長野県の諏訪市で行われる市内最大のイベント・真夏の風物詩でもある「諏訪湖祭湖上花火大会」です 毎年8月中旬に行われます。
諏訪湖祭湖上花火大会、由来は?いつ開催?
大会本部によると本年開催は2018年(平成30年)8月15日(水)に決っています。長野県の諏訪市は今でも日本を代表する工業地域として有名でしたが、戦中は絹糸産業や伴う軍事関係の産業も盛んであったのです。
そのために終戦間際は米軍の空襲なども受けて混乱の真っ只中にありました。この様な県や諏訪市の戦後の混乱の中で、市民が明るい希望を持ちながら復興のために一日も早く立ち直ることを願って行われたのが始まりで、それは昭和24年の8月15日の日に諏訪湖で初めて「納涼諏訪湖花火大会」が開催されたのでした。
主催は諏訪市をはじめ観光協会や商工会議所、其れに地元の新聞社などで、大会の費用を出し合っておおよそ1時間30分にわたって挙行されたといわれます。 この時には見物人も5万人以上の観衆を集め魅了したとされています。 そして、前回までには第35回(平成29年9月2日 土)を迎え、観客動員数も30万人をこえたともいわれています。
諏訪市ならびに諏訪湖は長野県のほぼ中央に位置していて、標高が高く800m近いところにあって、特に冬季は寒冷地としても有名です。この寒さが諏訪湖の全面氷結をうながして、所謂、「諏訪湖の御神渡り」としても有名なところなのです。もっとも、近年では気候の温暖化もあって全面凍結の御神渡りにまでは至っていないようですが。
其の諏訪市は下諏訪、上諏訪と地域がありますが、何れも昔からの「温泉地」としても有名な所であり、他にも周辺には有名な出雲大社の子の神として有名な「諏訪大社」(諏訪大社の下社 春宮と下宮の秋宮)もあり、御存知の7年に一度の「御柱祭り」なども全国的に知られています。
諏訪湖祭湖上花火大会、何発?
このように諏訪市や諏訪湖の観光はいろいろと見所、観光がありますが、真夏の祭典、イベンとの第一は「諏訪湖湖上花火大会」ではないでしょうか。此方の諏訪湖の湖上花火大会は、現在では中部圏はもちろん関東圏からでも有名なイベントで、毎年のおおむね8月の中旬の頃において、場所的には諏訪湖の上諏訪である東岸付近周辺、更には湖面上で行われます。
観光客や見物人は毎年凡そ40万人とも言われていて、今では諏訪市内では最も賑やかなのお祭り、イベントと言われています。 打上の数量も湖上においての打上台からはおよそ4万発余りとされていて、花火は湖面を反射しながら夏の夜空を彩ります。
特に、諏訪湖の湖面ならではの水上スターマインや湖面を走る全長2kmも及ぶ大ナイヤガラの滝、それに湖面上に描く独特の半円状の大花火は、諏訪湖ならではの圧倒的なスケールを感じさせます。 その規模といい迫力といい華麗さと言うのは全国有数の規模の花火大会といえます。
諏訪湖祭湖上花火大会アクセスは?穴場は?
開催地までの交通手段、其の案内アクセスとしては、諏訪湖までの車の場合は東京方面及び名古屋方面からは中央自動車道で凡そ2時間で諏訪IC又は岡谷ICの下車になります。 そこからは広大な諏訪湖が既に見渡せます。
又、電車の場合は東京新宿から中央本線特急でほぼ2時間で上諏訪駅下車すぐ、又、名古屋方面からはやはり中央本線特急で約2時間で塩尻駅で中央東線に乗り換えてからほぼ35分で上諏訪駅下車になります。
尚、花火大会の実行委員会からは、訪湖祭湖上花火大会(8月15日開催予定)及び新作の花火競技大会の9月第1土曜日開催予定)の其の当日は、かなりの車の交通量が多くなり諏訪湖湖畔の東岸や諏訪市内を中心に大変な混雑が予想されます。
それに臨時駐車場も一応は設けますが極めて少量のために、花火観覧に際しては出きるだけ電車等の公共機関お願いしているようです。 諏訪湖祭湖上花火大会の場所は大変わかりやすいところで行われますのし、交通の便も前記のように大変いいのです。
どうしても車の場合は出きるだけ速い時間に出かけて、出来れば諏訪湖の南西側、つまり中央道の近いところですと臨時の駐車場も多いですし、見物にも最上の場所といえるでしょう。
まとめ
長野県諏訪市上諏訪地区で行われ、有料観覧席もあります。マス席のほかに、ブロック指定席(約2,400席)、有料自由席として石彫公園や湖畔公園の約3,000席、旧東洋バルブ跡地桟敷席の約5,000席などがあるようです。
詳細はお問い合わせを。諏訪湖祭実行委員会事務局(諏訪市役所観光課内)長野県諏訪市高島1-22-30電話番号は、0266-52-4141