すみませんが、検索しても連絡先の番号が確認できませんでした。紹介HPや、活動家のツイートはあるのですが…。確か、安堂町の子供会が主催していたと記憶しています。地元の祭りなので、現地の子供は大体が参加していると思います。私も小
だんじりは何時から?何回?
学生の頃は友人や家族と毎年遊びに行っていました。子供会主催の、地元のため、子供のための小さなお祭りですが、少なくとも私が子供の頃(1990年ごろ)から今まで変わらず開催されています。境内の屋台、出店のほか、大小二つのだんじり
の運行が花形でした。祭は基本的に、二宮神社の境内で行われていました。二宮神社とは、杵築神社と春日神社という二つの神社をあわせた神社で、正しくは「ふたみやじんじゃ」と呼ぶそうなのですが、地元では「にのみやじんじゃ」が通称でした。御
利益は、厄災除け、病魔退散、一願成就。昔の記憶を元に書くのですが、二宮神社の境内は少し広めで、祭の日は、朝から夜まで(間に1度休憩を挟みます)出店が、確か十と少しほど並んでいました。内容はかき氷やフランクフルト、輪投げや
射的など定番どころでしたが、私の頃はイカ焼きの屋台が評判で、毎年必ず買っていました。地元の子供のいる家には、事前に子供会の会員の方がチケットを販売して回っていたのですが、祭り当日の入口近くの受付でも購入可能で、確か1枚100
円程度だったように思います。2019年は7月13日、14日開催 だんじり運行は13日10:00~、16:00~ 14日8:30~、15:30~日に2回、だんじりの運行が始まると、出店にいた子供たちがぞろぞろとそちらに流れていきます。安堂町は、面積の
4分の1ほどが信貴山にかかっていて、私の実家も、小学校も中学校も、祭りの主催地の二宮神社も、山のふもとの斜面の只中にありました。なので、だんじりを宮出しすること自体が中々スリリングなんです。急斜面や急カーブは大人のスタッフが十
数人がかりで動かしますが、平たい道まで降りると、一般人もだんじり引きに参加できます。だんじりから太い二本の縄が伸びて、それを大勢で掴んで引っ張るのですが、私も小学生の頃に皆に紛れて、自分なりに一生懸命縄を引っ張っていた記憶が
あります。だんじりは町中をぐるっと練り歩き、その間進行ルート上の道路は封鎖され、通行止めになります。だんじりの上では常にマイクを持って踊りながら掛け声を叫んでいるはっぴ姿のスタッフの方がいたのですが、その掛け声が小気味よく、中々堂
に入っていたので、少し気になって調べてみると、どうやら「安堂町BACK STYLE」なる活動家が中心になって運行していたようです。彼らがだんじりの上から「安堂の祭りや!」と叫ぶと、縄を引いている側は「安堂の祭りや!」と相槌を打つ。「声がー小
さい!」と言われると「声がー大きい!」と返し、「元気がないぞ!」と言われれば、「元気があるぞ!」と叫び返す、そういうちょっとした掛け声ルールもあって、私も参加した時は、スタッフさんが持っているうちわの裏にあるカンペを盗み見ながら叫んでいま
した。子供会に参加していた子供は、主催者側になり、はっぴを着て出店を手伝ったり、だんじりに乗り込んで祭囃子を演じていました。だんじりが坂道やカーブに差し掛かると、祭囃子の拍子や掛け声が急かすようなものに変調し、急かされるように皆
で息を合わせて引っ張ったこともよく覚えています。画像はイメージです。
アクセスは?
二宮神社へ向かいましょう。大阪府柏原市安堂町19-9です。最寄駅は、近鉄大阪線の安堂駅になります。バスは出ておらず、駅から神社までは徒歩でおよそ10分ほどです。駐車場もなく、一番近くのパーキングでも歩いて10分はかかってしま
うので、電車の利用をお勧めします。柏原市のお問い合わせは072-972-1501
まとめ
駅前のロータリーで引き回しのイベントがあったり、山の上のサンヒル柏原というホテル前で隣町の太鼓台とコラボをやっていたり、地元出身者の贔屓目もありますが、小さな町のお祭りにしてはわりと手の込んでいる、活気のあるお祭りだと思います。
youtubeにも、子供の頃と変わらないだんじりの様子がアップされていました。これからも脈々と続いていくことを祈っています。