川越祭りはおよそ360年の歴史を持つ由緒正しい祭りです。川越は、小江戸と呼ばれており、くらづくりの町並みや時の鐘など、歴史を感じさせる町です。
川越祭りはいつ?世界遺産?国指定民俗文化財です。
川越祭りは、毎年10月の第3土曜・日曜の2日間にわたって行われます。川越祭りの最大の特徴は、人形を乗せた山車が、市内中心部を練り歩き、何台もの山車がすれ違い、大変迫力があります。
また、夜に向かい合う数台の山車が、笛、太鼓、踊りで競い合い、人々が提灯を振り上げ盛り上がる、「曳っかわせ」は祭りのメインと言って過言無いでしょう。
このように江戸時代の様式や風流を長年にわたって現代に伝えていることなどが評価され、平成17年には国指定重要無形民俗文化財に指定されました。
川越祭りの見どころは?山車はもちろん、屋台はどこに?
川越祭りは毎年約100万人ほどの観光客で賑わう大変大規模な祭りであるため、屋台なども豊富に揃っていて、中でも、普段営業している老舗の食べ物屋が店先で屋台の形式で商品を販売していたりと、食も楽しむことができます。
交通規制が行われる、午前10時から午後22時の間、山車や屋台を楽しむことができます。わかりやすいのは、川越駅の東口から広がる商店街のクレアモールや丸広百貨店の駐車場。本川越駅前や蓮馨寺、大正ロマン通りにも出展されます。他にも、小江戸川越一番街商店街のタイムズ川越幸町第2駐車場、MS観光バス専用駐車場でも出展されるのです。
私が初めて川越祭りに行ったのは、5歳の時で、その頃はまだ規制が緩かったため、見世物小屋など最近はめっきり見なくなった催しが開かれていたり、最近ユーチューブで投稿され話題になった、屋台のくじなどをやった記憶があります。結果は安物のエアガンが当たったのを覚えています。
また、祭りの時に町を歩いていると、すごい頻度で知り合いに会うことから、川越祭りの規模の大きさを改めて実感しました。
山車を初めて見たとき、当時まだ幼かった私は、山車の上に乗っているひょっとこや狐などの仮面を被っている人達を見てとても恐怖を感じていた思い出。チョコバナナを食べ歩いた記憶が蘇ります。
現在は大阪に住んでいて、なかなか地元である川越に帰る機会が無く、川越祭りともすっかりご無沙汰になってしまっているので、いつかまた祭りに足を運んで、知己と交流したり、祭りの雰囲気を味わいたいと思います。
川越祭り、駐車場は?交通規制は?
開催地までの交通手段は、主にバスでの移動が一般的です。川越駅から市役所を経由するバスがあるので、途中で下車して町並みを歩いてみると良いでしょう。
自家用車での来場は、駐車場の確保が大変なため、あまりおすすめいたしません。祭りでない時は、駐車場もわりとあるので、年配の方もお車でいらして、川越風情を楽しまれる方も多いのですが、祭り当日市内は、交通規制が厳しくなってしまうので、混み方によっては、長時間車内で過ごすことになってしまい、ストレスがたまります。
遠方から来られる場合は、早めにご予約を!前日から近くのホテルに宿泊される方が多いのです。そのぐらいの人気と混雑なのです。
電車でいらっしゃる場合は、西武新宿線の本川越駅。もしくは、東武東上線の川越市駅かJR川越線も乗り入れている川越駅が最寄りになります。
会場近くは混んでいるので、ちょっと遠くから歩いて向かう方が、穴場の場所を見つけたりできるかもしれません。急がば、周れ、ですね。
川越まつり
会場:埼玉県 川越市 市役所付近
電話:049-224-8712