去年行った感想をお伝えします。2019年3月25日~4月9日 実際に行った日は4月8日でした。東京の桜の満開が終わったので次の週にまだ満開の桜が見れそうなところを近県で探していたとこ、公園内の桜は大正9年から植えられ、満開のシーズンには多くの人が集まったそうです。
春の花を楽しめる
これが幸手桜まつりの始まりになります。残念ながら戦後間もないころに米軍が燃料に使うため桜を伐採してしまいましたが、4年後植栽が始まり3000本のソメイヨシノが植えられ、現在も1000本が残っています。同じ時期に楽しめて、桜まつりを盛り上げる菜の花は昭和63年に周
辺農家が植えたものだそうです。幸手市に観光客が殺到するのはこの時期が最高なのは間違いないことで、町ぐるみでこの桜まつりを盛り上げています。桜まつりの趣旨の一つは町おこしになっています。例えば幸手市内の商店や寺社などにア ート作品を沢山飾り観光客に楽しんでもら
うイベント幸手アート散歩も同時期に開催されます。幸手市権現堂堤内に約100店舗の露店が出店されます。広いイーティングスペースがいくつも設けられていて、その周辺の露店で買ったものが座って食べられます。幸手市観光物産店も公園内の特設テントで開催されます。焼き立て
パンやコーヒーなどを販売する峠の茶屋は高台にあって個性的なウッディーなインテリアがおしゃれで若い人たちが行列を作っていました。お茶会も開催されチケットは駅前のテントでも配布しています。幸手駅の階段を降りると幸手桜まつりのパンフレットを数人の人が配っていて手
渡されました。バスターミナルにも案内の人がいて次のバスの時間と歩いて25分だということを大きな声で言っていました。徒歩で行く人も結構いて私たちもバスの時間が中途半端だったので徒歩で行くことにしました。歩いている間特設テントなどが沢山あって町ぐるみでの盛り上が
りを感じました。25分では到着できず40分位かかりました。公園に近づくとボリュームのある桜が2段になって、まるで長い壁を作っているかのように続いていて本当に感動しました。早く公園の中に入りたいと気がかなり焦っていました。中に入るとスゴイ人でまだ午前中なのにレジ
ャーシートを敷いて弁当を食べている人もいました。「やはり花より団子か」と思いました。さらに奥に進むと桜の向こうに黄色い菜の花が群生しているのが見えて来ました。この菜の花と桜のコラボレーションが幸手桜まつりの見どころであることは間違いないでしょう。まずは、桜
のトンネルをくぐりながら菜の花を見る、その後は菜の花の横の小路を通りながら桜トンネルが続いているのを遠目に眺める。そんな風に2つの楽しみ方ができます。画像はイメージです。2020年は3月25日水曜日から4月9日木曜日まで開催されます。
アクセスは?駐車場は?
会場は、県営権現堂公園(幸手市権現堂堤)
お問い合わせは、権現堂公園管理事務所 TEL:0480-44-0873
幸手市観光協会(商工観光課内) TEL:0480-43-1111
鉄道なら東武日光線・幸手駅が最寄りになります。駅から約2kmで徒歩約30分~40分になります。幸手駅から臨時バスも出ています。通常のバスだと五霞町役場行乗車し、桜まつり会場下車になります。周辺に駐車場が第5まで用意され1000台が駐車できるので車での来場も可能です。
まとめ
ちょっと残念だったのが、露店のおばあさんとのやり取りでした。公園に入ってすぐ桜の缶ビールが展示されていたので「これください」と言ったら「こっちは売り切れ、普通のならあるよ」と言われました。桜の缶ビールを飲みながら花見をしたいと思って買おうとしていたので、や
めようと思いましたが引っ込みがつかなくなり「じゃあください」と500円を渡すとasahiの缶ビールを渡されました。おつりを待っていましたが一向にないので「いくらですか」と聞くと「500円」と言われました。先週上野公園で同じ桜の缶ビールが350円だったので。貧乏性が出
てしまい「やっぱりやめます」とお金を返してもらいました。「だめだよー、観光地で」と言われ。自分ももちろん悪いけどちょっと気分を悪くしてしまいました。確かに観光地で150円をケチる私の方が悪い。「でも一応私は客なのだから言わなくてもいい一言はいらなかったな」
と思いました。ちょっと気分悪くスタートした花見でしたが、桜の本数と満開のボリューム、菜の花とのコラボレーションにただただ圧倒されながら歩いているうちに、そんなくだらない怒りは忘れていました。最後に違う露店で恐る恐る500円玉を出して買ったカップに入った生ビー
ル。それはそれは美味しかったです!