肥後大津には通院の関係で毎週のように出かけています。そこで、肥後大津のゆるキャラも目にします。そのゆるキャラが「からいもフェスティバル」をピーアールしていたので、興味を持ちました。肥後大津のゆるキャラはサツマイモです。青い目をして黄色い口をニッコリ広げたサツマイモが、黄色
収穫できる?どのくらい?
い帽子を被り、黄色い靴を履き、緑色のタオルを首に巻いています。とても愛嬌のあるゆるキャラで、目にするたびにほっこりした気持ちになります。平成元年から始まったお祭りです。平成とともに歴史を刻んできたフェスティバルです。肥後大津は、サツマイモの収穫が熊本県で一番多い土地です。
からいもの収穫の最盛期が11月なので、毎年11月の半ばである第2日曜日に「みんなでからいもに親しもう!からいもを味わうだけでなく、触って描いて楽しもう」という趣旨で、「からいもフェスティバル」が開かれるようになりました。回数を重ねるにつれて、からいもだけでなく、あか牛や豚の
ステーキ、肥後大津で収穫されるほかの野菜も出展されるようになりました。現在では、肥後大津の美味しい秋を堪能するフェスティバルになっています。「からいもフェスティバル」は、前回は平成30年11月11日(日)午前10時に始まり、午後3時30分まで行われました。毎年11月の第2日曜日に行
われています。2019年は11月10日日曜日午前10時から午後3時30分まで開催されます。メインイベントは、からいも掘り(熊本ではサツマイモのことを「からいも」と言います)と、からいも料理の振る舞いです。からいも掘りは、一区画1000円で、約5キロ収穫できます。当日申し込めますが、
畑の区画がなくなると終了するため、子供とからいも掘りをしたい場合は、午前中に会場に行くのが無難です。からいも料理では、焼き芋とからいも汁が出されます。からいも汁は、肥後大津の名物です。また、「からいもの館」と名付けられた建物内では、肥後大津の街中にあるお菓子屋さんが、特
製スイーツを販売します。同じところで、「からいも百珍」として普段食べられないようなからいも料理の試食会も開かれています。2017年の来場者数は3万人と公表されました。からいもの収穫体験を孫としたのが一番の思い出です。孫はまだ幼稚園の年中さんで、両手で力一杯茎を引っ張っても、
すぐにはとれません。顔を赤くしながら、両足を踏ん張っている姿が可愛らしく、からいもが地面から出てきた時には付き添いの大人の方が誇らしくなりました。からいも掘りに参加した親子は、だいたい子供が4~5歳だったように思います。幼稚園や保育園で農作業を体験させるところも増えていま
すが、広大な畑に足を踏み入れる経験は、また格別で、からいも掘りに参加して良かったと思いました。
アクセスは?
本田技研工業 熊本製作所内 総合グラウンド、からいも畑
096-294-2877
「からいもフェスティバル」の当日には、「JR肥後大津駅 南口」からシャトルバスが出ます。シャトルバスは無料です。会場まではバスで10分です。なお、JR肥後大津駅には北口もありますが、北口から関連バスは出ませんので、注意が必要です。九州自動車道熊本インターチェンジから国道
57号経由で約20分です。無料の駐車場が1500台あります。画像はイメージです。
まとめ
孫に食物アレルギーがあるため、当日、食べ物の振る舞いには加わりませんでしたが、行列ができており、どの行列も人が10人近く並んでいました。都会では珍しくない光景でしょうが、熊本では食べ物を販売しているところに行列ができ、しかも、人が10人近くも並ぶというのは至って珍しく、賑
わいを実感しました。食事をするコーナーには、絵手紙も展示されていました。からいもを描いた絵手紙で、小学生から大人までの作品が展示されていました。絵手紙はざっくりした線の方が味わいがあるためか、ハガキいっぱいに大ぶりなからいもが描かれている作品が目立ちました。ゆるキャラが渋
めの紅色ということもあり、いったいに落ち着いた色が多かったようです。絵手紙に関心を持っていたのは、主に大人たちで、私も今年は「からいもフェスティバル」に作品を出そうかと思っています。