昨年の11月16日、佐賀県の御船山楽園に行きました。その時は福岡市から向かったのですが、昼過ぎに出発して、どこかで食事をし、19時くらいから紅葉を見れるような時間配分にしました。
入場料は?注意事項は?
御船山楽園は佐賀県の武雄市にあるのですが、江戸時代は鍋島氏が治めていました。その鍋島氏の中の、鍋島茂義が自然の景観を取り込んで作らせた庭園が今の御船山楽園です。当時は庶民にも広く開放しており、鍋島茂義の懐の深さが伺えます。福岡市から御船山楽園に向かう途中に、三瀬峠があり、そこはおそばが有名だったので、昼食はおそばにしたのですが、日が登っている時間帯はまだ暖かく、冷たいおそばは最高でした。
きれいな水と、職人さんの拘りがあるから実現できる最高のおそばだと思います。そしていざ御船山楽園に着いてからは2時間くらい紅葉を楽しみました。わりと広い敷地だと思いますが、ルートが決まっているので、まっすぐ歩いたら30分かからずに見れると思うのですが、紅葉が美しすぎていつまでも見ていたいような光景でした。1つ注意点としては、トイレの場所が分かりにくいです。
また、トイレは1箇所しかないので、入る前に済ませておくことをおすすめします。それでもやはり寒いので、トイレには行きたくなると思います。なのでさらに入る前の入場チケットを買うところでもトイレの場所を確認しておくといいと思います。一応庭園のマップをくれるのですが、暗さであまり見えなかったように思います。ちなみに庭園への入場料は800円です。1,000円以下でもともとお手頃ですが、お値段以上の価値がある景色をみることが出来ます。
見どころは?
昼間が暑いくらいの気温だったので、油断していたのですが、御船山峠では夜に紅葉を見たのでとても寒かったです。昼間もとても美しいと思うのですが、紅葉祭りの頃、夜の御船山峠はライトアップされており、とても綺麗です。11月の頭から12月の初旬あたりまで開催されます。夕方5時30分から夜の10時まで観ることが可能です。見どころは、池があるのですが、その池にも光源が浮かんでおり、暗い中池に紅葉が写り込んで揺れている景色がとても幻想できだったことを覚えています。
暗くなり、ライトアップされ、水面に紅葉が映るときが一段と感激します。ただ暗いので、あまり方向などが分からず、どこからどこまでが散策ルートなのか分からず何回も同じところを周ったりして少し迷子になりながら散策しました。しかし、あまり明かりを灯しすぎると夜の紅葉の雰囲気が失われてしまうし、どっちだろう?と友人と話しながら歩くのも思い出になりましたし、それはそれでとても楽しかったです。
助かる温かさ
御船山楽園の紅葉の見ごろは11月半ば~後半なのですが、昼間は暖かい日でも、夜はとても寒いです。なので、厚手のコートやマフラーなど、防寒具は必須です。わたしはカイロを持っていったのですが、それがとても役に立ちました。また、庭園の中に1つだけ茶店があり、お饅頭を売っていて、購入すると暖かいお茶を付けてくれます。
お饅頭の中に、かりんとう饅頭というのがあり、注文したらお店の人がトースターで暖めてくれるのですが、温めたかりんとう饅頭とお茶がとてもおいしかったことを覚えています。寒い中で食べるととても温まりますし、甘さがちょうど良くて、はまってしまう味なのでおすすめです。
アクセスは?駐車場は?
わたしは車で行ったのですが、駐車場に関しては御船山楽園の庭園の入り口に駐車場があり、料金も無料だったのでとても便利だと思いました。また、シーズンに行ったにも関わらず駐車場が広いので混んでいて入れないといったこともなかったです。公共の交通機関について、調べたところJRの武雄温泉駅が最寄駅のようです。そこから御船山楽園まで約3kmあるみたいなので、JR武雄温泉駅からタクシーに乗って御船山楽園に行くのが行きやすい行き方みたいです。
まとめ
あとは入り口で庭園のマップをくれるのですが、暗くて見えないので携帯電話のライトの機能が弱い場合は、マップを照らす用のライトを持っていったら便利かと思いました。