昨年の11月2日から4日まで友人と京都旅行に行き、紅葉を楽しむため京都市右京区にある天龍寺に11月3日に訪れました。嵐山でランチを済ませた後、午後1時頃から天龍寺を参拝をして紅葉を見てきました。
拝観料は?空いている時は?
天龍寺の曹源池庭園は、天龍寺の境内から紅葉を楽しむことができます。境内は靴を脱いで中を見学することができ、庭園が見える場所はゆっくり座って紅葉を鑑賞することができるので、裸足のまま解放感溢れる場所でとてもゆっくり楽しむことができました。観光スポットのため、紅葉シーズンは特に早い時間に行かなければ観光客で池の周辺がごった返すため、紅葉を景色を人を一切写さずを綺麗に撮ることは難しいです。
一緒に旅行に行った友人はプロのカメラマンをしているため、写真へのこだわりが一段と強く、満足いく写真をとるために、人を避けながら必死に撮影をしていました。なかなか良い写真が撮れなかったようで、かなり写真を撮るために時間を費やしてしまい、他の場所をあまり見学することができなかったのが悔やまれます。写真を撮るのに気合いを入れる場合は、空いている時間を前もって調べる等をしてもっと効率よくまわった方がよいと思いました。
天龍寺の紅葉は色づき始めが例年11月上旬から中旬頃ですから、私が行った時は色づき始めのころでしたので、一面紅葉となる見頃よりも少し早めの時期でした。11月下旬から12月上旬頃が一番見頃だと思います。ただし、この時期が一番混雑しますので、少し早い時期に、もしくは、早い時間に観にいくのもアリだと思います。また、天龍寺は観光寺院なので、拝観料金がかかります。
そして、思い出していただきたいのが、修学旅行って秋だった覚えがありませんか?そう、12月の頭って空いていたりするんですよね。学生の頃は自分で払っていないからわからなかったけれど、大人は曹源池庭園の拝観料は500円、諸堂も参拝する場合はプラス100円かかります。また、やっぱり観ておきたいのが法堂「雲龍図」。雲龍図は一律別途500円になります。御朱印を頂くと別途200円です。通常頂くとスタンプでの御朱印ですが、御朱印帳を購入すると直筆で頂くことができ、料金は1200円です。
拝観時間は?ライトアップは?
天龍寺は嵯峨嵐山にある観光名所で、臨済宗天龍寺派大本山の寺院です。足利尊氏が南朝の後醍醐天皇の菩提を弔うために、禅寺としたのがはじまりのようです。天龍寺の造営資金のため、元へ貿易船を派遣し、その利益で1345年に天龍寺は完成しました。天龍寺は、応仁の乱等の争いによって度々焼失をしているようで、現在の天龍寺は創建時の建物は存在せず、明治以降に再建されたものになります。
紅葉が有名な曹源池庭園は名園として知られており、夢窓国師の作庭とされています。池の中には立石群があり、美しい風景を際立たせています。嵐山の中でも屈指の観光スポットとして有名な場所です。前述しましたが、天龍寺の拝観時間は、8時30分から17時ですので、混雑を避けたい場合は早朝の参拝がよいですね。また、10月下旬から翌年の3月下旬までは、夕方5時に閉門です。
ただ、毎年恒例で、宝厳院「獅子吼の庭」で11月上旬から、12月頭までの間ライトアップされます。その時は、夕方5時30分から夜の8時30分までの拝観時間になります。20時15分まで受付してくれますが、ゆったり観たいですよね。その時の拝観料は600円です。ちなみに、通常拝観と同じ、宝厳院は別途500円お支払いになります。
お土産は?
天龍寺を含め、嵐山は観光名所のためお土産がたくさん売っています。京都ならではの八つ橋、お漬物をはじめとする食べ物、手ぬぐいやがま口財布等が売っているお店等、天龍寺の周りにはたくさんお土産屋がありました。お土産屋で購入するのも良いですが、せっかく天龍寺に訪れたので御朱印を頂くのもひとつかと思います。私は紅葉を楽しむと同時に、御朱印帳も持ち歩いています。日付も入り、思い出や記念にもなりますので大変お勧めです。
アクセスは?
京都へは旅行で訪れたため、京都駅から嵯峨野線で嵯峨嵐山駅まで電車を利用しました。駅からは徒歩10分~15分ぐらいで到着します。駅の近くに自転車をレンタルするところもありますので、嵐山全体を観光するのであれば自転車レンタルを利用しても良いと思います。駅から徒歩で向かうときはスマートフォンの地図を利用しましたが、人の流れに沿って歩けば観光名所にたどり着くことができると思います。
電車以外に市バスも通っているためバスを利用しても良いでしょう。分布バスや京都バスがあり、嵐山天龍寺前で下車になります。前、なので迷うことはないですね。天龍寺には、参拝者用の駐車場もありますが、予約が不可で先着順となっていますので、混雑する紅葉時期には公共交通機関を利用する方が良いと思います。ちなみに、天龍寺参拝者専用駐車場があります。駐車料金は普通車1台1,000円です。
友人が車で移動した際は、駐車場が行く所々でかかるのが嫌なので、1か所に置いて、自転車で回った、と言ってました。確かにかしこいですね。また、京都では1日タクシー乗り回し?みたいなのも、観光客の強い味方のようで、以前、タクシーに乗った際に、1日貸し切りもできるってご紹介くださいました天龍寺の住所は、京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68です。お問い合わせ先は、075-881-1235ですね。
まとめ
嵐山に行ったら、寄りたくなる天龍寺。正面入り口から、竹林の道、北門から出るルートがいいですね。他のところに行って疲れた時も、この庭を観ながらくつろぐと不思議と心も身体も洗われた気がします。初夏の風も気持ち良いです。秋の頃ももちろんですが、平日だと修学旅行生や団体ツアーにかき乱されることもあります。これは避けたい!まして、雲龍図は特別拝観日だけ参拝できるので、チェックが必要です。季節ごとに特別拝観日は設けられており、春はたいてい、3月上旬から5月下旬。夏は6月の中半、いわゆるお盆の期間辺りが公開ですね。秋の特別拝観は9月の上旬くらいから12月の頭。また、秋の特別参拝期間の後の1週間くらいは嵐山花灯路期間ですので、楽しみが増しますね。