群馬県の安中市にある「峠の湯」に去年の11月ごろに行きました。峠の湯は温泉入浴施設で、宿泊施設は峠の湯のすぐそばにあるコテージ内で宿泊が出来るようですが、今回、私達家族は日帰り入浴3時間コースで利用してきました。他に
お得に?宿泊は?
も6時間コースや終日など滞在時間に応じて、入館料金が変わるようです。始めに、カウンターでコース料金を設定し、番号が書いてあるブレスレットてきな物を渡されます。食事などをする際は、その番号を伝えると最後に退館する際に支払い仕組みなのでいちいち支払をしなくていいのは子ども連れにとって楽でした。料金は、3時間と6時間とゆっくり居ることができ
る終日、と選ぶことができ、3時間では足りない!という方の延長料金は1時間ごとに子供は150円、中学生上の大人は200円でした。障害者手帳をお持ちの方価格もあるので、お忘れないようにお願いします。私達は5歳の息子と夫婦でしたので、子ども400円、大人一人800円だったの
ですが、群馬県の子育て世代に発行される「ぐーちょきパスポート」を持っていたので1割引いてもらう事ができました。4歳以下は無料で、4歳以上中学生未満か中学生以上の大人、という区切りで料金が変わります。中学生未満は、子ども3時間は400円。それ以上は大人で
3時間は800円ということですね。6時間になると子供800円、大人1,100円になります。終日はもう少しお値段が上がりますね。いわゆる日帰り温泉なので、お泊りをすることはできませんが、お隣にくつろぎの郷というコテージがあるので、4名以上から宿泊も可能です。
お風呂は家族風呂ある?持ち込みは?
お風呂は、女性と男性用の温泉は週替わりで交換になるようでした。私が入った女風呂はサウナ、水ぶろ、通常の温泉と露天風呂があり、露天風呂には普通のタイプのものと、つぼ風呂というのでしょうか、3種類の陶器でできた小さなお風呂がありました。それぞれ、趣がありましたが、かなりツルツルしてすべる物もあったので足元が不安な方やお子さん妊婦の方などは
気を付けて入るとよいと思います。そして何より、露天風呂から見渡す紅葉の美しさは何ともいえません。HPを拝見すると小説の舞台にもなったという霧積の山々という事で、確かにこれなら小説の舞台にでもなりうるなというみごとな風景でしたし、鳥たちの鳴き声が間近に感じられとても気持ちよく過ごすことができました。
家族風呂は2種類あり、家族で貸切るので別途利用料金がかかります。おトイレ付なので、助かりますね。お食事処もあるので、美味しくいただくことはできますが、子どもがいると持ち込みしたいもの。ですが、飲食の持ち込みはごめんなさい、となっているので、お気を付けください。温泉名にもなっている「峠」ですが、鉄道マニアの方なら誰でもしっている「碓氷
峠」がすぐ近くにあります。今は、長野新幹線の開通に伴って、碓氷峠を電車で走る事は出来ませんがこの難所と呼ばれた碓氷峠の歴史を今に伝える一般財団法人が運営しています。そして、この峠の湯からほど近くに、当時の鉄道車両を今に伝える「碓氷峠鉄道文化むら」があり、その施設内から土日、祝日限定でトロッコに揺られだいたい20分程度でこの峠の湯まで来ることができるのです。
観光はもちろん、美味しいお土産はやはり?
私の子どもが鉄道が大好きなので碓氷峠鉄道文化むらに来る事からこちらの峠の湯を利用させていただきましたが、この鉄道文化むらもかなりマニアックな施設です。今でも現役で動かせる事ができるEF63(ロクサン)があったり、若干時代背景が古くてずれてはいるものの圧巻のジオラマと車両の数々。また、資料などもかなり多く展示されており勉強になる事が多い施
設です。子どもが大好きな、ミニSLやアプト君といった園内をまわる事ができるのりものなども充実しているので子どもも楽しんでくれる事間違いなしです。グルメとしても、飲食店は少ないのですが、なんといっても駅弁で有名な「峠の釜めし」のおぎのやさんが近くにありますし、園内で楽しむこともできます。おススメは園内で食べるよりも、ドライブインの横川店
で食べる事です。オーソドックスな釜飯もありますし、他のメニューもあるので子どもも食べさせやすい物があるので安心です。そして何より、食べ終わった後の釜を持って帰る事ができるのです。実際に持ち帰り、お米を炊くと美味しいそうですよ。また、お土産コーナーも充実していて、この釜の小さいタイプの物に飴が入っている物は本当にかわいいので連れて帰ってきてしまったほどです。
アクセスは?
交通手段としては、群馬県高崎市にある高崎駅から出ている信越本線横川行に乗り、横川で降り、鉄道文化内にあるトロッコで行く方法や、横川駅からタクシーで向かう方法(大体10分程度)または、車で向かう場合には上信越自動車道の「松井田・妙義I.C.」から国道18号線を軽井沢方面へ向
かいます。碓氷バイパスと碓氷峠(旧道)の分岐を、「碓氷峠(旧道)」方面へ向かいますが、この分岐を間違えてしまった事があるので看板が若干見づらかったかもしれませんので注意してくださいね。おススメの方法としては、高崎から臨時列車として、SLが走っている時があるのでそのSLで横川までくる事ができるので、電車好きな方やお子様が鉄道好きな方は是非こちらもけんとうしていただければ楽しめると思います。
まとめ
鉄道が好きでこの「峠の湯」へ来ることになりましたが、温泉自体も素晴らしいですし、温泉内のスタッフの方も対応がよかったので、また是日利用しようと言思っています。