私自身、地元が浜松市内です。私が小さい頃から子供会に入り、浜松まつりに参加してきました。結婚して、こどもが小さい頃も凧揚げ会場には足を運び、夜も参加はしないものの見学はしてました。もちろん今はまた参加しています。初子の誕生を祝うお祭りです。浜松まつりの起源は、今からおよそ450年前にまで遡ると言われています。昔はこどもが多かった
毎年いつ?昼も夜も?
ことから、長男の誕生を祝っていましたが、最近ではこどもも少なくなり女の子でもお祝いします。昼間に、初子の名前が書かれた凧を揚げ(町内の凧も揚げます)、夜にはお酒やお食事を振舞ってお祝いをします。まつり期間中、どちらの会場もすごい人で賑わいます。浜松市全域で法被姿の人をたくさん見ます。昼の部の凧揚げ会場と、浜松市中心市街地に露店
が出ます。毎年GWの5月3日から5月5日までの3日間行われます。各町内で5月2日の夜に、前夜祭も行われます。まず浜松まつりと言ったら、凧揚げですが、5月3日の10時から凧揚げ会場にて、開会式の花火の合図と共に、浜松の約170か町の凧がいっせいに揚げられます。たくさんの凧が揚げられた空はとても素敵です。激闘を鼓舞するラッパの音と共に数百人が
入り乱れての凧揚げ合戦が行われます。そして、糸切り合戦が行われます。浜松市中心市街地では、各町内の御殿屋台が集まっていて見られたり、年によってはパレードや大道芸などイベントが行われます。またミス浜松を決めるコンテストも行われます。テレビ取材も必ず毎年来ます。全国的に有名なお祭りだと思います。
夜はもっと盛大に
夜になると、中心市街地や各町内で屋台の引き回しや練りが始まります。屋台はお囃子を女子小学生が担当していて、笛や太鼓、三味線などとてもきれいな演奏をしてくれます。各町によって曲が違うのもまた素敵です。こどもが少ない町内では1年生から。こどもが多い町内では5年生からお囃子をします。お化粧をしていて、きれいでとても可愛いです。屋台とは別
にラッパ隊が音頭を取り、激練りが始まります。私の参加している町では、小学生(子供会)、中学生、大人と分かれて練り歩きます。小学生も、5,6年生になると男子がラッパや太鼓を担当します。大人にはお酒も振る舞われ、フラフラに酔っ払っている人もたくさんいます。みなさん、とても楽しそうです。3日間で行われるので、昼の部も夜の部も出来れば是非
見学だけではなく参加することをおすすめします。練りに参加するとなると費用はかかってしまいますが、買い揃えることが出来たら法被を着て髪をセットして…それだけでも本当に楽しいです。自分たちだけの内半纏を作る人もいます。手ぬぐいで帽子やカバンを作る人もいます。まつりの時しか出来ないような髪型をする人もいます。まつりの時のために髪を伸
ばす人もいます。仕事を休んで参加する人もいます。それくらい価値のある3日間だと思います。
アクセスは?駐車場は?
会場は、静岡県浜松市全域。旧浜松市全域、と言っていいですね。昼の部の凧揚げ会場は遠州灘中田島砂丘で行われます。夜の部の練りは浜松市街地、または各町内で行われます。凧揚げ会場まで、浜松駅と飯田公園(浜松市南区大塚町1876-1)臨時駐車場の2カ所から、臨時で直通シャトルバスが出ています。9時から14時の間です。どちらも片道280円、こども
料金は140円です。凧揚げ会場周辺の国道1号から南は、交通規制区域となります。飯田公園には駐車場が設けられています。8時から16時の間、約1200台とめられます。また町内によっては、無料で凧揚げ会場までバスが出るところもあります。町内の人でなくても誰でも乗れます。浜松市中心市街地はまつり期間中、交通規制がかかっていて通行止めです。夜の各
町内でも屋台が通る時間帯に通行止めになる場合があります。お問い合わせは、財団法人浜松観光コンベンションビューローへ0534580011
まとめ
浜松まつりは地元のまつり!というイメージが強いみたいですが、他の市から来て、祭りに参加してハマった人もたくさんいます。青年隊(各町内のまつりをまとめるような人)は、誰でもなれます。是非GWに浜松に来れたら、まずは見学、そして出来れば毎年参加してほしいと思います。