。
日帰りもOK?
2017年6月頃、ニュー温泉閣ホテルでは日帰りでしたので、入浴だけで500円前後でした。アトピー性皮膚炎に良く、一週間以上の湯治客も積極的に受け入れているようです。豊富温泉というのは源泉名で、入浴場所によっては薄めてあったりするそうです。
私が入ったニュー温泉閣ホテルは、ほぼ源泉のままらしくとても濃い油が浮いていました。湯船の底や壁面のタイルには源泉のカスがこびりついていました。私の後に入って来た方から聞いたのですが、本当にアトピー性皮膚炎が酷く、ボロボロになってしまっている方などは沁みて痛くなる事があるそうです。
湯船は男風呂には一つしかなく、最近温泉の種類が多く沢山のタイプを楽しんでくださいね!といった感じではないので、集中して入浴が出来ます。水は少し纏わりつくような感じですが不快感はなく、むしろ気持ちいいです。
アトピーに効く?どんな湯?
本当に油が浮いているので最初は気持ち悪さを感じていましたが、途中から気にならなくなりました。ほぼ源泉掛け流しの温泉にはつきものですが、あのカスの様な物はどこに行っても最初は慣れません。掃除をやっていないのか本当に源泉からの物なのか、疑ってしまいます。
私は逆上せやすいんですが、アトピー性皮膚炎に良い油風呂という事で出来るだけ長い時間入るために、逆上せそうになったら湯船から出て、ストレッチをしたり水を飲んだりして体を冷やして何回も浸かりました。身体がより多くの油を深く吸収する様に。
久しぶりの入浴でしたので身体にも負担を掛けないように水分補給をこまめに取って気をつけていました。温度は38度前後で、入れない程熱いという訳でもないですし、私にとっては丁度良い湯加減だったと思いました。
確かに入浴後、しばらくは油が染み込んだ様で乾燥は遅く感じました。油と言ってもサラダ油の用にネバネバは全くしておらず、サラっとしたお湯でとても気持ちよかったです。
ふれあいセンターでも温泉に入れる?
大正15年に石油試掘時に天然ガスとともに噴出したのが豊富温泉というそうです。ニュー温泉閣ホテルの近くに豊富町ふれあいセンターというのがあるらしく、ここにはアトピーカウンセラーがいるそうです。私よりも後に来た方は、そこのカウンセラーを受けてきたそうで、アトピーに良いと言われている石鹸やシャンプーを使っていました。
同じ温泉に入った方から聞くとこのふれあいセンターでも豊富温泉に入れるそうですが、かなり薄めてあり効能は薄いそうです。また、ふれあいセンターの方は地元の年配の方が多く入浴しており、あまりノンビリとは出来ないと言っていました。
豊富温泉へはツーリングでもOK?駐車場は?
交通手段は近くのキャンプ場からバイクで行きましたが、方向音痴の私でも行けました。確か、豊富町へようこそ!と書かれた看板はありました。私は大した下調べもせずに行きましたが、豊富温泉はこちらと書かれた看板もあり、それ通りにいったらニュー温泉閣ホテルへ行ったと思います。
更に奥の方へ行くと豊富町ふれあいセンターがあるそうです。ニュー温泉閣ホテルは駐車場は広いから心配ありません。北海道天塩郡豊富町字温泉へ、季節変わり目や汗かき安くなる時期に行きたくなる温泉です。問い合わせ先は、0162-82-1243
まとめ
私もアトピー性皮膚炎で、豊富温泉の事を聞いた時は半信半疑でした。といいますか、油が浮いてるお風呂って嫌でした。気持ち悪そうです。ですが、思っている様な油ではなく気持ち良く入浴が出来ました。
また、ニュー温泉閣ホテルのスタッフ方もとても親切で、豊富町の事を沢山教えてくれました。宿も見させてもらっただけですが、とてもきれいでここならゆっくり湯治が出来ると感じました。