群馬県の四万温泉に去年の2月上旬に行きました。旅館は一人2万円程度、温泉利用料は大体700~1000円前後でしたが、中には無料の所もあります。 旅館の温泉も良いですが、なんといっても四万温泉の醍醐味は5箇所ある外湯だと思います。大自然の中にあり、ほぼ外なんじゃないか!?と思うような露天風呂ですが、その解放感がたまらなく気持ちいいんです。
食事も非常に美味しい
群馬の奥地にあるので、冬休みのシーズンでも人は割と少ないです。大自然の中でお風呂に入っている気分になるので、テレビで見るような山奥にある秘湯感を味わう事ができます。また、私が行った際は雪が降っており、深々と降る雪の中温かいお湯につかっている事の幸せたるや、、、もちろん入る時と出るときは極寒ですが(笑)、個人的には冬に行く事をお勧めしま
す!また、もう一つの四万温泉スポットの楽しみ方として、お酒とご飯がおいしかった!という印象があります。私が行った際は「ひなたみ館」という宿にお世話になりました。宿はまた山奥にあり、最寄り駅からバスを使い、送迎車を使い、、、しかしそこまで苦労してでも行く価値はあります。山奥にあるとは思えないほどきれいな宿です。送迎は宿の女将さんがしてく
れるのですが、車の中では楽しくお話させて頂きました。忘れてはいけないのが、館内にある3つのお風呂、全て無料で貸し切ることができるのです。ご家族はもちろん、友人同士だけ、でも楽しむことができます。はそしてご飯ですが、部屋で食べきれないほどの量の日本食が出てきます。一番印象に残っているのは石焼のステーキで、群馬でとれた岩塩?とつけて頂きま
した。また、お酒は「大盃」という地酒を頂きました。群馬以外でも売っている有名なお酒ですが、非常においしく感じました。旅館の温泉に入った後は部屋に戻ってまたおいしいお酒を頂く、、、気持ちいい温泉と風呂上がりの地酒、もう言う事ないですね。四万温泉周辺の宿はチェックアウトが遅い所が多かったです。秘湯でゆったりし、おいしい地酒を飲み、ゆっくりと帰ってくるには非常におすすめのスポットです!
お土産は、美味しいまくら?
四万温泉のお土産で有名なものに、「夢まくら」と呼ばれるものがあります。おもしろい名前ですが、決してまくらではなく、立派なお菓子です。もちもちの生地にクルミいりのあんこが包まれています。また、ゆず餡のものもあり、こちらはさっぱりとした味わいでおすすめです。見た目は確かに枕のようでかわいく、ネーミングもあって受けは間違いないとおもいま
す。もちもちでおいしく、私の四万温泉に行ったときのひそかな楽しみでもあります。(現地でお土産を買って、現地で食べてしまいます 笑)あと暫くしてから知ったのですが、四万温泉の名前の由来は「四万(よんまん)の病を癒す霊泉」である、という所からきているそうです。何でも源頼光の家臣の日向守碓氷貞光が四万の地に訪れた際に、突然現れた子供が「汝が読経の
誠心に感じて四万「よんまん」の病悩を治する霊泉を授ける。我はこの山の神霊なり。」と伝えたそうで、その直後、貞光が目を覚ますと湧き出る温泉があったそうです。こうして貞光はこの温泉を「四万温泉」と名付けたそうです。あくまで伝説ではありますが、何も知らずに入浴するよりも体によく効きそうな気がしてきます。
アクセスは?
電車で行くにはJR高崎駅まで行き、そこから路線バスで30分程言ったところに温泉地があります。私が利用した宿はそこからさらに送迎車で10分という所で、非常に奥地にありました。私は車の運転ができないので、やむを得ず電車で行っていますが、できるのであれば車の方が行きやすいかと思います。とは言え山道であることに間違いはないので、ある程度車の運
転が慣れている方が宜しいかと思います。旅館の駐車場は無料で使用可能ですし、予約もいらないそうです。あなたはどのように行かれますか?
まとめ
群馬というと草津温泉を始めとした、より有名な温泉はいくつかあるかと思いますが、知る人ぞ知る秘湯、という所で四万温泉は非常におすすめです。交通の便は悪いですが、おいしいご飯、お酒、温泉と楽しめるポイントは非常に多いです。また、アニメ映画での舞台になった場所。雰囲気も味わえます。ゆったりとした温泉旅行を求める方はお好きですね、私含めて(笑)。