天王祭は愛知県津島市の津島神社の祭りで、津島神社近くの天王川公園で7月第4土曜の夜に開催されます。信長が愛した祭りということでドラマや漫画で取り上げられているので興味を持ち行きました。
天王祭、津島神社へ歩いていくと
会場の天王川公園は名鉄の津島という駅で降りて行くとよいとのことだったので、津島市の中でも津島という名前の駅がある場所ということは津島市の中心なのだろうなと思っていました。
行ってみると最寄りは津島駅と言えど、津島駅からかなり歩きました。しかし駅から天王川公園までの道にも夜店がたくさん並んでいて楽しかったです。
つい、道沿いの夜店で何回も立ち止まってしまい、到着に時間がかかってしまったほどです。電車も満員でしたが、津島駅から天王川公園に歩く道も人がいっぱいで、本当に大きな祭りなんだなあと思いました。
天王川公園に入る前に津島神社に寄りお参りしてきました。津島神社もとても歴史のある神社で立派なところでした。
天王祭であかだ屋を食べる
津島神社の入り口付近には、テレビで見たことのある老舗のお菓子屋さん「あかだ屋清七」さんがありました。あかだ屋清七さんは、「あかだ」と「くつわ」という名前のお菓子が有名で、くつわは江戸時代からあるそうですがあかだはそれ以前からあるそうです。
食べるのに苦労するほど固いことで有名です。あかだ清七さんからふたたび来た道へ戻り、反対側へ進むと天王川公園に着きます。
天王祭の見どころは
天王祭の開催中は、人がたくさん向かう方向でもわかりますが、花火があがっているのでも天王川公園の方向がわかります。
ただ、花火は天王川公園の中で打ち上げているわけではないそうです。人が向かっている方についていくと、天王川公園ではなく津島神社に向かっていたとなることもあります。
天王川公園は、名前には川とついていますが池でした。昔は川だったようです。道路が川の堤防のようになっていて、天王川公園は道路から河川敷のようなところに降りた場所にあります。とても広い公園です。
夜店は駅からの道にあったのよりさらにたくさんありました。池の周りに夜店が立ち並んでいるのですべてを見て回ると池の周りを一周することになります。
夜店を見て回りながら花火を見ました。時間になると、まきわら船が登場しました。この祭りの目玉となるもので、堤下、米之座、今市場、筏場、下構という津島の村それぞれがまきわら船を出します。
船には半円形に365個、その上に縦に12個の提灯がついていてそれに灯がともされとても美しいです。信長が愛したというのもわかります。土曜の夜の宵祭というのに行きましたが、翌朝に行われる朝祭もあるそうです。
天王祭
会場:愛知県津島市片町2丁目62
電話:津島市・観光協会 0567-28-8051