愛知県最大の紅葉スポット『香嵐渓』に去年の11月中旬に行きました。時間帯は、昼過ぎから夜までいましたね。何故なら『香嵐渓』は、紅葉の時期になると夜間も観光できるようになっており、幻想的な光景にライトアップされるのです。昼間の紅葉とは、また一味違った素晴らしさがあるので、夜間の観光も本当に素敵ですよ。
香嵐渓まで、巴橋にもみじのトンネル、待月橋が素晴らしい
まずは『香嵐渓』の入口『巴橋』に到着しました。『巴橋』からは、紅葉の赤と他の木々の緑によるグラデーションが見事な、小さな山林の光景を拝見する事ができました。葉が見ごろの時期でしたので、平日であるにも関わらず観光客がたくさんいましたね。
割合としては、やっぱり平日なので年輩の方や外国人の方が多かったです。仕事がサービス業で平日が休みなのかもしれませんが、意外と家族連れも見かけたりしました。
大勢の観光客とともにゾロゾロと歩いて、お次は『もみじのトンネル』を目指します。これもまた見事でしたね!紅葉の木々が高くあるので、下の道が落ち葉と光で赤く染まって、まさに紅葉のトンネルと形容できますね。
トンネルといえば、暗いイメージが強いですが、『もみじのトンネル』は赤く染まった素晴らしい木々のトンネルでしたので、トンネルのイメージが明るくなってしまいますよ。赤のトンネルをくぐって辿り着いたのは、お待ちかね!超有名スポットである『待月橋』です。雑誌などの写真でも多く取り上げられている有名な橋なんです。
『待月橋』自体もとても綺麗な橋で、紅葉に合わせてなのか真っ赤な橋でした。橋に合わせるかのように、紅葉や木々による赤色、黄色、緑色の葉が融合したファンタスティックな光景を拝む事ができるでしょう。
橋から少し離れた場所から見ても、橋の上から見ても、どちらも素晴らしい紅葉鑑賞ができてしまいました。さすがに大人気スポットと言うだけの事はありますね!観光客の多さで、ゆっくりと静寂な鑑賞をするには不向きでしたが。
どんどん進んでいきますと、広場に到着しました。祝日には様々なイベントが開催されているようですよ。平日でも紅葉の時期は、フランクフルトなどの屋台が出ていますので、小腹が空いた時にはついつい購入してしまうんですよね。
僕はフランクフルトが大好きなので、屋台を見つけたら衝動的に買ってしまう場合が多いです。フランクフルトのおいしさって、どの屋台でも比較的に安定していますからね。安心しておいしく食べられる素晴らしい食べ物だと思います。
そんなこんなで広場からさらに進んでいくと、『香積寺』に辿り着きます。背の高い紅葉の木々が、寺の門よりも高くそびえ、赤の葉っぱ達がまるで寺を守るかのように神秘的な光景となっていました。まさに『もみじでら』と言える寺でしたね。
お寺を訪れた後は、階段を降って元の道まで戻ります。分岐があったら、『香嵐橋』の方へ向けてさらに進んでいきました。『香嵐橋』も大人気のスポットで、旅人が大好きな『吊り橋』です。この吊り橋は結構スリルがありますよ。若い人でも大満足ではないでしょうか。
香嵐橋の紅葉時期の見どころはライトアップ
橋から下の川をのぞき込んで見ると、高所恐怖症の僕は震えが来てしまいました。吊り橋とはいえど、ちゃんとサイドは落ちないように作られているので、小さなお子様でも安心して楽しめるので、ぜひ『香嵐橋」を渡ってみてくださいね。すべての年代の方が楽しめると思います。
さて、有名なスポットを回り尽くしてしまったので、夜のライトアップまで時間がある為、車に戻ってDVDを見たりと時間を潰しました。そして、18時頃から待望のライトアップが始まりました。とても明るい光に照らされて、昼間の紅葉たちが火で燃えているかのように映り、幻想的な光景を目の当たりにする事でしょう。
紅葉がライトアップされるスポットは珍しいので、せっかく『香嵐渓』まで観光に来たのならば、時間を潰してでもライトアップの光景は見て下さいね。それだけの価値がありますよ。
香嵐渓のヘビセンターは残念ながらありません。
僕が子どもの頃の『香嵐渓』のイメージと言えば、紅葉よりも『香嵐渓ヘビセンター』のイメージが強かったです。当時はテレビCMも頻繁にやってましたし。『コブラVSマングース』の戦いで有名でしたね。動物保護の観点から現在ではやっていませんが。というより、『香嵐渓ヘビセンター』自体がすでに閉館しています。もう十数年以上前に閉館になったそうですね。
たしかに、こんなに素晴らしい紅葉のスポットで、動物たちが殺し合ったり、女性が苦手なヘビを閲覧したりするのは、少し方向性が違うような気がしますものね。現在では、『香嵐渓』と言えば、ほとんど誰もが紅葉のイメージを強く思い浮かべる事でしょう。いつからか温泉施設のような感じで営業されていましたが、2008年にクローズになりました。
香嵐渓へ鉄道?車で駐車場は?平日がいい?
交通手段ですが、僕は現地で自由に動ける事を重要視しているので、自家用車で行きました。名古屋からは通常なら1時間30分くらいですが、紅葉の時期は2時間以上かかると予想した方が正解でしょう。平日に行ったので、まだマシな方でしたが、休日に向かった友人の話によると、渋滞が半端ではないそうです。
駐車場も満車の場合がほとんどで、比較的に離れた場所の駐車場から歩く事になるでしょう。僕は健康の為に遠くの駐車場からウォーキングするの好きですけどね。電車では近くに駅がないですし、近めの駅から観光用の臨時バスに乗っても渋滞は避けられないので、やはり僕は自由に動ける自家用車です。渋滞を避ける為に、有給休暇でも取得して平日に行くのが良いですね。
相場的に1回1000円くらいですね。満車と言っても、紅葉のシーズンは臨時駐車場があるので、ご安心ください。そこから歩くと10分くらい。いいお散歩になりますね。
電車であれば、名古屋鉄道では4パターンあります。名古屋本線東岡崎駅下車→名鉄バスで「香嵐渓」下車。三河線豊田市駅下車→名鉄バスで「香嵐渓」下車。三河線猿投駅下車→とよたおいでんバスのさなげ・足助線で「香嵐渓」下車。こちらも、豊田線浄水駅下車→とよたおいでんバスのさなげ・足助線で「香嵐渓」下車、です。
とよたおいでんバスのさなげ・足助線にはもう一つ、愛知環状鉄道の四郷駅下車でもとよたおいでんバスのさなげ・足助線が使えます。