京都御苑に、11月20日に行きました。子供と紅葉を楽しもうと思い、午前中から昼の2時ごろまで御所を散策しました。京都御苑は、とても広いです。東西は、今出川通と丸太町通、南北は、寺町通と烏丸通に囲まれています。私は、あまり御苑に行くことがなかったので、寺町通に面している門から入りましたが、期待していた紅葉が全くなくて最初は焦りました。
京都御苑近くの児童公園も子供は楽しい
しかも、紅葉の時期はたくさんのひとで賑わっていると聞いていたのに、寺町通側には、人もほとんどおらず不安になりました。ですが、御苑の砂利道には自転車が通った跡が分かりやすく残っています。それを辿ってとりあえず歩いてい見ると、烏丸通側では、美しい紅葉を見ることができました。
イチョウやケヤキがメインのようで、子供は大きなイチョウの葉を見つけて大喜びしていました。蛤御門という門の近くは、散策できる小路がありました。そばには小川も流れており、子供は大喜びで、肌寒い季節にも関わらず川に入ってしまいびっくりしました。
たまたま、着替えを持っていたので、近くの食堂で着替えさせてもらいましたが、子供は本当に予想外の行動をするなと思いました。京都御苑の紅葉は、観光地の為の紅葉というよりも自然のままの美しさがあり、壮観でした。美しさと自然の力強さを感じさせてくれました。
子供が着替えた後は、気を取り直して蛤御門から児童公園に向かって歩いてみました。小さな子供には結構距離がありましたが、途中で紅葉以外にも木の実や松ぼっくりなどをたくさん拾えました。ビニール袋を持って行っていたので、子供がたくさん拾ってビニール袋がパンパンになっていました。
小路の途中には、誰かが作ったのかイチョウが敷き詰められているところもありました。近くにいた親子連れが頭からイチョウをかぶったり寝転んだりして遊んでいたので、私たち親子も混ぜてもらいました。
無事に児童公園に着くと、公園の周りも紅葉がたくさんあり、お花見のようにシートを敷いて見物している人がたくさんいました。ちょうど、12時になったため、私たち親子もシートをしいて、お弁当を食べました。綺麗な紅葉を見ながら食べられてとても楽しかったです。
持っていくと便利なものは?
京都御苑は、天皇の居住地であった京都御所を含む公園です。もともとは、公家や宮家の邸宅がありましたが、現在は公園として多くの観光客や市民の憩いの場になっています。御苑内の樹木には、100年以上の樹齢のものもあり、紅葉だけでなく四季それぞれの自然を楽しむことができます。
京都御苑では、お弁当を食べることができます。食堂もありますが、自然のなかで食べるお弁当は格別なので、お弁当を持参することがおすすめです。食堂の隣では、お土産を販売しています。お菓子や絵葉書などが販売されているのは、一か所のみなのでお土産を購入したい人はここで購入してください。
お弁当を食べる人用の場所も一応ありますが、観光シーズンはすぐに埋まってしまいますので、レジャーシートは必須アイテムです。また、自動販売機は食堂周辺にしかないので、飲み物も持参しておいた方が良いです。京都御苑はとにかく広いので、一度回ったところをもう一回回りたいと思うとかなり体力を消耗します。御苑内の地図をよく見て、どのようなルートで回るかを事前に考えておくと良いでしょう。
アクセスは?駐車場は?
京都御苑は、地下鉄で行くことがおすすめです。駐車場もありますが、駐車台数はそれほど多くない為、観光シーズンは満車になる可能性もあります。地下鉄は、今出川駅か丸太町駅で降りるとすぐです。児童公園を目的にする場合は今出川駅、食堂に行きたい場合は丸太町駅で降りると良いです。
駐車場は、御苑東側の寺町通り沿いに清和院東駐車場があります。80台駐車可能です。利用可能時間は朝の8時40分から夜の8時までです。8時で閉鎖されるので出せません。ただ、烏丸通り沿いの中立売西駐車場は朝の7時40分から夜の7時30分までの利用なのですが、出すことは24時間可能です。
どちらも3時間500円くらいで、1時間ごとに100円です。お祭りの時とか、臨時駐車場ができたりしますが、清和院東駐車場は通常営業だった覚えがあります。イベントがある時は、金額が異なるのは、ご了承ください。
まとめ
京都御苑は、観光客だけでなく多くの市民が日常的に利用しています。犬の散歩やジョギングをしている人も多くいて、京都の中心にありながら、のんびりとした雰囲気を楽しむことができます。京都御苑に行く時に、注意することは周りを取り囲む堀におちたり、建物に不用意に触れないことです。
警報ベルが作動して、警備員が駆け付けてしまいます。京都御苑の近くには、他にも紫式の邸宅跡である蘆山寺や安倍晴明ゆかりの清明神社もあり、観光スポットとしても充分楽しめます。