2016年11月28日に神奈川県伊勢原市の大山で紅葉を楽しみました。いつものメインは登山なのですが、この日はツアー参加ともあり普段の服でケーブルカーを使っての上り下りでした。それでも、靴は運動靴をオススメします。
紅葉はいつ頃?ライトアップは?
この年は紅葉が少し遅かったので11月末頃でも紅葉がまだ楽しめました。ただし、寒くて雪が降っていたようなので道端に残雪がありました。まずは大山寺のもみじの紅葉ともみじ祭りの特別開帳です。例年11月中旬から11月下旬が見ごろになるようですが、場合によっては落葉しつつも12月上旬まで紅葉を楽しめたりします。
このお寺に階段があります。そして、その階段の両脇が真っ赤に染まる位のもみじがありとても綺麗です。夜はライトアップもされますよ。ここでまず紅葉を楽しんだ後に大山寺の不動王明王をお参りします。不動明王は、現世で生きる悩みについて怒って払ってくれる仏様だそうです。他にもかわらけ投げなどもでき、厄払いができます。
その後、ケーブルカーで大山阿夫利神社の下社でも多少もみじがあるので、紅葉が楽しめます。晴れていれば、下社から見える伊勢原から相模湾までの景色も楽しめます。また、夜のライトアップの時には、甘酒などのふるまいもあったりします。大山は大山詣と言われるくらい江戸時代は信仰が厚かったようです。関所を通り抜けるのが厳しくて、現代のように富士山詣やお伊勢参りに中々行けなかったので人気があったようです。
ちなみに大山詣では江の島~大山をお参りすることです。弘法大師が住職をされたという珍しいお寺です。大山は国定公園と指定されていて、さらに日本の300名山の一つです。個人的には富士登山の前に登ってトレーニングした山の一つです。大山寺、阿夫利神社下社で、それぞれの御朱印も頂けます。
アクセスは?注意は?
私が使ったのは伊勢原駅から出ている路線バスです。伊勢原駅から大山ケーブルバス停までは、道路混雑無しで片道30分くらいです。大山ケーブルバス停からこま参道というお土産屋さんや飲食店が並ぶ参道を15分ほど歩き、ケーブルカー乗り場に到着します。ケーブルカーが動き出すのは8時台位からだったような気がします。そこからケーブルカーで大山寺、下社と往復行きました。
週末や紅葉のシーズンは臨時バスが出ていることもあります。小田急線を使われる方は大山フリーパスというお得切符があるので使ってみると良いと思います。※使用する前に小田急電鉄のホームページで確認してください。マイカーで行かれる方もいますが、登山で人気のため紅葉や夏山の時期は休日ともなると、近くの市営駐車場が朝7時前にはいっぱいになります。もしくは近所のお土産屋さんが臨時でやっている駐車場1,000円/1日を止めてしまうようになります。
もし、登山で行きたいなぁという方は装備をしっかりして行ってください。傾斜が結構厳しいので甘く見ているとケガをします。ちなみに阿夫利=雨降りなので、雨降り山にふさわしく雨が降りやすく、天候が変わりやすいところです。雨装備も忘れすにしてください。ケーブルカーを使われる方でも必ず、運動靴で行くことをすすめます。ケーブルカーで行けるのは下社までなので、山頂や奥の院に行きたいときは片道約90分登ることになります。
まとめ
昼間の間はこま参道で豆腐料理なども楽しめます。お店によっては要予約もあるので確認していかれると良いと思います。あとはお漬物やお土産などもあるので見ていて楽しいと思います。下社に湧水があるので、そこのお水を頂いてお茶やコーヒーを沸かして飲むとおいしいですよ。夜の紅葉のライトアップを見に行かれる方は必ずライトと防寒着を持って行ってください。当然、山道とかはライトアップされていません。