夏休み期間中、週4日間催されるのでチャンスが多く、人混みなど気にしなくていいですし、日本の伝統「鵜飼」とともに、花火を楽しむことができます。
石和鵜飼の歴史は?どんな場所?
なんと800年も石和で続く伝統的な鵜飼とのことです。鵜匠さんが船に乗らず、歩いて川に入りながら鵜飼を行います。ちなみに徒歩鵜(かちう)というそうです。鵜飼と聞くと船に乗って鵜匠さんが登場するイメージだったのですが、石和鵜飼は鵜匠さんが船に乗らない珍しい鵜飼です。ちなみに希望者は要予約(有料)で鵜匠になって、鵜飼体験ができます。
笛吹川の護岸が2段になっているので1段目にお手洗い、露店(かき氷、焼きそばなどの軽食)などがありました。私は石和温泉駅前にイオン(スーパー)があるので、そこで軽食や飲み物を少し買っていきました。鵜飼の幟が立っていてライトアップされているので目印になります。会場はライトで照らされているので足元も比較的安全です。鵜飼は1段目の芝生やベンチに座って、2段目の護岸(コンクリート)に座っても観覧できます。
いつまで?どんな風に楽しめる?
今年の開催は平成30年7月20日(金)から8月19日(日)の水・木・土・日の間開催されます。天候及び河川状況により中止です。笛吹川石和鵜飼では、夜8時から8時50分。石和温泉鵜飼花火はその後、夜8時50分から9時まで。短い花火ですが、やはり高揚しますね。
私のおすすめは2段目の護岸(コンクリート)に座ってみるのが鵜飼が近くで見られるのでオススメです。鵜飼が終わった後に花火が打ちあがりますが、どこに座っても結構きれいに見えます。混雑していないので帰りを気にするなどのわずらわしさが少ないと思います。一般観覧客以外にバスツアーで来ている人もいます。
石和温泉駅の観光案内所でたまたま鵜飼があると教えてもらい、急遽行くことにしました。余談ですが、石和温泉駅前に無料足湯があり楽しめます。夜6時までです。石和温泉駅から徒歩20分、笛吹川に向かって歩くと近くの歩道橋から鵜飼の幟を発見。それを目指して川辺に向かいます。護岸に場所を取って、座って鵜飼が始まるのを待ちます。
夜8時になると鵜飼の開始です。2人一組のグループで川に入り、4組の鵜匠さん達が登場されました。鵜匠さんは1人は鵜を1羽従えて、1人はかがり火をもって徒歩鵜(かちう)が始まります。鵜が鮎をうまく捕まえると観客から歓声が上がります。それにしても鵜が川を泳ぐ姿はペンギンみたいに上手に泳ぐんだなぁと感心しました。川上から川下まで約20分ほどで1巡します。
その後、2巡目があり、今度は鵜匠さんが護岸のお客さんに向けて鵜を近づけて見せてくれました。意外と鵜が大きいので驚きました。これも20分ほどかけて披露してくれます。終わって打ち上げ花火が始まるまでの間は鵜匠さんと写真を撮ったり、お仕事終わりで竹籠に入った鵜達を見ることもできました。ちなみに鵜が捕った鮎は、ご褒美として後であげると鵜匠さんが言っていました。
1巡目約20分、2巡目約20分終わった後に花火が始まるアナウンスが流れ、会場の電気が消されて暗くなると、対岸から打ち上げ花火があがります。鵜飼と花火の両方を堪能できてお得な気分になりました。またまた、余談ですが、私が観覧したときに一般の方が鵜匠になり鵜飼体験をされていました。
アクセスは?
JR:中央本線石和温泉駅より徒歩約20分
車:中央道一宮御坂ICより約15分、約5キロですね。
※路線バスもあるのですが夜のため本数が少ないようです。タクシーもありますが夜は台数が減っているようで、捕まえにくいと思います。近くの旅館から宿泊客の方が浴衣で観覧している姿も見ました。
まとめ
当たり前ですが冷房はないので団扇や扇子など持参されたほうが良いかもしれないです。地面に直に座るのが気になるなら敷物やアウトドア用の座布団とかも。会場がライトで照らされているのですが、大量のカゲロウが集まるので背中とかにびっしりつきます。白系の服より暗い色の服の方が虫がつきにくい傾向です。 笛吹市役所前笛吹川河川敷 笛吹市観光商工課へのお問い合わせ先は、055-262-4111