香嵐渓に行きました。11月20日の夕方ごろです。香嵐渓の紅葉のライトアップは、違う世界に迷い込んでしまったかのような幻想的な雰囲気がありました。ここでは、紅葉のライトアップという珍しいことを行っていると知り行きました。
紅葉の楽しみは?
到着したのは日暮れ前でしたので、明るいうちから軽く紅葉を見ることにしました。時期がよかったためか、まず思ったことが「色がはっきりしていてきれい。」でした。赤と黄色に葉がしっかりと色づいていて、ライトアップでなくても普通にきれいです。だんだんと日が陰ってくると、お待ちかねのライトアップです。明かりはありますが、足元が暗くなるため、山に登るのはちょっと怖いです。
ですが、上のほうが紅葉とイチョウの木が多いため、下から見ていてもきれいで、「ちょっとくらいなら登れるかな」と一歩また一歩と明かりを頼りに歩んで行きました。一面黄色い世界が広がってくると、ここは「いつの時代のどこなのかな」と不思議になるくらいです。気づくといつの間にか結構奥のほうまで行ってしまいました。
ずっと足元よりも紅葉のほうに意識がいってて自分がどれくらい歩いてきたのかわからなくなっていました。それくらい素敵な景色でした。帰りは、やっぱり遠く感じたので、ある程度の距離を考えてみていくことをお勧めします。
何が美味しい?
香嵐渓の紅葉は、江戸時代の和尚さんが植えたことが始まりと言われています。「美しい自然をより美しく」という願いを込めて、般若心経を一巻読むごとに、杉や楓の木を一本一本植えていったそうです。その後、大正から昭和の初めに住民の手により植足され、今の景観になりました。
香嵐渓のライトアップですと、時間も時間であまりお店はやってませんでした。しかし、お昼ごろに行くと、魚が丸々一匹串刺しで焼かれたものや五平餅などがあり、とてもおいしいです。フルーツが入った饅頭もちょっと変わっていて面白いです。
アクセスは?
香嵐渓へは基本車で行きます。東海環状自動車道にのり、豊田勘八IC下車します。国道153号飯田方面へ走ります。または、猿投グリーンロード力石IC下で車します。国道153号飯田方面へ走ります。駐車場は、香嵐渓のすぐ近くにあるので、スムーズに停められます。香嵐渓へ近づいてくると道は山道でほぼ一本なので、迷うことはないと思います。ただ、帰りの時だけは、それが裏目に出て、渋滞をよく起こしています。
帰るときは、出る前にトイレに行って、余裕をもって出発したほうがいいです。また、ハイシーズンの時は、近隣の駐車場が満車になることもあるので、電車やバスで行く方法もあります。名鉄豊田線なら、浄水駅下車、とよたおいでんバスさなげ足助線(百年草行)で約60分です。愛知環状鉄道なら、愛環四郷駅下車、とよたおいでんバスさなげ足助線(百年草行)で約50分です。
名鉄三河線なら、豊田市駅下車、名鉄バス矢並線(足助行)で約45分です。名鉄名古屋本線なら、東岡崎駅下車、名鉄バス岡崎・足助線(足助行)で約70分です。公共交通機関ですと、時間がとてもかかりますし、途中休憩も大変なので、車のほうが楽に行けます。車も1時間くらいはかかりますが、ドライブ中の景色も山道で、川も見えますし、楽しくて気に入っています。
香嵐渓のほうまで行きますと、コンビニがありません。なので、ドライブ中ならコンビニもあるので、お昼ご飯の調達やトイレ休憩もとれて便利です。
まとめ
香嵐渓は、春夏秋いついってもきれいなところです。春になると花が咲き始め、夏には川で水遊びができます。ですが、やはり一番は紅葉です。香嵐渓の目玉なので、全国的に有名ですし、少し交通には体験なところがありますが、行ってみる価値があります。紅葉のライトアップは、毎年11月の一か月間だけ行われています。この時期を狙って足を運んでみてください。