小さいころから家族と夏祭りというと毎年恒例で花火を見に行っています。「函館港まつり」は、昭和9年函館は大火に襲われ、大変な痛手を受けました。大火から約1年を経て、日本全国ばかりか海外からも寄せられた膨大な義援金を基に住宅や施設が供給され、人身は落ち着きを取り戻しはじめました。そこで、市民の心を更に盛り上げようという当時の海運
花火をどこでみる?雨天告知は何時間前?
業組合長の方が函館開港77周年を機に、「開港記念日」を制定する案が浮上し、これに合わせて祭りを盛大に行い、市民の慰安と気分一新を図ろうと、当時の函館市長が筆頭となり第1回函館港祭りが開催されました。イベントの名の由来は、市の名前と開港記念に合わせてつけられたものです。花火については、花火は函館駅の裏側から十字街に沿って函館港を
囲んでいる場所があります。茶色の赤レンガ倉庫という近くに、「緑の島」があります。その島から花火が打ち上げられます。花火を見るときはその島と反対側に位置する、金森倉庫や函館漁業組合の倉庫側にずらりと平らにコンクリートが敷いてあります。そこからが電柱もなく港が目の前に面しているので写真も素晴らしい景色もベストショットになります。花
火はもちろん、倉庫の屋根以上の大きさで視界から溢れて見えます。とても大迫力と鮮やかな色の花火を見ることが出来ます。出店は函館駅前の電車道路沿いから、函館駅の裏側とともえ大橋の橋の下に何十店舗もつらなります。ほとんど似たようなお店なのでどこで何を買おうと味は変わりません。花火打ち上げ開始の1時間ほど前に向かい、飲み物や食べ物を買
って花火を見る場所を取りに行くのが地元のひとたちの行動です。花火は毎年、いかなるときも8月1日と決まっており、雨天の時は主催している新聞社のHPで発表されます。打ち上げ開始かどうかも分かりにくい天候の際には最低でも1時間前には同様にHPで発表されます。また、この8月1日前後は観光客の方も多く、非常に宿泊施設が混み合い1年先に予約をして
いる方もいるそうです。学生の頃は好きな人と行けるかどうか、また行けた場合に告白されるのか距離を縮められるのかとっても甘酸っぱい思い出が地元ならではの話で盛り上がります。当時の私たちのように、今もそれは変わらず老若男女の方々が函館郊外から一気に集中して函館港へ足を運ぶためとても微笑ましい光景も見かけることがあります。ここ数年は音
楽と花火の打ち上げ方に工夫をしているようでエンターテインメント性に力が入っている印象です。
アクセスは?交通止めは?
会場は、北海道函館市、函館港一帯、北海道函館市元町。
お問い合わせは、函館港まつり実行委員会 函館国際観光コンベンション協会内へ 0138-27-3535。
函館空港から函館行までシャトルバスがあり約28分、1日7往復しています。また市バスもあり函館駅までは40分ほど、空港から五稜郭公園前で下車し、その後市電へ乗り換えるとより函館駅へ近く行くことが出来、花火の開催場所までより近くまで行くことが出来ます。開催時期はともえ大橋が通行止め、函館ビールに面している道路と金森倉庫の各路地は
通行止めになります。車で来てもいいのですが本当にお勧めしません。もし、お子さんが小さく難しかったりどうしても車でしか行けないとなると車を五稜郭や湯の川でコインパーキングに停めて市電を使い来ることが最善です。市電、JR、市バスともに花火の始まる2時間ほど前から増便しています。帰りも10時が最終ですがより多く増便しています。毎年、増便していても混雑は避けられないのか毎年、改善策を練っているようです。
まとめ
北海道、函館は観光地としても5年ほど前からホテルの朝食や五稜郭城についてメディアで取り上げられることも多く有名になってきました。何十年も同じ日にちで開催し続ける花火大会、8月1日と言えば地元の方々はそろえて、「港まつりだね。」と言い、それぞれ思い出があり毎年この日が近づいてくると楽しみで仕方がありません。